佐藤正午のレビュー一覧
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佐藤正午が競輪好きなことは「side B」から知ったのだけど、これは競輪を題材にした6つの短編集。
作者は佐世保だけど、私は長崎に住んでいた頃、もう50年程前になるけど、造船所勤めの伯父に連れられて競輪場へ行ったことがある。今は競馬ばかりで、競輪は観たい番組がない時に大きなレースをやっていれば観る程度だけど、別に競輪も嫌いな訳じゃなく、私のこういうもの好きはその頃にルーツがあるかもと思ったりする。
その割に博才無いこと甚だしく、わざわざ当たり馬券を外して買ってるような結果には、我ながらよくも続けているもんだとうんざりするが、来週になったら、今度こそ当たる様な気がするんだよねぇ、これが。最初の話 -
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ネタバレ[ 内容 ]
小説家はどんなふうに読み、また書くのか。
近代日本文学を代表する小説家たちの作品を書き写すように読み解きながら、「小説の書き方」ではない「小説家の書き方」を、小説家の視点から考えるユニークな文章読本。
読むことは書くことに近づき、読者の数だけ小説は書かれる。
こんなふうに読めば、まだまだ小説だっておもしろい。
[ 目次 ]
川端康成『雪国』
志賀直哉『暗夜行路』
森鴎外『雁』
永井荷風『つゆのあとさき』
夏目漱石『こころ』
中勘助『銀の匙』
樋口一葉『たけくらべ』
三島由紀夫『豊饒の海』
山本周五郎『青ベか物語』
林芙美子『放浪記』
井伏鱒二『山椒魚』
太宰治『人間失格』
横光 -
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「三つ数えたら明りを落とす
それから百数えないうちにそこに迎えにいく」
ビルの下にいる私に誰か、そう声をかけて降りて来て下さい!
「女を蕩けさせ夢中にさせる」才能がある男・鮎川英雄
蕩けさせるって凄いですよね それもダイレクトに身体を蕩けさせる能力であり更に凄い!
本書には、スクラブルと言うゲームが登場します
あのクロスワードパズルみたいなゲーム それも英語です
英雄は会話のなかで日本語に訳した英語のことわざ、みたいなのを常に入れていて意味が所謂、教科書の言葉みたいなのが入ってトンチンカンにな空気を作りだす
そこが洒落ている
って言うか、実際にはそんな奴絶対いない!
万が一いてもただの -
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本屋大賞ノミネート作。
皆さんの超高評価!!
期待大で読みましたよっ!!
伯母の葬儀があった夜、天候が下り坂に。
夫は酔わされて泥酔していた為、かおりの運転で帰路につく。激しい雨が降る中、かおりは何かに衝突してしまう。
激しい雨が降っている中、かおりは衝突したものを確認せず帰宅する。
かおりは轢き逃げの罪に問われ、服役する。
服役中に息子・拓を出産するのだが、警察官だった夫に離婚を突きつけられる。
↑めっちゃそわそわする展開ですよね。
これからどうなるの!?
彼女や子供はどうなるの!?
彼女のその後が描かれるこの本。
感情移入派の私は、ひき逃げ犯になって、服役して、その後、働いて、働い -
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雨の水曜日。
午前中からひたすら「熟柿」を読んだ。
最初から最後までほぼ主人公の女性のモノローグが続く。
彼女に起こった出来事、そしてその後に続く人生がしんどくてしんどくて、やりきれない。
これを読んだら雨の日の運転はしたくなくなる、
そんなお話。
後半に差し掛かるまでは
彼女の話しぶりやその行動から、
もしかして精神を病んでる?と思わせるような雰囲気で、居心地が悪かった。
でも流れ着いた最後の地で、ようやく頬に赤みが差したような、人間の感情を取り戻したような、
そんな変化にほっとした。
博学な土居さんから熟柿の意味を教えられた時、
主人公と同じように肩の荷が降りたような気持ちにさせられ -
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ネタバレこの小説を読んでしまったら、周りの人間関係が違った景色に見える。だろう。
生まれ変わりはあるかないか、などどうでもいい。この小説を読んで気づいたのは生まれ変わりの可能性のある人物というのはその人が生きてきた過去の記憶があるかどうかで判断する。つまり、記憶は同一だけれども、肉体的には別人。もっと言えば、記憶がなければというか、揮発性のメモリであれば生まれ変わりとかそんなことは関係ない。争いもなくなるだろうなぁ。
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あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、