作品一覧 2021/06/24更新 スノーデン 日本への警告 試し読み フォロー ビッグデータの支配とプライバシー危機 試し読み フォロー プライバシーという権利 個人情報はなぜ守られるべきか 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 宮下紘の作品をすべて見る
ユーザーレビュー プライバシーという権利 個人情報はなぜ守られるべきか 宮下紘 なかなか難しいけど勉強になる本。プライバシーが憲法の論点であること、公私での位置付けの違い、各国での哲学の違いなど、ふむふむという感じ。この分野はまだまだ整理が必要そうですね。次回はコロナも踏まえ、アジアの観点も加味したものを期待。 Posted by ブクログ スノーデン 日本への警告 エドワード・スノーデン / 青木理 / 井桁大介 / 金昌浩 / ベン・ワイズナー / マリコ・ヒロセ / 宮下紘 国民は政府を監視しなければ 民主主義にあぐらをかいていてはダメですね。 過去のことを踏まえて、現政権に沈黙してると大変なことになります。 匿名希望007 スノーデン 日本への警告 エドワード・スノーデン / 青木理 / 井桁大介 / 金昌浩 / ベン・ワイズナー / マリコ・ヒロセ / 宮下紘 ネットは便利で世界が広がるけど、これを読むとそれは誰でも情報を集めやすいので権力者がそれを使うとどうなるか。 これを読むと、ただただ恐怖です。 政府を信じてください何も悪いことはしませんからってそれでは戦時中に相通じるものがある。 政治的にはどうでもよい不倫とかではなく、もっと大事なことを報道してほ...続きを読むしいし、市民もそれを知りたいと声をあげなければならない。 Posted by ブクログ スノーデン 日本への警告 エドワード・スノーデン / 青木理 / 井桁大介 / 金昌浩 / ベン・ワイズナー / マリコ・ヒロセ / 宮下紘 9・11以降、テロ防止の名目で広がった全世界の市民を対象にして広がった監視体制。アメリカの実態を告発したスノーデン氏が、今起きている深刻な事態(日本も的確に指摘)や権力を監視するための方向を明快に解説し、さらに監視社会の問題に詳しい日米の精鋭がシンポジウムで議論を多角的に深めるという2部構成となって...続きを読むいる新書です。 スノーデン氏が告発した内容をよく知らなかったので、この本を通じてその一部を知ることができたと思います。プライバシーは個人の権利であるはずなのに、ネット検索履歴(グーグルで検索した言葉がそのまま残っている)やメール、位置情報にいたるまでの膨大な監視を当たり前としているという事実に大きな恐怖を感じました。便利なシステムの背景には、別の力が働いているようです。テロへの恐怖や緊急事態への対応を煽りながら人権侵害の仕組みをつくる手法は、悲しいかな今の日本の政治状況と照らし合わせると容易にイメージできました。「テロより風呂場で滑って亡くなる確率の方が高い」との指摘が本文に出てきますが、厚労省発表の数字から導き出された(人口動態統計)事実であり、具体的な立証で非常にわかりやすく説得力がありました。 スノーデン氏が指摘するように、まさに民主主義・人間の尊厳に関わる問題であり、自分のこととしてみないといけないですね。うがった見方になるかもしれませんが、戦前の隣組制度復活に近づくかのような国のいう地域包括ケアシステム・共生社会実現という方向も無関係でないように感じました。 最後に、「きちんと関心をもって多くの人と話して事実を発信していく。〈参加〉が大事。過ちを怖がらず行動すること」と日本人へのメッセージを投げかました。共謀罪が議論され、さらに憲法改正を政治日程に乗せようとする動きにある中、スノーデン氏の言葉をきちんと受けとめていきたいと思います。 第二部のシンポジウムもとても読み応えがあります。超おすすめの一冊です。 Posted by ブクログ プライバシーという権利 個人情報はなぜ守られるべきか 宮下紘 プライバシーについて非常にわかりやすくまとめられた本だと思いました。 この本では少し触れられていた、「防犯カメラ」についていえば、個人的には、よくテレビなどの犯罪に関する報道で、「防犯カメラに映っていた犯人の映像」などと言っているけど、よく考えるとそのカメラは、その犯罪の防止そのものには役に立って...続きを読むいないわけで・・・。「防犯カメラ」というなら、カメラがその犯罪を行っている人に対して「ちょっとちょっと、そんな悪いことするんじゃないよ」という声がけぐらいして欲しいと思う(笑)。「防犯カメラ」になってないんだから、メディアもいさぎよく「監視カメラ」と言えばいいのにと思ってしまったのでした。 Posted by ブクログ 宮下紘のレビューをもっと見る