ペニー・ジョーダンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとても素晴らしい作品です。
裏表紙の作品紹介を一読しただけだと、ハーレの王道の別れた夫が妻を利用しようとしたり、強引に復縁を迫る話なのかな、、、と、誤解しそうになりますが-笑
実際は、自らが遺伝性の病気の保因者だと知ったヒーローが妻を愛するがゆえに「愛がなくなった」と偽りの理由を告げ離婚を申し出たのが真相です。
ヒロインは離婚後も長年、夫には別の愛する女性が現れ、そのために離婚したのだと信じていました。
再会するまでの間、彼女はひそかに夫の子を出産し、シングルマザーとして懸命に娘を育てていました。
物語りの幕開けはその娘ジェシカが19歳の大学生になったところです。
これも通常のハーレのように、まだ二人の娘は幼い女の子なのかなという予想は見事に裏切られました。
遺伝性の病気を子孫に伝えないために、生涯子供を持たないと知ったヒーローの我が子と対面した驚き、歓び。
更にヒーローが別離を切り出した真の理由を知るまでのヒロインの深い絶望と悲しみ。
主役カップルのそれぞれの感情が縦糸と横糸のように複雑に交錯し合い、一つの感動的な物語りを織り上げています。
恋愛小説というよりは家族小説、医療、生殖医療をとりあつかった作品といえるのかなと思います。
しかし、そんなことを前面に出したら、読者はまず本書を手に取ろうとはしないでしょうし(かく言う私自身、作品紹介から愛欲小説なのかと勘違いしてしまいました)、それは仕方ないのかなと思います。
良い意味で期待を大きく裏切ってくれる名作です。
それもそのはず、本書は「伝説の名作選」だそうで、過去の名作を厳選してリバイバルする企画の一冊だとか。
なるほど、と納得です。
こういう感じの作品も是非、これからどんどん読んでみたいなと思います。 -
購入済み
若すぎるって罪よね~。
両親もなく一人で生きいる19歳が、30代半ばの会社社長に一目ぼれされて、強引に結婚されてしまったら、こんな誤解が起きても仕方がない。友人がいればとか、夫の会社のニュースを追っていれば夫が忙しい理由がわかっただろうに、と思うけれど、年上の男性を夫に持ってしまうと頼りすぎて、自分から何かをしようとしないということはあるのかもしれない、とも思う。ちょっとヒロインをフォロー。夫婦にとっては長い冬ではあったけれど、妻が夫に対して一人の人間として対じしていこうと成長するには必要な期間だったのだろうなと。典型的に、自分は年上だからと妻に弱音を吐けないというプライドが邪魔して、数年を無駄にした夫婦の話。夫は妻が好きすぎて~というのは私のツボなので、私は好きな話でした。しかし、もっと素直になろうよ~とは思う。思わず原書も読んだけれど、そちらもなかなか面白かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ圧倒される勢いで物語りに引っ張られて、読み終えました。
単なる別れた夫婦の絆の再生というだけではなく、心に深い傷を負ったヒーローの魂の再生の物語りでもあります。
ヒロインのオータムの優しさにほっこりすると共に読んでいる方までも癒やされます。
19歳で10歳余り年上の青年実業家と電撃結婚したオータムは、短い結婚生活が破綻、家を出ました。
新しい仕事につき、大人の女性に成長した彼女の前に、夫ヨークが現れます。
-4ヶ月だけ戻ってきて、妻の役割を演じてくれたら、離婚にも応じよう。
躊躇いつつもオータムは離婚のために、夫との同居を承知します。
ヨークの身勝手な申し出の裏には、実は妻に戻ってきて欲しいという夫の切ない願いがこめられていました。
意外なラストはきっと読む人を静かな感動と余韻で優しく包むことでしょう。
ヨークの妻に対する激しい独占欲、執着心、荒々しくも強く迫る様子にドキドキしますが、それだけではないところがとても良いと思います。
トキメキ度70%、感動度30%、まさに絶妙なさじ加減で単なるロマンス小説としてだけでない家族小説にも仕上がっています。
流石は巨匠と呼ばれるペニー・ジョーダンならではの傑作です。
素敵な作品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ前編の「愛に惑う二人」から読み進めてきて、この後半の「哀しみの宮殿」まで、長編で読み応えがありました。
前編の冒頭では、劇的な出逢いをして、お世辞にもお互いに良い印象を持たなかった二人が恋に落ち、やがて夫婦となるまでを描いた「愛に惑う二人」。
今回は夫婦として幸せに暮らす二人が、夫サウルが突如として大公位に即位しなければならなくなり、「子供は作らない」という夫婦の確固としたルールを変更せざるを得なくなったところから始まります。
ヒロインの戸惑いと哀しみが克明に描かれ、そんな中での予期せぬ妊娠に更に事態は混迷を極め、、、
どのような事態になろうとも、「大切なのは君だ」と言い切る夫の頼もしさ、優しさによって、果たしてヒロインは危機を乗り越えられるのか?
ヒロインが頑なに子供を持たないと決めいる背景には、幼い頃の悲惨な事故がトラウマとなっているからに他なりません。
自分もかつての母親のように、我が子を殺そうとするのてはないかという恐怖心です。
他人から見れば、心配のしすぎなだけではと思う恐怖も、彼女の幼い日の体験を考えれば、仕方ないことなのかもしれません。
夫婦で大きな危機を乗り越えたラストは感動的でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです。
アレジオ公国という小さなヨーロッパの公国、その王位継承権第二位にして実業家と出逢った建築士ジゼル。
最悪の出逢い方をしてしまった二人がやがて勤務先の上司と部下という関係になり、激しい恋に落ちる様子がその心情変化と共に丁寧に描かれています。
二人とも子供時代に辛い体験をしたために、「子供は作らない」という主義の持ち主であり、それがかえって二人をさらに結びつけるという皮肉な結果になりました。
二人はラストで結婚します。
ただ、この話には続編があり、大公アルドが妻や妻の父と共に事故死という悲劇が起こり、アルドの従兄であるサウルが大公位を継ぐことに、、、
と物語りは急展開してゆくようです。
既に続刊も購入しているので、これからの展開にドキドキしています。 -
ネタバレ 購入済み
面白かったです。
ヒロインもヒーローも魅力的でした。友の復讐?のためヒーロー妹に近づいていていた男を誘惑し罠にかけようとしているヒロインたち。そこにヒーローが関わってきて・・。ストーリーも一ひねりされていて良かったです。
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ネタバレ 購入済み
可愛いカップル
世間知らずの純粋ヒロインが可愛くて可愛くてしかたないヒーロー。世間知らずのヒロインって大抵頭が足らないのが鼻につくのですが、このヒロインは可愛かった。一生懸命で何かあると素直にヒーローを頼るところが良い。ヒーローを結婚相手にしたのも無意識に困った時に頼る相手として見てたからの気もする。ヒーローがヒロインにメロメロなの前提で読むとヒーローの言動ににやにやしっぱなしでした。最初にヒロインから電話があった時、掛け直すのでなくわざわざ訪問するところからして、どんだけ大事なんだと。ヒロインが物知らないのをいいことに脅したりなだめたりすかしたりして自分の思い通りにしようとするヒーローの必死さには笑いました。ベッドを共にしたあと、ヒロインに「これで契約結婚がバレなくてすむ」みたいなことをさらりと言われてショックを受けるヒーロー。もうなんかヒーローもヒロインも可愛くて良いカップルでした。
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購入済み
なかなか
小説が良かったのでどうかなっと思いましたが、コミックも良かった。
2人の印象はコミックの主人公にピッタリ重なります。
原作のヒーローはもっと破茶滅茶で、コミックのような展開なのでそれも又面白いので、是非小説も読んで欲しいです。
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購入済み
シオン先生買いです。
ヒロインが都会から田舎の実家へと戻らなくてはならなくなって、そこで見つけた弁護士事務所の職。
その事務所の経営者がテレビにも出た凄腕弁護士でしかもイケメン。
ヒロインは惹かれそうになりながらも元カレの件があるので恋愛を避けていたけど、何故かヒーローは側に居たがっていたけど、クライアントで富豪で若い未亡人がヒーローを狙ってる様だし、ヒーローも嫌がる素振りもなく一緒に居る事が増えてるからヒロインもいろいろ空回りしたりでイラッとしました。
ヒーローも好意を抱いているのはバレバレなのに言葉では言わずすぐにキスしたりと、なんかいろいろズレてるなぁ…って感じでした。
でもヒロインの地元の風景や環境もゆったりした感じで人びとも穏やかな人ばかりで憧れました。 -
ネタバレ 購入済み
冒頭から。
ヒロインがとても不憫だった。
イケメンの旦那と若くして結婚したが、やはりイケメン旦那は浮気者。
そんな旦那がある日突然友人を連れて来て、「彼はイケてるだろ?、浮気するならすれば良いさ~、まぁ、お前には無理だろうが!」などとバカにされる毎日だったのに、連れてこられたヒーローは救世主かと思われたのに旦那同様にヒロインに対して敵意をむき出しに…。
この物語は終始ヒロインは何かにビクついてオドオドしててネガティブで、ヒーローは逆で終始ヒロインに対して怒ってばかり。
ただヒロインの周りには善人がたくさん居て味方になる人が居たから良かったです。
あることでヒーローはヒロインに対して態度がガラリと変わったので、「あんた、今までの失礼な態度、ちゃんと挽回しろよ!」とイラッとしました。
ラストはみんなにとってハッピーエンドだったから良かったです。
ただ、浮気しまくる旦那。
偽装夫婦だったらもっと良かったのにな…と思いました。
ホントに金目当てのドクズな旦那だったので結婚は嘘であってほしかったな…。 -
購入済み
なーんだ。
だいたい予想できるラストでしたが、ハラハラしました。
ただ、コテージに住んでるヒーローの伯父さん、偏屈〰。好きになれなかったー。
そしてラスト、2人はどこに住むの?。
個人的にはヒロインの両親との想い出が詰まった場所で仲良く住むと思っていたのに。
偏屈爺さんのおかげでダメなんだろうか?。