ユッシ・エーズラ・オールスンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ
はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい
今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モーナです
彼女無能すぎません?
彼女に絶賛片思い中のカール目線では彼女の魅力的な唇について語られることが多いので気付きにくいかもしれませんがカウンセラーとしては相当役立たずだと思うんですがこれってゆくゆくは何かの伏線になるんでしょうか?
ラストは新しい展開も迎えて次作への期待も増し増し!
それにしてもカールって人が良すぎると思うんですが…
クールでタフで他人を寄せ付けない組織のはみ出し者と思ってるのは本人だけかもw -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしかった!
北欧デンマークを舞台とした警察小説。
犯罪者から銃撃を受け、同僚の一人は死亡、もう一人は寝たきり状態。
ただ一人軽傷ですんだカール警部補は、復職したてで新設された未解決重大事件を捜査する「特捜部Q」に配属されます。
最初に手掛けるのは、女性議員失踪事件。
ブグログレビューで高評価を受けていたことから購入。
読む前はドラマの「コールドケース」みたいな感じの短編集なのかな、と思っていました。
が、600ページ近くある長編。
本格的な警察小説でした。
中盤過ぎくらいで犯人や動機がなんとなく予想でき、その段階では、☆3評価だったのですが、後半のスピードで手に汗握らされ、美しいラストにウルウルさせられて、5に近い☆4です。
主人公カール警部補の助手を務めるのはシリアから亡命?してきたアサド。
なぜか身分は警察官ではないのに警部補のアシストを任命されます。
これがまた飄々と有能。
特に後半は推理にアクションにと大活躍。いい。
しかし海外ミステリーって、この手のパターン、監禁された女性被害者を救えっ! みたいなの多いですねー。
間に合うか‼間に合えー! ってドキドキハラハラさせようって手です。
おもしろいんですけどね。
長いわりにほぼ一気に読めたなー。
難を言えば、名前がわかりずらい。
英米ならまだしもデンマークですからねー。
パッと出た名前の性別の区別すらできないわ。
次作もよもうかなー。 -
Posted by ブクログ
国家予算を騙し取る政府の役人と銀行家、その巻き添えになって口止めのために殺されてしまう下っ端の公務員と現地の熱意ある真面目なスタッフ。大がかりで机上のインチキで金を騙し取る犯罪の犠牲者と、力と恐怖と知識や教育を与えない虐待で支配した子供たちに物乞いや盗みをさせて金を集める泥臭い悪人の犠牲者が交差したことで、特捜部Qの面々が動き出します。主人公のひとりマルコという少年が非常に利発で魅力的でした。Qの面々は相変わらずですが、ハーディに回復の兆しが現れ、カールはモーナに振られ、アサドはひどい怪我から後遺症もほとんどなく回復していて、良かったです。
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Posted by ブクログ
特捜部Qシリーズ4作目。スプロー島という島に1960年代まで実在したという、知的障害があったり品行方正でなかった(と独断で判断された)りした女性の矯正施設(という名の強制収容施設)を土台にしているそうです。よもやこんなひどいことが、と慄きながら読み進み、慄けることは幸運なのだな、としみじみ感謝しつつ、複雑な気持ちで読みました。子供の頃に母親を亡くしたことに起因する知識の欠如に、いくつもの不幸と無関心と不親切と悪意が最悪のタイミングで重なってしまったニーデという美しく魅力的な女性と、親子二代で優性思想にとりつかれつつも権威を持った医師であるため長期間に渡り非道な行為を続けてきて政治にも働きかけようという野心を持つクアド・ヴァズという男性が中心人物。もちろんおなじみのカールにアサド、ローセにモーナ、ハーディもみんなそれぞれの過去に傷やわだかまりなど他人と共有したくないことを抱えながら日々を懸命に過ごしています。カールが燃え尽きてしまった例の事件現場からは新たな遺体が発見されそこからカールの写真や指紋の残った硬貨が出てきたり、ローセには実際にユアサという妹が居ることがわかったり、アサドもカールも捜査中に死に直面したり、と、かなり心を揺さぶられる内容でした。早く続きを読まなければなりません。
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Posted by ブクログ
下巻、解説にもあるが
もう冒頭からノリに乗っているのである。
特捜部Qのカールとアサドは地道に調査
誘拐犯は犯行を着々と進める
問題は誘拐された、子供の母親
こちらが…大爆発している。
上巻で読んだ印象は吹き飛び、子供のために闘う。
そこから捜査チーム側につながり、犯人との攻防がカール達に引き継がれていく流れは怒涛でした…
解説の「メッセージボトルという小道具は"偶然"が付き纏うため危険」という話も納得、この作品では主人公カールはボトルに対して距離を置いていたし、ボトルの要素をうまく使っていた。
暗く重たいテーマ×少数チーム(イライラしてる主人公+謎の変人達)というバランス
シリーズモノでよく感じる「メインの事件」と「シリーズを通して追う謎、事件」「主人公のプライベートの問題」の前作「キジ殺し」の時よりバランスがよく、違和感がなかった。
唯一にして最大の謎はユアサの件…カールもアサドも"三つ目のこぶ"には触らなかったが、これは更に闇があるということなのか?変態性なのか?
余談:インスタントコーヒーの粉を入れすぎる度、特捜部Qや他の作品のグレーンス警部などの警察小説に出てくる「泥のようなコーヒー」ってのを思い出すようになりました。誤魔化そうとして砂糖を入れすぎると"アサドがいれたコーヒー"になるのだろうか… -
Posted by ブクログ
特捜部Qの三作目
二作目がちょっと微妙だったので警戒しながら読み始める。
海辺で見つかったメッセージボトル
中には「助けて」と言う書き出しと、解読出来ないくらいに文字が削れた手紙が
アサドやローセは、救助を求めているはず、と捜査を進めるがカールはなかなか乗り気にならない。
冒頭でメッセージを送った側の青年の視点が描かれていたので「おや?これは一作目のパターン(監禁された女性の視点と捜査チーム側の視点)と似た展開か?」と考えてしまったが、メッセージが投げ込まれたのはかなり前の話で犯人は捕まらずに、いまだに犯行を続けている点が違う。
今のところローセが勝手に休暇を取り、代役として派手目な姉のユアサが勝手に捜査に加わっている(警察なんだけど、自由なの?)という展開の意味がわからない。
下巻で何かが起こるのか?期待