青木理のレビュー一覧

  • 絞首刑

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    ”死刑”の当事者たちにこれだけ迫ったルポはない。
    ”死刑”を取り上げた書籍は、その制度の特質性ゆえに、制度へのゼヒを問うものが多い。
    しかしこの本は現実だけを描いている。
    特に、被告人への迫り方と被害者家族へのインタビューはこれまでの書籍にないほどのものだ。
    特に、
    元少年たちの罪と罰
    は考えさせられた。
    僕は死刑廃止派。
    人を殺すことではなにも解決しないと思っている。
    しかし、著者も書いているが
    崖から転落した人を崖の上から「かわいそうに」とつぶやき、崖から人を落とそうとしている
    今の社会のあり方の最終地点的なところが一番嫌い。

    ”死刑”は今、恣意的な力でブラックボックスの中にある。
    それも世界の流れ、時代の流れにそっぽを向いて。
    そこに真正面から針をはけたすばらしい作品です。

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    2015年01月28日
  • 絞首刑

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    冒頭の処刑シーンが強い印象を残すが、実は死刑囚の人間性をあぶり出し、読者に「死刑」について考えることを求めることがおそらくは著者が期待するこの本の目的だ(たぶん)。

    本書には多くの死刑囚が登場する。同じ死刑囚でいずれ首をくくられる(もしくは、すでにくくられた)といっても彼らは当然ながらそれぞれだ。

    覚醒剤の影響が強く殺人を犯し、獄中で悔恨の中クリスチャンとなり、そしてなぜかクリスマスに処刑された今市四人殺傷事件の藤波死刑囚。
    面会を通して被害者遺族との関係を築いた半田保険金殺人事件の長谷川死刑囚。
    日本の司法に絶望し、だから謝罪も反省もしないといって死刑となる熊谷四人拉致殺傷事件の尾形死刑囚。
    自らの無罪を主張し続けおそらくは足利事件と同じく誤ったDNA鑑定による誤審であった可能性が高かったが、そのまま処刑された飯塚事件の久間死刑囚。
    そして少年時代に犯した罪を悔いる木曾川・長良川連続リンチ殺人事件の三人の元少年死刑囚。

    この中で木曾川・長良川事件は、それぞれの死刑囚のエピソードの間に、二章に一回の割合で登場する。途中まで、筆者がなぜそこまでこの本でこの事件に特別にこだわるのかわからないので、あれっまただ、という感じで違和感があった。後になり、同死刑囚と筆者の特別なつながりが分かってくる。特にその中の死刑囚の一人とは、頻繁に面会を繰り返している。彼は遺族へ謝罪の手紙を書き、刑務所内の作業で貯めたお金を送る。遺族の中には、死刑にならないよう嘆願書を出すものもいた。当時未成年であった。更生の余地がないとは思えない。それでも死刑は確定した。



    死刑 -「先進国では米国と日本のみ」という枕詞が残る死刑制度。

    死刑の意義とは何だろうか。遺族の存在ではない。それは遺族がいなければ死刑にしなくていいのかという仮想の問いから論理的に明らかだ。犯罪抑制のための統治の手段なのか。凶悪犯罪が減っているのは事実だが、それが死刑の有無と関係あるとは思えない。おそらくは死刑は凶悪犯罪発生の抑止力にもなってはいない。またそもそも司法による刑罰の目的が犯罪者の更生であるのであれば、死刑はその目的に反する。更生の可能性がないことが死刑の条件になっているわけではないからだ。もちろん、かつて欧州そうであったように死刑は娯楽ではない。逆にその執行は隠される。

    本書は、人が人の命を奪ってよいものか、というような単純な主張ではなく、そのような矛盾をはらむ死刑制度に対する疑問を、実際の死刑囚の描写を通してぶつけたものだ。
    死刑囚の中には、心から悔い改めているものがいるかもしれない(今市事件)、遺族が決して望んでいないものがいるかもしれない(半田事件)、司法への不信からいっそのこと殺してくれた方が楽だとのみ思っているものがいるかもしれない(熊谷事件)、本当は無実のものがいるかもしれない(飯塚事件)、そして更生の余地が十分にあるものがいるかもしれない(長良川事件)。
    そして、法律の定めがあるわけでもないのに、その公開を頑なに拒む刑務制度にも強い疑問を呈する。

    死刑が他の刑罰と違うのは決定的にその執行が不可逆的であることだ。
    遺族は苦しみ、生き残った者は苦しみ、そして加害者も苦しむ。そこで第三者が苦しみもせず葛藤もなくある事件の犯人に対して死刑を当然と求めるのは、相当に違和感がある。また死刑制度自体も考えもなく賛成することにも。死刑がなくならないどころか廃止さえ議論の俎上に上らないのは、第三者である私たちがそれに対して何も意見を持たないからだということではないだろうかと思うようになった。

    そして、現状の検察と裁判にゆがみがあるとして、死刑の可能性もある裁判を、裁判員制度は、果たして今のままで正しき制度なのだろうか。

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    2014年08月25日
  • 絞首刑

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    近年、死刑制度を存続させる国は少なくなっている。日本はその少なくなっている国の一つだ。死刑の是非は別にして、死刑制度のある国の国民として、死刑は誰のため、何のため、どうやって行われているのかは知っておくべきだろう。

    1994年、連続リンチ殺人事件。未成年の少年3人が旅をするように移動しながら、次々と殺人を続けた凄惨な事件だ。判決は3人全員に死刑。著者は死刑を待つ彼らの取材を通して、死刑の意義、根幹を探る。

    本書を読んで、この国の死刑について、最大の問題点はブラックボックスが多すぎることだと思う。死刑確定者への面会基準は不明確だし、死刑判決から執行までの手順が法務大臣の個人的な主義に左右される。法治国家による人命を取り扱う制度にしてはお粗末すぎるのでは。

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    2014年11月21日
  • 絞首刑

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    読んだことがあるのに途中で気付いたけど前回読んだ時の記憶がほとんどなかったので結局最後まで読んだ。文庫版だったので加筆修正とメインとなっている事件の最高裁判決決定後の顛末も読めた。
    やや死刑廃止寄りな印象は受けたけれど、死刑を望まない遺族を紹介する一方で絶対に許さないと訴える遺族も紹介していて片方の意見に肩入れしているような本ではなかった。

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    2013年12月24日
  • トラオ 徳田虎雄 不随の病院王

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    ALSという病気、徳田虎雄さんという人、奄美諸島の歴史、医師会と徳洲会、選挙と政治のカネ、どれをとっても自分には知らなかったことばかりで、あっという間に読み終えてしまった。

    自浄作用を持った組織としてこれからも存続して欲しいと思う。

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    2013年12月23日
  • 百年の挽歌 原発、戦争、美しい村

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    たくさんの人に読んでもらいたいと思わせる力作。
    著者もあとがきにで述べているように、2026年というタイミングで出版されたことの意義は大きい。
    あまたある、忘れてはならない負の歴史、負の遺産のひとつを改めて噛みしめる機会を与えてくれた著者への感謝は尽きない。

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    2026年07月19日
  • 破壊者たちへ

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    青木理の時評集はコロナ禍前の長期政権時代から東京五輪で狂騒する4年間に記されたものだが、改めてこの国の愚鈍な為政者の様態に落胆する。なんだ、私たちをコケにしてるのか、抗っても歯牙にもかけないのか。どうも民の票で選ばれた代表者ではなく、強権を振るう特権階級だと取り違えている。そんなに威張りたいのか。その姿は見苦しく滑稽ですらあることを自覚してほしい。できるならとっくにやってるよね。社会や倫理を破壊する者たちは今日も無自覚で安穏と過ごしている。

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    2026年06月10日
  • 闇の奥 頽廃する権力とメディア、そして仄かな光をめぐるルポ・時評集

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    報道機関のレベルダウンに合わせて、警察・検察関係のやり方が国民の権利を侵害している事例が次々と出てくるのに閉口した。何度も出てくる安倍晋三は今の高市のように国会答弁で嘘を何度もついている。それを報道しない傾向は顕著だ。特にNHKはひどい状態だ。本書のような啓発本が次々と出てくることを期待している。

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    2026年06月07日
  • 破壊者たちへ

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    今の日本はどのような人たちが動かしているのかが、非常に残念ながらも見えてくる一冊です。
    政治の退廃が進んでいく理由が一つ一つのコラムから滲み出てきており、沖縄の米軍基地、憲法第9条、森友学園、日韓の関係性など、政治の傷口にしっかり触れているので、残念であるのと同時に変えていく必要があると強く思いました。

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    2026年06月03日
  • 百年の挽歌 原発、戦争、美しい村

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    ネタバレ

    古くからの希少な趣を残す農村の景観を持つ「日本で最も美しい村」のひとつに名を連ねていた福島県飯舘村。

    2011年3月に発生した東日本大震災に伴う原発事故は、この美しい村の光景や、この地に生きてきた人々の運命を根底から変えてしまった。 

    放射性物質に汚染され、計画的避難指示が出された4月11日深夜、飯舘村で百年余を生きてきた大久保文雄が自ら命を絶った。

    何が彼をそこまで追い詰めたのかを著者が渾身の取材で、曝いていく。

    見えてきたのは、「国策」という名の巨大な影と、時代に翻弄される人々の姿、そして戦争の記憶。

    阪神淡路大震災後、設置された政府の地震調査研究推進本部の長期評価に基づき、東京電力の子会社は2008年、福島第一原発に最大15.7mの津波が到来する可能性を試算していたが、東京電力は、それに合わせた津波対策をしていなかった。

    また、タービン建屋の地下室に漫然と設置され、津波の濁流で水没した非常用発電装置や配電盤も、もっと別の堅牢な場所に設置すべきであった。

    文雄の弟・久は、海軍に徴兵され、本土防衛のための捨て石として硫黄島に送られ、21歳の若さで命を散らした。

    102歳の文雄を自死に追いやった背景には、原発事故で、手塩にかけて育ててきた田畑や長閑な里山から強制的に離別させられる深刻な悲嘆や絶望に加え、弟を戦地で死なせてしまった兄としての責任を痛感していたこともあったのではないか。

    著者は、文雄の取った行動が、兄弟の運命を翻弄した重大な国策の過ちに対する怒りを満身に込めた抗議だったのではないかと推測する。

    このルポルタージュでは、文雄の息子・一男の妻である美江子の取った行動にも焦点が当てられている。

    一男は末期ガンのため、入院していたが、震災による緊急事態のため、新潟県の病院に転送されるが、美江子は、一男を励まし文雄に不安を与えないように、二人に対し病気の真相を封印、気丈に“女優”を演じ続ける。

    美江子は、後に、温厚で優しく接してくれた文雄を愛おしみ、文雄の無念や悔しさを晴らすべく、東京電力などを相手に損害賠償を求める民事訴訟を起こし、勝訴する。

    異常事態の中で、優しい義父や最愛の夫を亡くした寂しさや悔しさを乗り越え、勇気と粘り強さを貫いた美江子の生き様も、この本の価値を高める要素となっている。



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    2026年05月20日
  • 日本会議の正体

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     日本会議が何をテーマとしているのかは、p212にまとめられている。天皇制の護持、現行憲法と戦後体制の打破、愛国的教育の推進、伝統的家族観の固守、自虐的歴史観の否定、以上五点。ああ嫌だ。全部嫌である。第三章(pp121-154)を読み、当面神社への参拝なんかすまいと心に決めた。

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    2026年06月06日
  • 百年の挽歌 原発、戦争、美しい村

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    美しかった村で、102歳の古老が自死したのは何故なのか…。
    原発事故が招いた悲劇として片づけていいものかとも思うが、事実としてそうなのだろう。
    そこで生まれて育った者としては、その地を穢され、そして離れなければならないというのは、とても堪えられるものではないのが察せられた。
    言いようのない哀しさを感じてしまう。




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    2026年03月24日
  • 百年の挽歌 原発、戦争、美しい村

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    太平洋戦争と原子力発電所事故。国策に虐げられた民の生活、そして人命の犠牲はあまりに過酷である。責任を取るか、逃げるか。権力側の矜持とかけ離れた無情な対応は、社会の混沌へ突き進んでいく。跋扈する愚劣は緩やかに増大していく故、私たちはそれに慣れてしまう。抵抗を試みない果てに悲劇は待ち受ける。筆者青木理の文章は時に抒情的でありながらも権力者への憤りをみせていく。私たちの尊厳を守る術がその背景にある。

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    2026年03月07日
  • 安倍三代

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    一九七〇年代生まれの私にとって、安倍晋太郎は思春期にテレビ画面で連日目にしていた存在である。あの親しみやすさを晋三には全く感じないなあ、と思っていたら、襲撃事件が起き、彼は殺された。この本は襲撃事件の前に書かれた本。晋三には、晋太郎が「弟がおんねん、ボクには弟がおんねん」(p180)と嬉々として言ったような孤独感や人恋しさや切なさは全く感じられなかった。成蹊学園という一貫校でぬくぬく育ち、空っぽの器のまま大人になった人間が、世襲で政界入りして右寄りの考えに染まっていく。そんな彼は「美しい日本人」(p287)では、どう考えてもなかっただろう。周囲の人たちの冷静な観察眼に驚く。その豊かな人脈を悪い意味でしか活かせなかったんだなあ。

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    2026年02月04日
  • 闇の奥 頽廃する権力とメディア、そして仄かな光をめぐるルポ・時評集

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    ラジオや配信番組などで日頃活躍する青木理氏をチェックしていれば本書はほぼ既知な内容だが、口語と文語の差異が楽しめる。リベラルな姿勢と権力を茶化す著者は読み応えのある文章を媒介して日本の社会情勢に警鐘を鳴らす。この問題点に私たちは看過してはならず、声をあげるアクションを見定める手段のひとつとして彼の道程は知る価値がある。

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    2025年12月28日
  • 日本の公安警察

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    某アニメやドラマに影響されて読んだ。
    自分に知識がないせいもあってところどころ難しかった(特に最初の方)が、楽しく読み進めることができた。
    もちろん外に出せない情報がもっとたくさんあるんだろうけど、公安警察の歴史から実際に起こった事件に対しても書き記されていてよかった。
    協力者の部分が個人的に印象に残った。

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    2025年07月04日
  • 日本会議の正体

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    1974年に文化人と宗教家を中心に「日本を守る会」が、1981年には政界・財界・学術界による「日本を守る国民会議」が発足する。この2つが合流して1997年に設立されたのが、本書テーマの「日本会議」である。
    日本会議には2つの宗教団体が関わっている。1つは「生長の家」であり、もう1つは「神社本庁」である。
    生長の家は1930年に谷口雅春によって創始された宗教団体で、その教義は「万教帰一」。大宅壮一によって「カクテル宗教」と揶揄された宗教団体だが、それは「天皇への帰一」を目指す、天皇崇拝の信仰であった。政治への関りは第二代総裁の谷口清超(娘婿)、第三代の谷口雅宣によって断たれたが、それに反発した椛島雄三らが日本会議の運営を担った。
    また、全国に8万の神社を傘下におさめる神社本庁は、戦前の国家神道の時代への復古を目指して、資金面でも活動面でも日本会議の活動を支えてきた。8万の神社全てではないが、1割程度が積極的に関わっていると言う。
    現在の憲法を否定し、憲法の改正を掲げ、天皇を中心とした国づくりを目指す日本会議の思想は、安倍晋三の思想と共鳴した。
    日本会議国会議員懇談会に所属する国会議員は多い。特に自民党に多数いる。そもそも自民党は憲法改正を党是としている。安倍晋三も憲法改正を目指すことを声高に主張してきた。その安倍を神輿にかついで、自分たちの悲願を達成しようとしたのが日本会議であったが、憲法改正はならなかった。

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    2025年06月09日
  • 情報隠蔽国家

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    久しぶりにノンフィクションを読む。
    様々な事象を読み、事実と意見を区別しながら日々情報に触れなければならないと再確認した。

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    2024年08月25日
  • 日本の公安警察

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    色々な意味で有名な著者なので若干身構えていたが、最終章以外は主観面は抑えて冷静に事実関係を追っており、日本の公安警察の組織、そして公安事件について論じられていた。文章の読みやすさはさすが共同通信の記者。
    2000年刊行の本で、オウム新法までの公安事件の流れを一通り学ぶにはとてもよい本だと思う。

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    2024年07月21日
  • カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに

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    民主主義の体をなさぬ日本における公権力の愚劣な言動は、弱者の命の尊厳を完膚無きまで蹂躙する。だから私も声をあげ続ける。それが私たちの生活を守る選択肢であり、健全な社会への貢献へと向かう。国民の権利や自由を国家権力から守る “憲法” 改正に躍起になる為政者の本心は、権力の横暴の正当化であり、人権の保障など念頭に置いていない。国防という名の軍事力の強化、防衛費増額の風潮を煽る現状は、私たちを戦場に向かわせる証左であろう。国を守るのは決して戦争の肯定ではない。各人によって “国” の定義が異なるからややこしくなる。私たちの生活が国を支えている、”生活を守る”=”国を守る” ことではないだろうか。青木理は為政者の頓珍漢な言動に物申している。これも私たちの生活を守る、国を守る姿勢であろう。

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    2023年05月23日