ユッシ・エーズラ・オールスンのレビュー一覧
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順を考えないで読んでいるが、2作目ですでにきつい衝撃。前作スポットライトで出ていた「癒し系❓ローセ」が採用され、驚くまでに活躍している。カールとアサド、2人の刑事のコンビ感・・浅田は辟易しつつもカールをサポートしているものの、カールの場当たり・衝動的破滅キャラでお互い 絶体絶命的危機に会わせられる⇒...続きを読むPosted by ブクログ
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ちょっと繋がりが無理やりっぽく感じてしまった。
結局、ローセの父親はただのクズってことでいいのかな。。
最後のモーナも気になる!
次回作いつだろ
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未解決事件を扱う<特捜部Q>シリーズ第七作。
前作「吊るされた少女」事件から二年が経った2016年の設定。
一番気になっていたアサドの親指の状態だが、やはり無事というわけにはいかなかったようだ。だがアサドも特捜部Qリーダーのカールも、内面の混乱はともかくとして表面上は日常を取り戻しているようだ。
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福祉、虐待、善意、支配、搾取……
事件とローサの過去が交錯する本作は、相対するような言葉が何度も胸を行き交う。
簡単にひとは歪むし、こころを砕いて誰かに向きあうことを避ける。
生きていくには愛とお金が必要で、片方では生きていけないのに、目に見えるものを先んじて傷つくし傷つける。
自分も他人も等しく傷...続きを読むPosted by ブクログ -
テーマは家族、復習、神への挑発。解説で評者は「混沌」と言っていたが、重いテーマが幾重にも重なったストーリーをうまく表していると思う。
犯人の動機を過去と現在をテンポよく行き来し、決して優秀ではないがしぶとく昔気質のカールとおとぼけアサドたちがストーリーに活気を生む。今回新登場のユアサは傍若無人な振る...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第二弾。前作は物語の全容が中々判明しない謎解き要素の強い作品だったが、本作は序盤から各々の立ち位置が明確な為、今一つ精彩に欠けるのだが、後半は追う者・追われる者・特捜部Q、三つ巴の攻防戦が楽しめる。可能性を片っ端から当たる捜査や、近づく度に手から零れ落ちる真実など、警察小説の醍醐味は充分ある...続きを読むPosted by ブクログ
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4月-12。3.5点。
特捜部Q。公園で老女が殺害される。今作では異例の現在の事件を捜査することに。
連続するひき逃げ事件、関係者の繋がりが明らかになっていき。。
安定した面白さ。デンマークの問題にも切り込んでいる。
終盤は一気読み。
次作にも期待。Posted by ブクログ -
シリーズ第七弾は多くの事件が複雑に絡み合い、カールたちは東奔西走大わらわ。そこへローセのヘヴィーな過去が切込んでくるというボリューミーな展開。
事件の背景にあるのは福祉社会の暗部。加害者、被害者とも女性なので、同性故の共感できる部分もちらほら。両方の立場に立つと確かにどちらもムカつくよね。だからと...続きを読むPosted by ブクログ -
作品紹介間違ってるだろ。
しかしローセがかわいそうすぎることに…
なんかいい奴になってきたゴードン含め
チームの人ともっと触れ合ってほしい…
けど、治りたい時や治る前に
症状が悪化するという考えと期待!
お話はローセ巻き込んだせいで
いやいや、という展開になったけど
デンマークの福祉とかその問題の
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シリーズ7作目。前作から少し間が開いていたので背景を思い出す必要があったことや、特に前半は結構重たいストーリーだったので読むのに時間がかかった。中盤からは徐々に面白くなっていった。今回はローセの過去が大きなウェイトを占めていて、ローセの謎が少しずつ解明。しかしながらカールやアサドの過去は今回は全くと...続きを読むPosted by ブクログ
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12月-1。3.5点。
Pで始まる人物が、SOSの手紙を書き、ボトルへ。
海で発見され、特捜部Qの捜査対象に。
同時に起きた連続放火殺人と共に、捜査していく。
上巻は、本筋よりも助手たちのサイドストーリーが目立ち、少し時間かかった。Posted by ブクログ -
12月-2。3.5点。
下巻に入り、本筋の誘拐事件が一気に進む。
一気読み。さすがに面白い。
連続放火も一気に進む。
助手たちのキャラもクセがありながら面白く、飽きさせない。
次作も期待。Posted by ブクログ -
「おみやさん」「コールドケース」の北欧版。迷宮事件を解決する刑事小説シリーズ第1作
北欧は 女性の強さが目立つ。優秀なベテラン刑事が難事件を解決する というより、被害者の女性の精神的 強さや 生命への執着心に 男性刑事が ひっぱられて、事件が 解決されていく感じ
監禁された女性の言葉「泣きたかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
複数視点の名手という呼び名が献じられるほど、その構成が繰り返し使われる特捜部Qシリーズ。第四作にあたる本作も2010年11月(現在)と1987年8月(二十三年前)で、二つの視点を交互に使い分けている。現在時の方は、カールとアサド、それに今回は現場にも同行するローセたち特捜部Qの面々が、同時期に行方が...続きを読むPosted by ブクログ
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なかなか。
ストーリーやキャラクター共に面白かった。
地名や固有名詞がイマイチ分かりにくく、もっとすんなり読めたらなお良かった。Posted by ブクログ -
裕福な特権階級の子女が通う寄宿学校時代に端を発しその後も資金と人脈を好き勝手に使い傍若無人な振る舞いを続けている悪辣な旧友たちを、かつては自身もそのグループの中心に居た女性が個人的に追いつめてゆく様が描かれるシリーズ2作目。身勝手な動機で暴力がふるわれるのや被害者が加害者でもあったりというのは尼崎の...続きを読むPosted by ブクログ
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特捜部Qシリーズ第2作目。
面白いが、犯人グループの人数が多くて、憶えきれない。裏表紙の登場人物名を何度照会したことか。
良いとこの坊達がスリルを求めて悪さを繰り返し、エスカレートしていくストーリーは新しいものではないが、グループからはじき出された女性を中心に、特捜部Qが迫っていく展開は飽きることな...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズの第一弾を読んでいないせいか、この「キジ殺し」が良いのか不明。特捜部Qの事件の取っ掛かりも不自然だしこの復讐劇のヒロインの動機も弱いなぁ(犯人は始めから分かっています)Posted by ブクログ
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最近読んだ北欧ミステリは、映像化が織り込み済みのような事件がド派手なものが多いなあという印象。終盤の展開が二作めにしてすでにお決まりっぽいのが気になるが、主人公の面々のキャラは立っているので、息の長いシリーズになりそうな気もする。Posted by ブクログ
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特捜部の面々の掛け合いは相変わらず楽しく。
だけど、今回それほど悲惨な描写がなかったので物語に沈んでしまったような気も。いや、変に浮き上がらずそれはそれでよかったんだけど。
今回は人を愛した故の悲劇。容疑者をひたすら庇う取巻きの狂気が痛い。
シリーズ全体の謎も少し前進。Posted by ブクログ