ユッシ・エーズラ・オールスンのレビュー一覧

  • 特捜部Q―カルテ番号64―
    特捜部Qシリーズ 今回の作品、本当に怖いものだったですね。ハンセン病と同じように、精神疾患、あるいはセックス依存症と考えられた女性を島に閉じ込めて不妊手術まで施していたこと、知りませんでした。デンマークの負の歴史に真摯に向き合いながら、人間の「業」のようなものを、ミステリ仕立て語りかけてくれます。
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  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)
    警察小説でありながら、派手なカーアクションやボーリング場での犯人との駆け引き、ミアの脱出シーン等、とても読みどころが満載のサスペンスタッチの完結編でした❗

    ただ少し残念なのは、デンマークの地理に疎いので、折角ならデンマークの地図を載せてもらえたなら、もっとイメージが出来たかなぁと感じました❗

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  • 特捜部Q―檻の中の女―
    はみ出し刑事カール・マーク警部補が、部下のシリア系変人アサドと共に未解決事件を捜査する、デンマーク産の警察小説第1巻。

    5年前に自殺と片付けられていた女性議員失踪事件に纏わる話しで、現在と過去が交互に語られる展開に、ドキドキしながらページを捲りました❗

    キャラクターは非常に個性的で、残り100ペ...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)
    先に映画を観ているといっても全く安心できず焦燥感を抱えたまま最後まで読む手が止まりませんでした。なんということでしょう……面白かった。。
    常に特捜部Qの一歩先を行く犯人だけれど包囲網を徐々に狭めていくのが良いです。そこが繋がるの!?という驚きがあります。映画とは違ってるので安心できない。
    被害者とな...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    映画観たので、3作目はカルト宗教ものだとわかっててもキツい。
    ボトルメールが何年も放置されてて、でも特捜部Qに回ってきて良かったです。13年前だから経年劣化であれまなボトルですが今は食堂勤務の元鑑識官も手伝っててかなり捜査が進みました。
    特捜部Qが、いつもの面々からローセの代わりに姉ユアサが加わって...続きを読む
  • 特捜部Q―吊された少女―
    ひっくり返してきたな〜
    尾美としのりじゃなかったお見事

    ただちょっとだるかったかな〜
    長いんだもん

    新興宗教みたいなんがストーリーの中心にあって、たまたま個人的に二作連続で宗教がらみの物語になっちゃったのでダルく感じたんだと思います
    もったいないことした

    それにしても特捜部Qの3人、いや今回ゴ...続きを読む
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    未解決事件を調査するはずの特捜部Qのデスクに解決済みの兄妹惨殺事件の書類が置かれていた。犯人は自首して服役中なのだが……。カールとアサドは新メンバーローセとともに再調査を始めるが。→

    シリーズ2作目。前作とは違い冒頭からわかりやすい展開。そして出てくる事件の関係者たちが全体的にクソオブクソ(お下品...続きを読む
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    2023.05.21
    デンマークのように日本人は単純にだと思っている国にも、当たり前だが資本主義である以上、格差があり、階層があるということ。
    デンマークには王室もあるのだし。
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    2023.05.12
    読み進めるのに忍耐が必要。丁寧に書き進められていることと、なかなか簡単に解決させないやきもきさせるストーリーのため。
    でもそれは悪い意味ではない。私は評価してます。これを読んで歯のケアは重要だと思った。最近歯科に行けてない。予約せねば。
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ
    なんか普通だった
    普通に面白かったんだけどもっとこうなんか、もっと行けたんじゃないかなと
    もっと捻れたんちゃうかなと
    十分及第点なんだけど、シリーズモノの難しいところだよね

    普通に面白いのに物足りなく感じちゃう
    小説家ってたいへんなお仕事だ
    読者の無責任な要求はどんどんエスカレートしていくだけだも...続きを読む
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    なかなか疾走感のある作品で作品でおもしろかったです。
    アサドの過去であったり、冒頭にカールが遭遇した事件は解決されていないので、続編以降で取り扱うのかな。シリーズ通して人気のようですので、継続して読み進めようと思いました。
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)
    落ち着かず映画先に見たけれど、原作とかなり違っていたので、焦燥感が改善しないままでした。
    案の定、うなされて、何度も起きましたよ。はい。

    下巻始まったら、場面転換。
    そうよね、今までの流れからしたらそうなるわよね。
    で、私の不安は先に持ち越されるわけだ。

    イサベルとラーケル
    本当に綱渡りですよ。...続きを読む
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    今回も陰惨な事件でございます。
    しょっぱなから誰かが必死で逃げているんですが、誰なのかわかんないんです。
    でも、これが事件に関わっている事はわかっているので、どういう風に絡んでくるんだろう?と 常に頭の片隅に不穏な感覚を覚えたまま読み進んで行く事になる訳だ。
    特捜部Qには、多くの未解決事件があるが、...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    ここで下巻に続くんかい!
    あー、心臓に悪いとこで続いてる。
    この先の展開考えちゃうよね・・・
    悪い方向で・・・
    でも、今は続き読めないの。
    もう、夜遅いから。
    続きは明日・・・読めるかな・・・
    やだやだ、怖い怖い。

    しかしだな、新興宗教っていっぱいあるんですね。
    今、日本でも、なにやら色々問題視さ...続きを読む
  • 特捜部Q―カルテ番号64―
    『人間の一生は、誘惑の奈落の上を綱渡りし続けることであり、一歩間違えれば、どん底に落ちることもある。』


    北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】の第4弾。
    本作は50年ほど前に実際にスプロー島に存在した女子収容所と、そこで行われていた非人道的な行いの史実をもとにしたストーリーだ。

    映画化もされ...続きを読む
  • 特捜部Q―カルテ番号64―
    結局ミステリーの面白さはどれだけ魅力的な敵役を登場させられるかで決まるような気がする
    あるいはどれだけ憎らしい敵役を

    その意味で本作は合格点だ
    今回カールたちが立ち向かうのはとんでもないくそ野郎でアサドやローセの怒りも大爆発だ

    それにしても人の歴史とはこんなにも黒いのか
    果たして人とは本当にこの...続きを読む
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    【全欧ベストセラーの警察小説.ᐟ.ᐟ】


    未解決事件の再調査を行う『特捜部Q』
    捜査するのは、はみだし刑事カールと変わり者のシリア人アサド。

    このシリーズ作品は映画で観て面白さは先に知っていたのだが、原作も面白かった。

    北欧ミステリーは初めて読んだのだが、最初は名前に馴染みかなかったので苦戦し...続きを読む
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    特捜部Qシリーズの第二弾、新たな個性的なメンバーも加わり、埋もれていた政財界の大物御曹司グループの凶悪犯罪事件に切り込んでいく。終わり方も見事。
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    疾走して亡くなったと見られている美貌の女性政治家を巡る過去の事件と、銃撃事件で刑事仲間を失った主人公が追いやられるように配属された特捜部Qで、たった一人の部下と一緒に過去の未解決事件に迫っていく。
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    映画とここまで違うとは知らなかった。
    しかし、映画よりもはるかに悪質で複雑で
    大した読書経験になった。
    この話を映画は、なぜあんなに安直な恋愛で終わらせたのか疑問に思えるほどだ。
    キミーの抱えた本物の闇は誰にも救えなかった。
    北欧ミステリーの凄みを感じた