ゆき林檎のレビュー一覧
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さすがさすがのゆき林檎先生!
ハズレ無し、全作読み応えある良質な短編集です。
表題作はもちろんのこと、草食系マスターの続編もすごく好きだったし、オマケマンガ的な『ヒゲとアフロの消失』とかホント吹き出しましたw
そして賛否両論の問題作?『アフターダーク』も、私はアリよりのアリアリ。
こういう仄暗い作品も描けるんですねぇゆき林檎先生。。。
最後のあとがきではその『アフターダーク』についての枠でぶふっとなりまして…うんそっちの未提出ネームの方の作品も読んでみたかったですよワタシはw
ゆき林檎先生の引き出しの多さに舌を巻いて「さすが〜!」と思わざるを得ない1冊でした。
大満足の星5つ。
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わあぁぁぁぁぁ
すっごいすっごいすっごい良かった!
ゆき林檎先生作品を立て続けに読んでます
『玉響』『或る日』『少年と神隠し』
そして『グッドバイライラック』
私にとって初めてのゆき林檎先生の現代モノ作品!
めっちゃくちゃ良かったぁーーー!!!
加藤くん、とことん可愛い…これはもう先生すぐに落ちると思ってたのに、意外と粘ってた(笑)
つかとっくに落ちてるのに、さすがの鈍チン&常識の鎧でなかなか自分の本心に気が付けないというね
ライラックの花言葉は初恋
ライラックを見てそう語る加藤くんを思い出し、そのままどんどん「好き」と真っ直ぐに語りかける加藤くんの姿や笑顔ばかりが溢れてきて
ようやく、ようやく、気が付けた本 -
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切なくも美しい和風ファンタジー
再読でのレビューです。
初読の時にも一定以上の良質な感動を得られました。
が、特に昨晩『玉響』『或る日』を読んだ後の再読の今日は…
登場人物たちへの感情移入が初読時とは比較にならないほどスムーズで、どんどん物語の中に没入していくのを感じました。
作画と物語の美しさや切なさにこれまた初読時の何倍も胸がギュウッとなりました。
愛する想いの強さは美しいばかりではない。
一歩間違えれば逮捕された大河内のように独りよがりな醜い妄執の鬼になりはてる…
それを嫌というほど知っているであろうテンは、あのように美しい姿のまま、しかし輪廻の輪から弾き飛ばされてしまっていることの悲劇。
修一郎との出会い(再会)が -
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時代やそれぞれの家の事情などで行き違う二人がようやく想いを遂げる過程が、切なくて、でも優しいストーリーです。読んだ後はほっこりとした気持ちになりました。
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群像劇
アニメ業界の内部、というよりアニメ会社で繰り広げられる人間関係のあたたかい物語という感じ。各キャラクターに数話ずつスポットが当てられ、成長や苦悩などを見てきたが、最終巻となる4巻では再びエダ中心の物語で幕が閉じられていた。綺麗なおわりかただと思う。
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群像
エダたち作画班の他に、数話スポットが当てられる新キャラが出てくる。話が逸れたり分散される感じはせず、綺麗にまとまっていて読みやすい。
今野さんのらくがきが可愛い。 -
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あたたかい
最近映画化された某アニメ業界小説を読み、アニメ業界のマンガであるこの作品を読み返したくなった。登場人物は分かりやすくクセのあるひとばかりだが、皆信念を持ち作品への愛があることが伝わってくる。
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泣ける。
この時代の、許されない関係をなんとかして形にしようともがく2人の様子は、なんど読んでも泣けます…。ゆき林檎先生の作品は、絵もストーリーも好きで、中でもこの作品はとてもお気に入りです。