青木理のレビュー一覧

  • 僕たちの時代

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     1960年代後半生まれ、「バブル世代」の社会派ジャーナリストとアングラ系編集者の対談だが、「僕たちの時代」という世代論を連想させるタイトルは明らかにミスリードで、内容の大半は世代観とあまり関係のない現在のマスメディアの劣化状況に対する批判である。司法・警察の闇、やくざやアウトローの変容、死刑制度、芸能界タブー、原発などとメディアの構造的矛盾を突く。メディアの修復不可能なほどの堕落に戦慄を覚えるとともに、管理社会に進んで従うこの国の大衆の民度の低さを改めて突きつけられる。

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    2018年08月16日
  • 政権崩壊 民主党政権とはなんだったのか

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    面白かったです。
    100%本当かどうかは分かりませんが。
    日本の検察。マスコミってあまり信用できない
    部分もあるのだろうと思いました。
    やはり少なくとも、検察・マスコミ・(この本には
    なかったですが)米国に民主党政権は
    つぶされたという側面もあるのだろう。
    それと、管氏と野田氏は、あまりすぐれたリーダー
    ではなかったのだろうと思う部分はあります。

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    2013年08月07日
  • 日本の公安警察

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    [ 内容 ]
    オウム・革マル派との“隠された戦い”とは?
    監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は?
    誰にも書けなかった“治安活動”の真実。

    [ 目次 ]
    1章 厚いベールの内側
    2章 特高から公安へ
    3章 監視・尾行から工作まで
    4章 公安秘密部隊
    5章 戦後の公安事件簿
    6章 オウム・革マル派との“戦い”
    7章 警察の外にある「公安」
    8章 監視社会と公安警察

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振

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    2010年06月28日
  • 日本の公安警察

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    「公安」についてお手軽に概観したいと思って家人に相談したら薦められた本(私が読んだのは古い版)。数年前の情報なので多少古いのは否めないものの、実はいろいろある「公安」と名のつく組織の違いとか、現実の活動の一端など、興味はあったけど初心者という私のような読者にはとってもおすすめ。

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    2009年10月04日
  • 百年の挽歌 原発、戦争、美しい村

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    で、なに?
    内容とは違うが、一億総動員、総員玉砕、と言って、
    天皇以外居なくなってたら日本はどうなっていたのだろう。
    国は、それを深く考えるべきだよ。
    日本という国は、国体を守るという、本末転倒な理屈で平気で国民を切り捨てる。
    この体質はいまたに変わらない。
    変わらない限り、日本はあの戦争を深く考えて、反省していない、追い詰められたらまた繰り返すだろう。
    国体という存在は、いったいなんなんだろう?

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    2026年03月12日
  • 闇の奥 頽廃する権力とメディア、そして仄かな光をめぐるルポ・時評集

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     本棚に『闇の奥』を見つけたとき、ジョセフ・コンラッドの同名小説とつながりがあるのかと思い手に取った。ジョセフ・コンラッドの著書は地理的な奥地に作り上げられた王国の闇を描いていたが、本書は日本の権力機構に構成された王国を点描している。そこに一筋の光明を感じたいという著者の希望が、現状を闇の奥と表現しているに過ぎない。

     すでに報道された事実をもとに書かれたこのコラムを読むと、暗澹たる気持ちになる。書かれたものは2020年あたりから2025年までのことだが、状況は悪くなるばかりでやはり暗澹たる気持ちが上書きされるばかりだ。 第51回衆議院議員選挙を目前に、権力の中枢である与党の振舞いは見るに堪

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    2026年02月04日
  • 闇の奥 頽廃する権力とメディア、そして仄かな光をめぐるルポ・時評集

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     「結びに」(pp234-236)に記された著者自身の定義によるとルポ・コラム集ということになるらしい。二〇二〇年代前半の時評集という読み心地。内部告発・リークの話題が多く取り上げられるのは、体制のなかで人は生きざるをえず、しかし体制が誤っているなかで人がどう行動するべきかを常に著者が考えているからだと思う。「理解増進法」に「すべての国民が安心して生活できるよう留意する」という文言が追加されたことについて「少数者の人権は多数者の「安心」のために制約されうる、と堂々公言したに等しい」という指摘(p172)に絶望しつつ深く頷く。

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    2026年01月18日
  • 安倍三代

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     安倍寛、安倍晋太郎を祖父·父として持ちながらも、素直で凡庸で決して頭の良くない晋三が、民主主義を、言論の自由を破壊するような政治を行ったのかがよくわかる本だった。

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    2025年04月08日
  • スノーデン 日本への警告

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     アメリカの諜報機関に勤めた著者が、アメリカによる監視の実態を暴露した本。アメリカでは、たとえば民間会社と協力して、無差別、網羅的な監視を行ったり、弁護士に対するスパイ活動は法律上禁止されているのにもかかわらず外国政府との情報共有を行うなど、民主主義、法治国家のアメリカが、秘密裡に監視していることを明かしており、日本も含めて多くの国が監視対象となっている。このように、著者が暴露しなければ判明しなかった情報が、本書で紹介される。

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    2024年12月15日
  • カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに

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    好きな書き手。忖度が蔓延り、不寛容な時に、書きずらいこと、言い難いことを書いてくれる貴重な存在。難しい(私にとって)話が続いて、少し疲れたのでひと休み。また、手に取る日まで、ひとまず中断。

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    2023年11月05日
  • 日本会議の正体

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    考え方や意見は常に対立する事でバランスが取れている。人間が生まれつき本能の様に考えを持って生まれるわけではないのだから、誰しも教育環境や家族の影響など、外部の作用で考え方が確立する。
    政教分離の原則は守られるのは当然だが、様々な考え方の人が集まって国家を形成するのだから、意見対立は当然だし、何かしらの宗教に心酔する方々も国民だ。宗教とまで言わずとも、同じ考えや意思を持つ個人が固い信念の下に集まれば、ある意味、熱気や熱狂は宗教染みて見られても仕方ない。団結したり熱い議論を交わす事で、生き甲斐や仲間意識を求める人もいるだろう。
    またその様な熱気を集団の力として利用しようとする政治家も合理的と言えば

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    2023年03月25日
  • 破壊者たちへ

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    サンデー毎日連載コラムをもあとめたもの。このため、ひとつのテーマに絞り込んで書かれたものではありません。コラム毎に話が飛ぶので、消化不良、物足りなさを感じました。
    書かれた当時に読んでいれば印象は違ったと思います。

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    2022年08月28日
  • 安倍三代

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    作者青木氏は、サンデーモーニングのコメンティーター。

    あの暗殺事件の記憶も新しい安倍晋三と

    父、安倍晋太郎、そして晋太郎が敬愛してやまない祖父、安倍寛。
    この3代にわたる人物リポルタージュ。

    暗殺事件後一般人が口に出していう印象「感じがよかった、フランクだった」

    ニュースで出ていたが、私は何か腑に落ちなかった。



    その祖父「安倍寛」

    平和を希求し、国民の生活を問題視していた

    選挙活動時、家には官憲が何人もいて、いつもプレッシャーを感じていた

    そんな父を尊敬し、同じように平和を希求し、

    毎日新聞に務めた経験からグローバルな視点を持ち

    人種を超えて誰からも話が聞ける「安倍寛」

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    2022年08月11日
  • 絞首刑

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    死刑制度の意義とは?
    死刑制度について考える一助になる本。

    ただ漫然と死刑制度を容認している我が国について、考える良いきっかけになると思う。

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    2025年12月06日
  • 日本の公安警察

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    個人の尊厳をいとも容易く侵害できる公権力の所業は決して他人事ではなく、知らずに監視されている私たちの日常に潜んでいる。身に覚えはなくともデータとして記憶される個人の行動は必需となったスマホや街中の防犯カメラを通して蓄積されている。この見えない足かせに気づくと本当に自由な社会なのかと疑念を抱く。国家とは一体誰を守るものなのか、その時の感情に任せず理性を持って行動することを再認識する。

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    2022年04月04日
  • この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体

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    “もちろん沖縄を好きな人が多いとか、韓国文化を好きな人が多いというのは悪いことではないし、先ほど話したように、そこから新しい交流の回路が生まれてくることに僕は期待していますが、その前提として歴史的経緯への知識や人びとが現に置かれている状況への想像力を持たねばならない。でないと、おためごかしのきれいごとで現実から目を逸らし、差別などを黙認する風潮の背を押してしまうに等しい面がある。”(p.167)

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    2022年01月05日
  • スノーデン 日本への警告

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    前半はシンポジウムのスノーデンインタビューを収録したもので、後半はパネリストによる対談となっている。前半は読む価値があると思ったが、後半の日本の公安に関する記述などはデータ不足感が否めなかった。

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    2021年09月13日
  • 日本の公安警察

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    公安警察から公安調査庁、さらに内調まで触れられており、網羅性は高いが、公表情報中心であること、そして何より古い…20年以上経つ今、最新版が出て欲しい。

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    2021年03月29日
  • 暗黒のスキャンダル国家

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    とても興味深く読みました。
    現状を苛立たしく思いながらも
    ただぼーっと流されている自分を反省しつつ

    しかし
    ほんと
    このままではあかんよ

    ごまかしばかりのトップ
    働く人が報われなきゃ
    働けない人にも優しくなけりゃ

    真実を伝えてくれるジャーナリズムを

    ≪ ごまかしと うそで覆った 彼らには ≫

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    2020年08月20日
  • 増補版 国策捜査 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち

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    副題が示すとおり、「日本の司法を考える会」というワークショップで、検察の横暴によって散々な目にあった人たちが講演したり話し合ったりしたものの記録。
    検察のずさんな捜査や真実を操作しての横暴、勝手にストーリーをでっち上げて無理やり当てはめて物事を片づけていこうとするさまについては最近ときどき見聞きするけれど、本当に恐ろしい。この本で語っている人たち(ワークショップの講演者)って一門の人だったり一クセも二クセもありそうな人たちなのに、その人たちですら揺らぐほどの扱いを受けるらしい。人権侵害レベルともいえそうな。しかも、どうせ嘘をつくならもっとうまい嘘をつけとでも言いたくなるような、一つことに固執す

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    2020年07月02日