あらすじ
小学校教員・鵜川勉。同僚・美千代との結婚が現実味を帯び始め、平凡な暮らしがこの先も続くと考えていた。その矢先、美千代の中学時代の後輩・遠沢めいと出会う。鵜川はめいに抗いがたく魅かれるが、彼女には執拗につきまとう男がいた。追い詰められた二人は男の殺人計画を立てる。決行直前、めいからの手紙の一文と不測の停電が、二人の運命を大きく狂わせる――。佐藤正午の傑作、3か月連続新装版刊行第三弾。
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Posted by ブクログ
題材
日常、学校、病院、拳銃
テーマ
運命の出会い
誰が何をする話なのか
主人公が一人の女性に翻弄される話
最も伝えたかったこと
遠沢めい
キャッチコピーは何か
「暗闇の中の銃弾が、女を変える。男を変える。」
その他(心に残ったことなど)
ラストのこれまでをおさらいのシーンがこの物語のすべてだった
Posted by ブクログ
主人公の人となりや生活、そして大事件が淡々と、丁寧に一人称で語られています。
後から説明される出来事も多く、若干読みにくくはありますが、伏線回収の楽しさもあります。
忘れた頃に再読しようと思います。
Posted by ブクログ
自分が受け取ったのは、好きと執着は違うが執着の方が強い感情なんだよっていうこと、20代と30代では行動の重みが違うんだよっていうこと。
主人公の行動に声を出して突っ込みたくなるけど、それも含めて盲目的な執着だったからなのかなと思ったり。