あらすじ
カルトに毒された自民党政権の闇をえぐり出せ!最前線で政権を痛烈に批判する「闘うジャーナリス」トが極限まで煮詰まった戦後政治の暗部に迫る。時代の必読書。
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Posted by ブクログ
民主主義の体をなさぬ日本における公権力の愚劣な言動は、弱者の命の尊厳を完膚無きまで蹂躙する。だから私も声をあげ続ける。それが私たちの生活を守る選択肢であり、健全な社会への貢献へと向かう。国民の権利や自由を国家権力から守る “憲法” 改正に躍起になる為政者の本心は、権力の横暴の正当化であり、人権の保障など念頭に置いていない。国防という名の軍事力の強化、防衛費増額の風潮を煽る現状は、私たちを戦場に向かわせる証左であろう。国を守るのは決して戦争の肯定ではない。各人によって “国” の定義が異なるからややこしくなる。私たちの生活が国を支えている、”生活を守る”=”国を守る” ことではないだろうか。青木理は為政者の頓珍漢な言動に物申している。これも私たちの生活を守る、国を守る姿勢であろう。
Posted by ブクログ
時評集。安倍元総理が殺された約半年後に刊行されている。収められた文章は、コロナ禍に執筆されたものが多い。こうしてまとめて読んでみると、二〇二〇年代になってから、ほんとうに碌でもないことばかり政府がしていることに気づく。東京五輪。大川原化工機事件。クリスチャンの囚人をクリスマスに死刑執行。そして旧統一教会との関係を問いただされてもシラをきる面々。だから殺してもいいのだとはもちろん思わない。我々の生活はどんどん貧しくなる一方だが、だからこそ「(前略)金銭や利害損得とは別の次元で動く(後略)」(p191)ことが大切だと思う。政府が金銭や利害損得ばかりで動いている今だからこそ。