【感想・ネタバレ】人参倶楽部のレビュー

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Posted by ブクログ

佐藤正午の人参倶楽部を読みました。

地方都市のスナックを舞台に透明な筆致で描かれた恋愛の物語でした。
真夜中のスナックで妻子がいるのに、ときどき女の子と付き合っているスナックのマスターが主人公です。
不倫に疲れた女、冗談だけの小説家、来るはずのない女を待つ男といった人物たちがマスターとたわいもない会話をしていくなかで、それぞれの人物像が浮かび上がってきます。

それぞれの登場人物の視点で、思い通りにいかない恋愛の物語が語られていきます。
マスターの人間的な魅力にひかれて彼らはスナックに集まってくるのでした。

最後に登場する主人公の妻の描写が特に秀逸だと思いました。

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2014年09月26日

Posted by ブクログ

スナックってあんまり行ったことないけど、BARは好き。
で、バーテンダーとかマスターとかって、もうちょっと真面目よ。
この人ったら、女たらしで、一見いい人そうだけど最悪な男だなって思った。
まあ、そういう人も中にはいるってことかな~

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2013年08月26日

Posted by ブクログ

深夜営業のバー「人参倶楽部」のマスターと、そこに集う男女。他愛のない会話とはずみの恋。静かな夜にちょっと一杯呑みたくなる連作短編集。
マスターの台詞がいちいちニクい。小さな店だが、こんな酒場の馴染み客だと人生の豊かさを感じるだろうなあ。登場人物たちの人生楽しんでる感がとても羨ましい。

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2018年02月01日

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