ゆき林檎のレビュー一覧
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「怖い」と思われるくらい、一筋に一人の人を愛せるってどんなだろう、と自分を顧みて考えさせられた作品だった。自分の中で妄想が先走って、その人じゃなくてその人への理想に執着してるんじゃないか。
この作品を読んで、一途な気持ちの一つのカタチを知った気がした。 -
とても文学的で美しい作品でした
さすが不朽の名作と言われるだけのことはある!
いい意味で引きずる話です
長年のすれ違いが切ないしもどかしいけれど、この過程がなければ時代や立場を乗り越えることはできなかったのだろうとつくづく思わされました
最後の別れの場面でも、悲しさがないのが本当に幸せだったんだなと...続きを読む -
好きな作家さんなので購入しましたがやはり今回のお話もよかったです。
絵が好みなのもあるのですが、お話も切なさとキュンが混じったような感じで引き込まれます。
お勧めできる作品です! -
二人のラブラブな生活が垣間見れて良かった!
もっと読みたかったけど、2人がやっと思い合い、邪魔されず幸せな日々を送れたんだなと思える話で満足です! -
えちシーンはないんですが、
全体的にキュンとくるお話でした。
先生の狡さとか、加藤の魔性さとか
色々あっておもしろい。
淡々と進んでいるように見えて
現実味があるお話でした。 -
2人の幸せな記憶を読めて、やっと読み手も穏やかになれた気分。これ以上を望むのは野暮だと分かりつつも、もう少し2人の日々を描いて欲しかったです。
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高卒で入社したアニメ会社。同期は皆新しい道を行き、1人会社に残っている主人公も、育ててもらった先輩と同じような立場となった。最後、急に四年後の話になり飛びすぎて寂しくなりましたが、これぞ成長物語だと思います。
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前巻のように夢を叶えて辞める人もいれば、今巻のように見切りをつけて辞める人もいる・・・。どうすることのできない現実と向き合ってこそ、人は成長していくのだと思います。
それを読むことが出来てとても良かったです。 -
主人公の同期が一人辞めます。夢を叶えるために悩んだ末の退社・・・去るものも寂しければ残されるものも寂しいものです。しんみりとしつつ、主人公を含め、若者たちの成長を感じさせられました。
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ノンケの人が男の人を好きになるのって物凄く葛藤すると思う。それが描かれていてとても良かったです。惜しい点としては、もう少し話数があれば更に細かく書かれていてのでは・・・と思ってしまいます。それでも、受けの想いが報われて良かったなと思えます。モブ女生徒達の会話が一コマありますが、とてもツボでした。
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書き下ろしで表題作の後日談があります。本編最後で将来的に結ばれることが示唆されてはいましたが、そこに至る過程が甘酸っぱく描かれています。きゅんきゅんしてしまいます。