佐藤正午のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今は亡きリバーフェニックス君主演の「Stand by Me」と、大林監督による尾道3部作の一つ「転校生」を思い出させる内容でした(後者は、最近で言えば新開監督の「君の名は」でもいいですね、入れ替わり系!)。あと、もう一つ上げるとしたら「未知との遭遇」ですね!
結局、疑問に対する答えは語られないし、現実的でない出来事もなんら種明かしされないのですが、それはそれでよくて、なるほどこういう話か、という風に納得できる作品でした。
小学生や中学生の頃って、なんで”裏山”とかに登りたくなるのでしょうね。かくいう私も、小学校の裏にあった”潮山”に登った覚えがあるのですが、それが本当だったのかどうか記憶が -
Posted by ブクログ
38歳の丸田優のスマホに「今年の冬、彼女はおまえの子供を産む」という起こり得るはずのないメッセージが届くところから物語が始まる。
登場人物たちの記憶が曖昧だったり、明確に語られなかったりして、最初はもやがかかったような感じだったが、読み進めるにつれて、登場人物たちの小学校や高校、大学の頃の過去の輪郭がだんだんはっきりしてきて、また、謎の語り手の正体も明らかになり、話に引き込まれていった。
ただ、最後はかなり尻切れとんぼな感じで、結局何だったの、という思いを拭えなかった。おそらく白黒はっきりさせないというところが著者の持ち味なのだろうが、自分はすっきりしない読後感だった。
また、オカルト要素も物 -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかくモテる主人公と、ロリコン叔父さんと、クセ強女性陣。相変わらずだが、会話がめちゃくちゃ面白い。ナボコフのロリータを読んでたらもっと面白かったのだろうか。
皮肉な鮎川さん↓
「ピアノを弾くために不利な手を持って生まれてきた人間がピアニストをめざす。自分の才能の程度に気づかない人間が、その才能を生かすしかない世界に人生の前半を賭けてしまう。そんな悲劇が世の中にあるだろうか、と僕は彼女の手をちらちら眺めながら考えてみたのだが、それを悲劇と呼ぶならそんなものは世の中にはいくらでも転がっているに違いなかった。」
クズ〜笑↓
「むろん彼女に少しでもその気があれば、彼女と寝るのは容易いはずだった