青木理のレビュー一覧

  • スノーデン 日本への警告

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    ちょっと大げさかなぁと思う部分は多々ありました。テロで死ぬ人間よりバスタブで溺れる人間のが多いというのも、事故と故意的な殺人を同列に語るのもおかしい気もします。
    トランプ嫌いみたいだけどトランプ当選した背景には目を向けてないし、
    バイアスがかった人の意見ということをわかった上で読む事をオススメします。

    こういう極論でもたまに当たるから。

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    2018年02月13日
  • スノーデン 日本への警告

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    スノーデン氏の日本へのメッセージと、パネルディスカッションから成る。USのトラディショナルなディスカバリカルチャからしたら、なんとも諦観の念を抱かざるを得ないような気がしないでもなくない。

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    2018年01月02日
  • スノーデン 日本への警告

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    書評では信頼のおけるブロガーさんが★5つけてたので、読んでみた。が、どうにもついていけない。内容がリベラルチックで陰謀論者でない限りはお勧めできないな。

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    2017年10月18日
  • 絞首刑

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    ネタバレ

    死刑囚や被害者遺族に対する調査・取材をもとに、死刑制度について語った本。私は、死刑制度に格段の関心を持っているわけではなく、同テーマについての知識をつけたり、考えを深めてきたことは無かった。しかし、本書で大きく扱われていた、取材をもとにした死刑囚の考えや行動、冤罪に関する事案について触れ、司法や犯罪に関する感覚がすこし敏感になったと思う。インタビューや事件の経緯の細かく丁寧な記述は読みごたえがあり、取材や調査においては、とても粘り強く多大な力をかけて実施されたことが伝わってくる。末尾の方の、法務当局や拘置所への批判は、大切なことだとは思うが、やや感情的になりすぎている印象もあり、それまでの流れ

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    2017年10月15日
  • 安倍三代

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     「3代」の評伝を書く場合、間に挟まれた「2代目」をうまく描けるかどうかが鍵を握ると思うが、本書の「2代目」安倍晋太郎については、子息安倍晋三の凡庸さを強調するためにやや過大な評価を与えているとの印象を受けた。タカ派派閥の清和会にあって、それに背反する「バランス感覚」を称える証言を多く採用しているが、これは取り巻く状況によっては確乎たる識見がないとも言え、「平和主義者」「リベラル」という形容も1980年代までの思想構図の中では疑問が残る。1980年代にポスト中曽根を競ったいわゆる「ニューリーダー」のうち、実務派の教養人だった宮澤喜一や老獪な世話人タイプの竹下登に比べ、晋太郎はひ弱な「坊ちゃん」

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    2017年09月27日
  • 日本会議の正体

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    話題の書だった「日本会議の研究」の後追いという印象もあるが、上掲の本よりもインタビューなども豊富で、日本会議と神社本庁とのかかわりについてもかなり詳しい説明がある。「研究」と合わせて読めば、日本会議についての全体像が、かなりわかりやすくつかめると思う。

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    2017年09月04日
  • 日本の公安警察

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    少し古くなりましたが、公安警察の入門書として最適。新書なんで内容は浅い。青木氏も若く、文章がかたい。

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    2017年07月13日
  • 安倍三代

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    やや雑多な内容ではあるが、安倍首相の祖父に当たる安倍寛や晋太郎、そして現首相の周りにいた人々に接触し、インタビューの記録をまとめたのが本書。
    安倍寛が抱いていたのは、政治劣化と軍部台頭により矛盾に満ちていた日本社会を是正することだった。地元の日置村にて村長を務めた経験から、民の苦しみをよく知っており、矛盾に立ち向かおうとする姿勢があった。その姿を見ていた晋太郎もまた、戦後日本における在日等の意見をよく聴き、外務大臣として現実的な対話を重ねる、実にバランス感覚溢れる政治家であったという。
    それに対し現首相はというと、何度にもわたり強行採決を繰り返してきたことから先代、先々代の政治的姿勢とは一線を

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    2017年04月12日
  • 安倍三代

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     著者も書いているように、なぜ安倍晋三氏が2回も内閣総理大臣まで上り詰めたのかわからないと記述しているのですが、読者にとってはそれが一番知りたいわけで。

     祭り上げられるには、それなりに人間的な魅力がないと神輿に乗ることができないと思うので、単に取材不足のように感じる。現在進行形の政治家なので、よく知る知人は取材を受けないと思うので、致し方無と思う。

     安倍晋三氏の祖父 安倍寛氏に対比の意味で取り上げていて、当時の社会情勢の中ではかなりリベラル思想の持ち主で選挙地盤からの信任が厚かったのがうかがえるが、安倍晋三氏とは対極のような記述が多々ある。

     安倍晋三氏の父 安倍晋太郎氏が岸伸介氏の

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    2017年03月26日
  • 抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心

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    日本軍「慰安婦」問題に関する「吉田証言」記事、および原発事故に関する「吉田調書」報道をとらえた、メディア総がかりの朝日新聞バッシングに対し懸念を抱くまっとうなセンスの持ち主ならば、青木理氏のごくごく真っ当なメディア批判に、解毒剤をあたえられたようにほっとするだろう。まことに「メディアの総転向」と呼ぶしかない、異常な状況である。
    前半の青木氏の冷静かつ明快なメディア批判に対し、本書の後半では、攻撃の矢面に立たされている植村隆氏をはじめ、朝日内部の人たちへのインタビューが掲載されているが、こちらはとてもすっきり、とはいかない。若宮啓文や市川速水は、「リベラルと言われていてこれか」と思う程度の歴史認

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    2015年04月09日
  • トラオ 徳田虎雄 不随の病院王

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    ネタバレ

    著者はジャーナリストの青木理氏。

    感想。私にとってはとても新鮮な世界。

    備忘録。
    ・「生命だけは平等だ」
    ・「年中無休・24時間オープン」
    ・「急患は断らない」
    ・「患者からものは受け取らない」
    ・「保険の自己負担も困った人には免除」
    ・「冷暖房費無料」
    ・vs医師会
    ・医療改革→離島や過疎地にも充実した医療体制を
    ・政界進出
    ・保徳戦争
    ・自由連合、立候補者多数擁立→失敗
    ・石原新党
    ・小沢
    ・鳩山、徳之島移設
    ・バブル崩壊後RBSによる事業証券化で2000億円調達し邦銀借入を返済→リーマンショック後邦銀がリファイナンス
    ・2012年12月公職選挙法違反(職員の選挙応援=運動員買収)

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    2015年01月16日
  • 僕たちの時代

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    芸能から政治まで「どうしてこんな真っ当なことが大メディアで言えないのか?」と思えることをキッパリ対談形式で進めていく構成が心地よい。

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    2014年12月29日
  • トラオ 徳田虎雄 不随の病院王

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    真似できないな。徳田虎雄という特異な人物像をみてそう思った。慣習にしたがっているようでは、飛び抜けることなんかできない。徹頭徹尾一貫した態度は作為的でないことの現れなんだろう。良し悪しは抜きで、真にイノベーティブな人物は我々一般人とは全く異なる動機から仕事をしているのだろうなと感じた。
    そして何しろこの人の人生で一番スゴいのはルールなんか関係ない、俺が正しいと思ったら正しいんじゃい、と医者になってさえも貫き通した人生の終わりに、ALSという難病中の難病を煩い、病のルールに囚われていること。なんたる皮肉。

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    2014年11月05日
  • トラオ 徳田虎雄 不随の病院王

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    近年の徳田トラオに接近しなければ書けなかった本。秀作だがもう少し徳洲会やかつての過激な選挙戦に踏み込んでほしかったがこれが限界か???
    徳田の称賛本でないところが良い。著者の青木氏はテレビで見る範囲、感じが良く、バランス感覚もある。

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    2014年04月23日
  • 僕たちの時代

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    40歳代後半のジャナリストの対談。

    同時期に情報発信機関に飛び込んだ二人が語り合う。

    全共闘世代の影響も微かに受けながら、バブルの時代も経験し、40代後半を向かえ、日本のジャーナリズムの問題を色んな角度から語り合っている。

    いつの時代でも、それはそれなりに問題を抱えながら人間社会は動いていくものである。

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    2013年05月26日
  • 日本の公安警察

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    公安警察について淡々と説明している内容だが、結構驚きの連続。
    刑事警察と公安警察の違い、というか二つの組織が全く異なるものであることがよくわかる。

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    2013年05月06日
  • 日本の公安警察

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     社会不安を生じさせる、或いは社会の安全を脅かす団体や活動を事前に防ぐには時には非合法な手段、強引な方法を取らざるを得ない。当然、そのための活動実体を公にすることも出来ない。いわば社会の白血球のごとき存在である。その全貌は明らかではないが、できる限りでその部分を知ることが出来る。

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    2012年04月28日
  • 日本の公安警察

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    digの金曜パーソナリティに青木氏が登場とのことで読んでみた。
    しかし、要旨がボヤけてイマイチでした。状況説明?

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    2012年04月07日
  • 日本の公安警察

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    警視庁記者クラブでの記者経験のある時事通信社社員が、公安警察の活動実態をレポートした本。青木によれば、公安の運営は、警察庁警備局を頂点と司令塔とする完全中央集権型の組織で、道府県警察本部長ですら、その活動実態や予算はアンタッチャブルなのだという。その他、公安調査庁、内閣官房内閣情報調査室に関する記述有。

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    2011年01月23日
  • 日本の公安警察

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    オウム殲滅の時に公安が本気になった時の捜査は凄かったようだ。
    公安なんて我々には関係ないと思っているがひょっとするとそこらへんにいるのかもしれない。

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    2009年10月07日