櫻いいよのレビュー一覧

  • あの日のアオハルと、待ち合わせ

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    片道数時間の旅で人生が変わるなんてことはないけれど、変わるきっかけになることはある。

    過去の自分と向き合うために、今の自分を見つめ直すために、過去の約束を消化するために…
    それぞれ何かを抱えて出会った四人が少しだけ旅をするお話。

    夏休み最後の日じゃなくて、終業式(夏休みが始まろうとしてるところ)というのがいいよさんらしいなと思うなど。

    正直どの四人も未完成な大人予備軍の年齢だけあって幼くて危なっかしくて(時折ため息出ちゃいそうなことも)おいおい大丈夫か?おばちゃんついていこうか?とお節介したくなるのだけれど、10代ってこうだよなぁと遠い昔を思い出してしみじみする。

    四人がめちゃくちゃ成長するわけでもなく、少しだけ見える世界が広くなったり見えなかったものが見えるようになる。小さな小さな変化がいとおしい。

    「ごめん」の答えが「わかった」としか返せない時だってあるし、許せないこともある。
    許されないとわかっていても、許してもらうためではなく言わなきゃいけない「ごめん」もある。

    小石のようなわだかまりを瑞々しく描くことにかけてはこの人の右に出るものはいないなといつも思うのです。

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    2025年06月21日
  • きみとの明日を消したい理由

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    ネタバレ

    自分の選択した道を生きて、それで後悔して選択しなかった道を生きていればよかったってと思っても、その選ばなかった道にも後悔があったかもしれない。これまで自分で選択してきた道が自分の人生なのだから、後悔して死んだって自分の今までの軌跡は無駄にはならない。だからこそこれから選択していく道も、他人が選択する道ではなく、後悔してもいいから自分の道を選択したいと思った。それがいつか自分の人生と呼べる軌跡になるのだから。

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    2025年05月03日
  • 猫だけがその恋を知っている(かもしれない)

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    ネタバレ

    泣いた

    海の山が近くて猫が多い町での、猫が陰ながら見守る町の住人たちの恋を描いた連作短編集

    それぞれの章で主人公とメイン猫が変わりながら恋模様が描かれつつ、1冊を通してあるカップルの1年がかかれている仕掛けもある

    結末は予想できてたのだけど、終わり方がとてもあたたかくて思わず泣きそうになった

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    2025年03月20日
  • 世界は「 」で満ちている

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    主人公は中学一年生の女の子。
    最初にキラキラしていた世界はある日突然真っ暗になった。友達、家族、気になる男の子…悩みや葛藤を抱える中学生が、自分なりの答えを見つけて成長していく物語です。
    うん、わかる…こういうことあるよね…
    思春期の頃を思い出して共感しちゃいました。


    実は小学5年生の娘が読んでた本。
    小学生にもとても読みやすいのでおすすめです!高学年くらいからかな。

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    2025年03月17日
  • 交換ウソ日記 : 下

    は

    購入済み

    結果オーライ!だね。
    2人が良いなら、しゃぁない。何かスッキリしないけど。友達に本当の事言ったんだろうか…。
    むむっ。

    #じれったい

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    2025年02月12日
  • 交換ウソ日記 : 上

    は

    購入済み

    ⁇

    少女の気持ちを忘れたのか、この娘の気持ちが意味不明なのか、この状況は私では起こりません!
    イライラしかしません。腹が立つ!親友にも悪い👎👎こんな娘、絶対に嫌い😠

    #怖い

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    2025年02月12日
  • 世界は「 」で満ちている

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    5年から。親友に裏切られ思い悩む由加は、昔仲の良かった幼馴染との関係を修復しながら自分と向き合い直していく。
    世界は自分が感じているものが作り出していることを客観的に感じさせてくれるところが○。青春小説だが、考え方や自分を再度見つめさせてくれる要素がある。

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    2025年01月19日
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】

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    読みやすさ★★★★★
    誰かにあげたくなる★★★★☆
    満足度★★★★☆

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    王道的なラブストーリーを読みたくて手に取った一冊。
    最初から最後まで甘酸っぱい展開に、心がキュンとした。
    やっぱりいくつ歳を重ねてもこういうお話って良いなぁ。

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    2024年12月01日
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】

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    王道の恋愛モノが読みたくて書店で本を探していたら、一番に目に入ってきたので購入しました。物語の展開を予想しながらスラスラと読むことができました。ヒロインの希美と私は重なる部分が多くて瀬戸山くんからの言葉は、時折自分に言われているかのようにグッと心に刺さりました。

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    2024年11月03日
  • 猫だけがその恋を知っている(かもしれない)

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    登場人物は変われど、どこかで繋がってるそんな短編で読みやすい作品。
    ほっこりと温まる、猫の特徴をよく捉えた描写もあり時には猫目線になれる貴重な読書時間でした。

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    2024年10月23日
  • きみとの明日を消したい理由

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    余命ものを読みながら、ニヤニヤ笑ってしまうことなんてきっとこの一冊だけだろうな。

    なんて不謹慎なやつだと思われてしまいそうな感想だけれど、そこは著者の友人であることを免罪符にお許しいただきたい。
    これはわたしのよく知る友人が書いた、果し状とも道場破りにも思えるし、真摯な意見申立書のようにも感じる。
    世が世なら、屋上で叫ぶ主張とも言えるかもしれない。(あの番組も元ネタのドラマも好きだったな。世代ばれまくりですけども。わたしもいいよさんもグランドでケタケタ笑いながら揶揄する側だっただろうけども)

    作家には筆という剣にも勝る武器があるってこういうことだと思うんですよね。

    後悔しないように生きる?
    後悔しようがしまいが、己の自由だし後悔する権利だってわたしたちにはある。
    差し出された手をとらなきゃいけない?
    はねつけようが踏み潰そうがそれこそこちらの自由だ。

    家族だろうが友人だろうが、人間関係は鏡。差し出された手を踏まれたなら、それは自分が相手の手を踏んできたから。
    と、わたしも常々思っている。

    どう生きるかもどう死ぬかもそれは自分の選択で、だれかに決められるものではないし、正解もない。
    だれかを好きになってもいいし恨んでもいいし、仲違いもしてもいいし愛し合ってもいい。

    綺麗事なんてくそくらえ!好きにさせろ!押しつけんな!

    わたしはめちゃくちゃ祈里の背中を抱きしめたいし(うざいと言われたい)、傷ついた彼女の家族のハートに塩をすりこみたいと思う。

    いいぞいいぞもっとやれ!と思いながら読んでいたので、ニヤニヤしてしまったという次第です(告白

    人は遅かれ早かれ、その命を終えるから。
    後悔するのもしないのも、やりたいことをやるのもやらないのも、『自分で』決めて生きていきたいものです。

    個人的には底を知らない物欲を抱えて生きているので、きっとあれも欲しかったこれも欲しかった、あれも読みたかった、あのラストを読み終えずに終わるのかくそう!!となりながらその瞬間を迎えるのだろうなと思っています。
    願わくば、可能な限りの物語を脳なに取り込んでから逝きたいものです。えへへ。

    しかしわたしも、付き合ってないけど別れたいとか言ってみたかったな。そんな青春のひとコマを体験したかったよ。なにこのセリフ。
    (これを言えずにわたしは死ぬのね…くそう!)

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    2024年09月27日
  • あの夏の日が、消えたとしても

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    最近の高校生は、すごくオトナよね。
    この歳になって、高校生の青春小説めっちゃ好きだけど、本当にみんな大人だなって感じる。

    あー、あたしも大人な高校生活をしてみたい〜

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    2024年09月17日
  • 世界は「 」で満ちている

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    読み終わって、思い浮かんだ言葉は「フレッシュ」。中学生って、こんなにも愛おしいかなって思う。いろいろなことに影響されて、泣いたり笑ったり。心の中はもっと忙しくて、じっと悩んだり、諦めて自暴自棄になったり。未来のことは、約束できないけど、今は今で本気で生きてる!みたいな、全力がいいなぁと思う。私はもう大人だから、こんな若者に出会ったら、温かく見守りたい。いいんじゃない、キラキラの笑顔で笑うのも、この世の終わりくらい傷つくのも、素敵だよ。でも、ちゃんとご飯食べて、寝なさいねって言いたい。無理して自分に嘘つかなくてもいい。そのままぶつけていいよって言いたい。私はできた人間ではないから、本当にぶつかってこられたら動揺しちゃうけど、それもまた人間らしさってことで。ぶつかり合える関係を大事にしたいな。

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    2024年08月25日
  • 君が落とした青空

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    同じ事の繰り返しで前半だれますが、後半は気になって仕方なくなります。
    その結末見届けてあげてください。

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    2024年08月14日
  • 交換ウソ日記3 ~ふたりのノート~

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    ネタバレ

    美久ちゃんが高校生になってからのストーリー。お互いに好きだけど、うまく伝わっていなくてすれ違い…キューっと締め付けられるような気持ちでした。それでも最後にちゃんと伝えあって想いが通じて本当に良かったです。

    交換日記が鍵になるストーリーになっていて、物語構成的にも好きです。

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    2024年08月06日
  • 交換ウソ日記2 ~Erino’s Note~

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    「交換ウソ日記」第2作目。1の主人公、希美の親友である江里乃が主人公です。個人的には2の方が好きです。

    一途で優しい二ノ宮先輩と、その先輩と過ごしていくなかでトラウマを乗り越えていく江里乃。だんだんと惹かれていく様子も丁寧に描かれていて、キュンキュンしながら読み進められました。

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    2024年08月06日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    恥ずかしながら元作品を知らず、「小説の神様」と言う単語から作られたアンソロジーかと思って読んでいたら、現実にそんな小説があると知ってびっくり。
    でも元作品を知らずとも十分に楽しめました。
    『果たして自分はこの物語ときちんと向き合うことができているだろうか』『作者の名前だけで読んでいたり、他作品と比較してしまったりしてはいないだろうか』と考えさせられた、初心に帰してくれた物語たちでした。

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    2024年07月18日
  • あの夏の日が、消えたとしても

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    ほうほう、こうきたか!
    最終頁までいって、再度冒頭に戻る。
    ほうほう、なるほどね!

    そしてあとがきまでが物語の一部であるような、そんな一冊です。

    櫻井いいよの青春物語が大好物の人も、そうじゃない人も、もうお腹いっぱいと思ってるかもしれない人も、ぜひ読んでみてほしい。
    彼女はいつも自分自身を更新している。
    これが書き続けるってことなんだなーとしみじみ。

    夏の日は儚くてだからこそ思い出になりやすくて、でもあえて「覚えていない夏の日」を描く彼女のセンスがだいすきです。

    千鶴も律も華美も危うくて拗らせまくっているけれど、自分なりに噛み砕いて答えを出す姿は頼もしくいとおしかったです。

    痛みをシェアすることだけが信頼ではないし特別の証ではない。
    いろいろと大人も考えさせられる一冊でした。しみじみ。


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    2024年06月22日
  • 君が落とした青空

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    読み終わってから映画があることを知りました‼️
    今度ぜひ観に行きたい!

    最初の方は重いと感じていたけれど、とっても感動できました❤️

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    2024年06月21日
  • 春恋 君とわたしの7日間

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    2024/05/08
    5つの青春やら恋愛やらに関するエピソードが収録されたアンソロジー。
    学生の頃に確かにこんなことあったなーとか、こういう気持ちに確かになるなぁと懐かしい気持ちを呼び起こしてくれるような小説が5つ収録されています。
    学生(特に高校生)の男女がそれぞれの気持ちをどう寄せ合っていくのかということが中心となって描かれていたように思いますが、中には一風違った話もあったりしました。また、とても読みやすくて、一つひとつのエピソードの長さもちょうど良かったです。

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    2024年05月09日