ユッシ・エーズラ・オールスンのレビュー一覧

  • 特捜部Q―キジ殺し―
    特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ
    はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい

    今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モーナです
    彼女無能すぎ...続きを読む
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    素晴らしかった!
     
    北欧デンマークを舞台とした警察小説。
     
    犯罪者から銃撃を受け、同僚の一人は死亡、もう一人は寝たきり状態。
    ただ一人軽傷ですんだカール警部補は、復職したてで新設された未解決重大事件を捜査する「特捜部Q」に配属されます。
    最初に手掛けるのは、女性議員失踪事件。
     
    ブグログレビュ...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    コペンハーゲン警察が舞台のミステリー。古いボトルメールのメッセージから、事件が広がってゆく。犯人の残虐な行為は、読むに堪え難いものがあるが、特捜部Qのカールやアサド、ローゼの軽妙なやり取りに緩和されて、ついページを進めてしまう。読後感は良い。
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    被害者側と警察側の話が交互に進む、よく有るパターン。
    折角、話が盛り上がり頁を捲る手に勢いが付きそうなところで、章が変わり、話が別側に移る。
    それこそ先が気になって読み続けるのだろうけど、僕は逆にそこで、読む気力を失う(笑)
    一旦流れを止められると、読む手も完全に休止するので、次の章を読み始めるのに...続きを読む
  • 特捜部Q―カルテ番号64―
    外れないわ~~
    めっちゃ嫌な奴がいて
    周りから攻める
    合間のカールの事情・・・
    堪能しました
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    ローセ登場
    嫌々受け入れたけど、絶対必要だからね
    これでQの体制が整った

    本より先に映画見ていて・・・
    読んだ後再度見てしまった

    やっぱり本だわ!!!
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    特捜部に新しいメンバーの女性が入り、コンビからトリオに変わったチームで国の大物達のはんざいに挑む。途中で妨害に合うもより闘志を燃やすカール。そしてかつて大物達の仲間だった女性。3つの視点で事件で物語が進む。
    事件は最後は後味悪く終わるが、それを受けてカールは
    ある決断する。最後は元嫁が全て持っていっ...続きを読む
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    コペンハーゲン警察が舞台のミステリー。
    主人公カールは、特捜部Qで未解決事件の捜査を任される。はみ出し者ではあるが、魅力的な人物。助手のアサドもユニークで目が離せない。ボリュームのある小説だが、展開が複雑なので長く楽しめる。
  • 特捜部Q―吊された少女―
    最新作アサドの祈りを読む前にシリーズの最初から読み返しているところ、ようやく6まで到達、ここまでは3回読んだことになるのだが、細かいところは忘れているので多数ひかれた伏線を確認するためにはやはり必要なことだろう。
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    特捜部Qシリーズは、犯人の悪の書き方が同情できないレベルの悪で震えると共に、その悪を特捜部Qの力の他に運命の歯車が壮大に狂って裁きが下るのがとても好きです。
    そこに至るまでが辛い文章なんですけどね。
    今回の被害者になるまでの流れも辛かったけど、後半で結束して立ち向かうことにしたのはスカッとした。
    ...続きを読む
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ
    国家予算を騙し取る政府の役人と銀行家、その巻き添えになって口止めのために殺されてしまう下っ端の公務員と現地の熱意ある真面目なスタッフ。大がかりで机上のインチキで金を騙し取る犯罪の犠牲者と、力と恐怖と知識や教育を与えない虐待で支配した子供たちに物乞いや盗みをさせて金を集める泥臭い悪人の犠牲者が交差した...続きを読む
  • 特捜部Q―カルテ番号64―
    特捜部Qシリーズ4作目。スプロー島という島に1960年代まで実在したという、知的障害があったり品行方正でなかった(と独断で判断された)りした女性の矯正施設(という名の強制収容施設)を土台にしているそうです。よもやこんなひどいことが、と慄きながら読み進み、慄けることは幸運なのだな、としみじみ感謝しつつ...続きを読む
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―
    ローセの過去をからめた事件。
    親子のトラウマや抜け穴のある社会福祉制度など(フィクションとはいえ)幸福の国デンマークでも問題を抱えていることを感じる。
    最後のシーンはいつもより明るくて、ずっと読んでるファンとしては胸が熱くなった
  • 特捜部Q―檻の中の女―
    これがシリーズの一作目の様だが、多くの人が嵌るのも無理ない面白さ。さすがに一気読みは辛いがちびちび読むのがお勧め。他の、まして駄作と一緒に読むと尚の事この作品が光って見える。訳も読み易い。

    特捜部Qとはデンマークにおいて実在ではない存在だ。PTSDを追ったカール(事件の捜査で仲間を一人失い、一人を...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)
    上巻は乗れず、何とか読み終えたが、下巻は1日で読み終えた。映画とはほぼ違うもの。

    モジュラー型とはいえ、偽装火事の話は無い方がすっきりすると思うのだが、そういうものなのだろうから、仕方がない。その意味で、別のキャラ設定(アサドやローサにあれほど謎を置く必要も疑問)をして、ストーリーをシンプルにした...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    途中、火事やら何やら、誘拐とは別のものがあってだれたが、上巻の終盤からペースが上がって面白くなった。詰め込みすぎなのが難点でもあり、魅了でもあるのか。
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)
    下巻、解説にもあるが
    もう冒頭からノリに乗っているのである。

    特捜部Qのカールとアサドは地道に調査
    誘拐犯は犯行を着々と進める
    問題は誘拐された、子供の母親
    こちらが…大爆発している。
    上巻で読んだ印象は吹き飛び、子供のために闘う。

    そこから捜査チーム側につながり、犯人との攻防がカール達に引き継...続きを読む
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)
    特捜部Qの三作目
    二作目がちょっと微妙だったので警戒しながら読み始める。

    海辺で見つかったメッセージボトル
    中には「助けて」と言う書き出しと、解読出来ないくらいに文字が削れた手紙が

    アサドやローセは、救助を求めているはず、と捜査を進めるがカールはなかなか乗り気にならない。

    冒頭でメッセージを送...続きを読む
  • 特捜部Q―自撮りする女たち―
    今回はカールの例の過去の事件についての言及がなかったな。
    北欧諸国が高福祉の人権重視社会というのは幻想じゃないかと、北欧ミステリを読むたび思う。
    そしてヨーロッパは絶対ナチスの罪を忘れない。
  • 特捜部Q―キジ殺し―
    あっと言う間に読み終わった。全編通してとにかく胸糞悪い案件。事件関係者が全員クズ。真相に近づくにつれて出てくるクソなエピソードの数々。ラストもとてもスッキリ、とは言い難いし、結局キーになってる登場人物もクズの極みなんだけど、何でこんなにも感情を揺さぶられるのか。ラストで主人公がある重大な決断をするん...続きを読む