佐藤正午のレビュー一覧

  • 永遠の1/2

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    ずいぶん昔に書かれた本とは知らず、買ってしまったのだが・・面白い。野球好きで、競輪好きならもっとよかったのに!同じ時代を生きてる作家と、共鳴できる作品。
    それにしても、自分そっくりの人が存在していて、その人のために、事件に巻き込まれたとしたら・・私も・・同じように動くだろうなぁ・・
    この主人公・・ほんと、面白いわ!
               2008.2

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    2009年10月04日
  • 小説の読み書き

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    夏目、芥川、太宰、三島など近代日本文学の層々たる大家の名作を読みほぐし、文体を細かく分析。何気ない一文に徹底的に拘り、なぜ作者がそう書く必然性があったのか、どこに推敲の後が見受けられるかをユーモアたっぷりに解き明かす小説読本。

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    2009年10月04日
  • 小説の読み書き

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    「無頼という言葉の対義語は何かといえば、それは独身である。」

    小説家っていうのはこういうふうに他の作家の小説を読むのかぁ…!選ばれた言葉、文体、表記について、言われてみればなるほど確かに!な指摘ばかり。ときどき吹き出しつつ、著者を含む「文芸」する人たちへの敬意を新たにした。ぜひこの評論は続刊を出してほしい。佐藤正午の小説ももっと読みたくなった。

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    2009年10月04日
  • 小説の読み書き

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    山本昌代か誰かが書評で褒めてたのを見て購入。実際面白かった。扱われている作品はどれも有名で、読んだことのある(そして既に忘れてる)ものが多かったのだが、なるほどなるほどと思いながら読んだ。小説の内容よりも形式に注目しての読みというものをここまで分かりやすく、面白く書くことはなかなか容易ではないと思う。

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    2009年10月04日
  • 熟柿

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    重い。ほんとに一瞬の出来事がその後の人生を大きく狂わせていく。住まいも仕事も変えながら、それでも生きていく主人公の姿は息苦しくなるけど逞しい。ただただ日々を重ねることが思いもよらぬ救いにつながることがあると、読後少し光が見えた。

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    2026年01月31日
  • 熟柿

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    熟柿。最後そこに繋がるんだ。
    熟柿が嫌な印象から良い印象に。
    待つ時間も大事というか、物事をそう捉えることが大事というか。

    柿色の本の内側が素敵。

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    2026年01月31日
  • 熟柿

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    人身事故をきっかけに産まれたばかりの息子と離れ離れになってしまった女性の生涯。長く険しい道のりで事故の贖罪をもちながら懸命に息子の為に生きる姿がとても感動しました。本当に先が見えない中で生きていく指針もないまま日常が過ぎていくのは過酷なことだと思うが、熟柿のように時が来るのじっと待つ。人生において大切な事をこの作品から学びました。

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    2026年01月30日
  • 熟柿

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    晴子伯母さんの葬儀の帰り道、かおりはおばあさんを車で轢き死亡させてしまう。車には酔っぱらって寝ていた旦那、お腹には子どもがいた。すぐに通報しなかったことで、ひき逃げ犯となり刑務所に入り子どもを産む。そこからは転落人生、子どもに会いたいだけなのに…。かおりは幸せになれるのか?

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    2026年01月25日
  • 熟柿

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    細部まで行き交っている因果を描く力量がスンバラシイけれど、もっとあなた自身の中身を知りたいとおもった

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    2026年01月25日
  • 鳩の撃退法 上

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    「永遠・・」に続き、上下巻の長編に挑戦。やっぱりクセのある読み物だった・・。長い文章になかなか慣れず、挫折しょうかと思った上巻の中盤あたりからストーリーが動き出して、パズルのピースが集りだす。最後に登場人物が芋づる式に繋がり、落ちてきたボールは自分が投げたものだった、というような結末。別々に語られたことを、軸を変えて一連の出来事に組み立てられていて緻密だなーと思う。
    書く必要がなかったのだろうけど、失踪した幸地一家がどうなったのか、晴山青年が最後に一緒にいたのは誰なのか、知りたかった。

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    2026年01月23日
  • 熟柿

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    出だしから何か未来に待ち受ける不幸を暗示するような不穏な空気感があり、不幸そのものよりも不幸が起こるまでのヒリヒリした感じが一番胸に堪える私にとっては、なかなかにドキドキする滑り出しだった。

    事故に関しては明らかに本人に原因があるため同情はできないものの、本人視点で読む小説であるため、悲しみと後悔に寄り添う気持ちが沸いてくる。
    出所後、西へ西へと流れていく様子は少し八日目の蝉を思い出させた。

    作中コロナが出てきて、普段現代小説をあまり読まない私にとってはとても新鮮な感じがした。
    “自粛”や“三密回避”によって多くの人の人生が狂わされたことも小説の題材として書かれるようになってきているらしい

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    2026年01月20日
  • 月の満ち欠け

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    映画で観たの忘れてて、途中で思い出して全部大泉洋とかすみちゃんで再生された〜。映像化してるやつは先に本読みたい。。
    ありがちな生まれ変わりの話ではあるんだけど、描写が綺麗だった。設定も細かくて一貫性があって、そりゃ映像化されるわ〜という感じ。(何様)
    新作も読みたい!

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    2026年01月16日
  • 鳩の撃退法 下

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    ネタバレ

    「僕」が作り上げた虚構の世界と小説のなかの現実がないまぜになって、ノロノロと進んでいくストーリー。展開がまだるっこしい事が多く、ある意味リアリティがあるとも言える。過去と今をゆきつ戻りつする展開にイライラしつつも最後まで読み切ってしまったのは、著者の卓越した表現力があったからかもしれない。
    結局は、偽札=鳩が紛れ込んだせいで、主人公は遺産を無駄にしてしまったという話。悪の組織の倉田健次郎は何のために偽札を作り、紛れ込ませたのか?悪がのさばるのに間接的に加担してしまった主人公にモヤモヤする。

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    2025年12月31日
  • ビコーズ 新装版

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    佐藤正午のファンだし、佐藤正午の魅力がたっぷり詰まっていると思うけど、恋愛を軸としている小説は好まないので、いまひとつ好きになれなかった。

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    2025年12月24日
  • Y

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    タイムスリップものですが、タイムスリップ前の世界と後の世界の違いを見事に表現しています。
    ただ、タイムスリップものは素材としてはありきたりなので、もう一工夫欲しかったです。

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    2025年12月12日
  • 月の満ち欠け

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    愛する人に再び出会うために、生まれ変わる、お話。
    ロマンティックではあるが、、、。
    話が長すぎて、繰り返しが多くて、ちょっとウンザリですな。


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    2025年11月16日
  • 人参倶楽部

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    人参倶楽部という深夜営業のスナックでのマスターと客にまつわる連作短編集。
    浮気性のマスターがなんだかふわふわしていて、こんな人いるよなあとと思いながら読んだ。
    常連の話やマスターのすったもんだがなんだか身近な話のように感じられてほっこり。

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    2025年11月06日
  • スペインの雨

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    短編集はあまり好みではないのだけど、これは心地よく読めた。
    佐藤正午さんの文章は美しくて好きだ。
    「ルームメイト」が一番よかったかな。

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    2025年10月14日
  • 月の満ち欠け

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    佐藤正午さんの直木賞受賞作です。映画化もされているらしく、佐藤正午さんの、万人受けするような作品って一体どんな感じなんだろうと期待と不安で読んでみました。が、やっぱりちゃんと佐藤正午さんでした。軽妙で独特な会話のやり取りが非常に癖になります。この物語は登場人物がそこそこ多く、時間も行ったり来たりするのでだんだん誰と誰がどの時代の何だったっけってなるんで相関図を作りながらがいいかも。「生まれ変わり」という非現実的・非科学的なテーマを扱っているのでファンタジーだと割り切って読みましたが、参考文献にもあるように、実際に前世の記憶をしゃべる子供がいるらしく、研究も行われているそうです。

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    2025年10月04日
  • 月の満ち欠け

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    ネタバレ

    愛する人に会うために生まれ変わってあなたの前に現れる。
    前半は不思議感が先行してどうなるのか興味を持って読み進めていったが、途中でペースダウン。回りくどくて、女の執念さがちょっとダメかな。

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    2025年09月25日