【感想・ネタバレ】Yのレビュー

あらすじ

かつて私の親友だったと名乗る男から、一枚のフロッピー・ディスクと五百万の現金を受け取ることになった。フロッピーに入っていた奇妙な物語を読むうちにやがて、彼の「人生」に引き込まれていってしまう。

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Posted by ブクログ

かつて親友だったと名乗る男からの電話。主人公には心当たりがない。なぜなら語られる物語は「Y」の字のように分岐した世界線の話だったから。いったい何があった?知りたくて、ページを捲る手が止まらないが、捲るたびに苦しくなった。読後は「もしもの世界」に思いを馳せずにはいられない。

あったかもしれない世界のことを考えても、自分にとっての現実は今生きている世界でしかなくて、向き合うしかない。弓子の言う「運」も分かるが、加藤由梨の言う「縁」もあると思う。自分の運命って、自分で選んでるようで、自分だけでは決して決められない。ままならないことはいっぱいあるもんね。

北川がその後どうなったのかが気になる。何周目かで事実を知ることになるんだろうか。そうなったら狂ってしまいそうだ。下敷きになった「リプレイ」のような運命を辿るといいのだけど……と考えてしまうあたり少しばかり消化不良。

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時間軸が交錯していて読みづらかった。人生には分岐点があり、今生きている世界とは違う世界があるのかと思うと心は弾む。

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2025年08月04日

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