安里アサトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編集。
前半の幼いシンが戦場に立ってから、本編に至るまでの軌跡を描いた短編連作がとても響いた。
彼のスカーフの由来や仲間を最後まで連れていくと言う約束、近接戦闘の戦い方やパーソナルネームの理由、そしてファイドとの出会いなど、本編で触れられてこなかったあれこれの経緯が語られて物語に一層深みが増した気がする。
それと共にシンがどれほどの辛い経験を経て本編に至ったのかが分かって今更ながらに胸が苦しくなる。
どのお話も戦隊が全滅していく辛い悲惨なお話の中で、ファイドの話はオアシスのようにほっこりとした。
イラストも可愛すぎ^^
そしてまさかのファイドの過去と正体。
ははあ、そうだったんだと。
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ネタバレ 購入済み
戦闘場面に関しては相変わらずの面白さ。
だが登場人物が多く、しかも場面がころころ変わるので、いまいち物語の中に入り込めない。
戦うことだけがアイデンティティ云々みたいな心情描写についても、同じような文章が何度も繰り返されるので少々飽きる。
だがクレアを始めとして一応決着が付いた形となり、次のステージに進むようなので先の展開には期待が持てる。 -
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Posted by ブクログ
前巻のゆるゆるサービス回から一転。
初めての海上でのこれでもかという戦闘回だった。
いやあ、久々にひりつく様な緊張感で苦しくなった。
シンが途中で退場して彼なしでの戦闘が続くのは初めての展開じゃないだろうか。
なので本巻の主役はセオだろう。
それだけに、彼が死ぬフラグの様でドキドキが止まらなかった。
これは最後にはきっとシンがヒーローは遅れてやってくるとばかりに助けに来てくれると信じていたのだけど、そしてそれはある意味正しかったのだけど、セオは……あー
でもすこしだけほっとしている。
そんな彼にもまた新しい役割ができるのじゃなかと思う。
とにかく生きて帰ってくれればそれで良い。
そんな巻だ。 -
購入済み
新章
自分的には7巻で一区切りがついていたので参照って感じです。シンとレーナ以外のキャラクターたちの考えというか悩みみたいなのが顕著に出てきてとても面白かった。次巻がとても楽しみ。
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購入済み
初めての海戦
今度の舞台は海。前半シンとレーナにニヤニヤし、後半は手に汗握る激戦。セオ視点の話が多く、セオが成長する戦いになるかと思ったらまさかのラストの引き。このまま待たされるのか。
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Posted by ブクログ
ネタバレかつて、レーナが発した「おいていかないで」という言葉が見事に回収された、非常に読みごたえのある一冊でした!
中盤までは、未来や希望に対して相変わらずじとじとしているシンと、頼って頼ってちゃんなレーナがメンドくさい(笑)
そんな中、クレナの変わらなくてもいいという言葉は、シンにとっては楽になれるシーンのはずだった。
でもそこで、シンが、希望は見出せなくても変わらないといけない、と押し切った所で、おや、流れが変わったな、と思わされました。
からのー、結局、戦場を前にすると、戦術を変えられないシンとレーナに笑う。
レーナが、高機動型の意図する所を察知し、自らシンの囮を演じようとするところも。 -
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今回もまた胸にズシンと堪えるお話だった。
連合王国との共同作戦。
王国の戦闘を担うのはヒトならざる少女たち。
それはレギオンと本質的に変わりない死してなお戦う道具なのだ。
その異常さ。残酷さ。
それでも、死してなお戦うことが彼女らの誇りだとしたら、そんな彼女らを戦わせる人間の誇りはどこにあるにだろう。
86たちの誇りもまた。
攻城戦での彼女たちの死屍累々の有り様。
その屍を文字通り乗り越えて戦う戦場の残酷さが胸に響く。
やっぱりこの物語は甘くない。
でも、そうして、ようやくシンは、86たちは、己の異常さに気づくのだろうか。
北の作戦はまだ始まってもいない。
次巻の展開や如何に。
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Posted by ブクログ
いやこれ敵のインフレが止まらないぞ!
レーナとシンたちがようやっとほんとうの意味で出逢ってからのその後のお話。
いやまあ確かにこれまでの巻に比べれば甘いのだけど(笑)でもその成分はラノベとしてはごく控え目。
それよりもいつまでも続く理不尽やそれに対して微妙にわかり合えない彼らの関係がシリアスな物語の本質を写している気がして、やっぱり甘くないな。
それにしてもレギオンたちのインフレが止まらない。
レーザー兵器に全知性化に光学迷彩にレギンレイブ以上の高機動化だと!
しかも流体マイクロマシンで再生可能なんて、ちょっとお手上げな感じ。
こんなんこの先人類は勝てるのだろうか?
これからますます困難な -
Posted by ブクログ
前巻ラストで触れられたシンたち86の最終任務後の出来事を描いた続編。
さすがにヒリヒリ感は前巻よりは減ったけれど戦場のシリアスさはやはり圧巻。
いや、面白かった。
平和に暮らせる環境にありながら再び戦場に舞い戻る彼らのある意味呪いのような業と86としての矜持が胸に響く。
それにしてもシンの能力はいわば遺伝的なものだったんだね。
こりゃ、まだいろいろ伏せられた設定がありそうだ。
そして始まるレギオンたちの大攻勢。
レーナの国を崩壊に追いやり彼らを再び巡り合わせることになるその戦いが下巻の主題だろう。
圧倒的な敵に対する彼らの活躍を期待したい。 -
よかったっ!
改めて考えさせられました。
差別なんて、している方はきずかないんだって。
知らぬうちに、相手を傷つけているかもしれないって
序盤からシビアな感じでしたが、その感覚が気持ちいいなーって思えました -
Posted by ブクログ
ネタバレ珍しく一巻からじっくり読んで、発売を楽しみにしているライトノベルです。(大体は既刊がある程度出揃っているものを、ザザザーっとマシンガン的に読むのが好き)
三巻から初見レビューを読む方はいないと思うので、思いっきりネタバレ含む。
一巻のレビューちゃんとしたっけなー。
結局は、シンとレーナがどうなるかが気になって気になって仕方なかったわけです!
なので、申し訳ないけどフレデリカ姫様とキリヤの云々はスルーで(笑)
あぁ、でもグレーテさんのナハツェーラー捌きは胸が熱くなるものがありました。
終盤、シンが生き延びる理由に迷走し、一巻同様の捨て身戦法を復活させます。
ここまでの時間は一体何だったんだ