佐藤正午のレビュー一覧
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何度も思ったのは。
交通事故だけならともかく。
その後の対応がかおりのその後の人生を本当に大きく変えてしまった。
タラレバだけど、大雨のなかオバアチャンを助けていたら、結果助けられなかったとしても自分の中の心の持ちようは違っていたと思う。
この本で人の道に反する事は決してしてはいけない、道理を外す行いはしないよう生きる。その大事さをこれでもかと突きつけられた。罪をしっかり償ったハズなのに。子供と会えても、土居さんとの関係が良き方向に進んでも、その後のかおりの人生を永遠に縛り続けることになると思う。
交通事故でさえこんなことになるのに、世の中怖い事件が沢山起こってる。罪を犯す人たちは自分の -
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私のとっておきの一冊は、佐藤正午さんの『熟柿』です。
2日で読み終えましたが、気持ちとしては一気読みしたような作品でした。さすが佐藤正午さん、読ませる力は見事だと感じました。
題名の『熟柿』には、本作では「気長に時期が来るのを待つ」という意味が込められており、作品の内容にぴったりだと感心しました。また、私が調べたところ、「熟柿」には隠語として泥酔漢を指す犯罪語という意味もあるようで、こちらも作品の背景を考えるうえで興味深いものでした。
正直なところ、主人公を含め登場人物にはあまり共感できず、読後感も決して良いものではありませんでした。それでも、なぜか心に残る、強く印象に残った一冊です。
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著者初読み。
上巻の冒頭から、話があちこちに飛び、読み進めるのが本当に大変だった。
でも、何故か上下巻で1000ページを超える作品なのに2日で読み終えてしまった…
何を読まされてるのか?
これは本編?
それとも津田が書いてる作品の中?
パラレルワールド的な?
たくさんの???が頭を埋め尽くす。
なのに、先が気になってしまうのは、作者の巧みな筆力によるものだろう。
あらすじだけ読めば、偽札の話のはずなんだけど、本筋が掴めないまま、下巻へ。
下巻は一転して、上巻の点と点を繋ぐように話が進んでいく。
ああ、これがこう繋がるのね…とはなるけど、世界線は相変わらず曖昧なまま。
全部の伏線回収とは行かず、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2020年と思われる年のホラー調小説。
身に覚えのない手紙を受取った38歳のマルユウ、小学生の時にマルユウと一緒にUFOを見たマルセイの葬式に出る佐渡くん、高校卒業時に三人は再び記者に連れられ10年前にUFOを見た山に行くが事故に遭う。
その20年後の物語になるのだが、様々な視点とあいまいな記憶と不可思議な現象が気になってしょうがなく、最後まで読み切ってしまった。
この物語を書いている中学の時の先生の湊、小学時代の先生の杉森、その娘の真秀とマルユウとマルセイたちと関係した人たちも不可思議な現象を感じるのだが、誰も本当のところがわからない。
何とも不思議だが印象に残る小説でした。