櫻いいよのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いいよさんの児童書新刊だよー!
三冊並べると表紙がとってもきれいだよね。
主人公のつばさちゃんは、とても『櫻いいよ』らしさの詰まった女の子だとおもう。
みんな違っていい。個性は大事。
女の子だから、男の子だから。
女の子だからといって、男の子だからといって。
あーもう、ぜんぶうるせえよ!好きにさせろよ!!
という、友の叫びが終始聞こえるような一冊。
好きなものがあるなら、それを自分なりに大事にすればいいし、好きなものがまだないなら、これから見つければいいし、見つからなくてもそれならそれでいい。誰の言葉を信じて、誰と時間を過ごし、どんな自分で日々を過ごすか。
それって子どもとか大人とか関係 -
Posted by ブクログ
いいよさんのお話はどうしてこうも引きこまれるのか…。
最後は希望を感じられる終わり方だったけど、状況が完全によくなったわけじゃない。でも現実ってこうだよね、と変にリアルを感じる。
大人になったら笑って話せるのかもしれない、たいしたことないと思うのかもしれない、でも"今"の私にとっては?
人から信用されてなかったと知る悲しみや裏切られたと感じる怒りはなかなか忘れられるものじゃない。
それでも由加が悠真に言った言葉は好きだなと思った。またどっかに行くと思われててもいい。信じてくれるまでずっとそばにいる。いつか変わるかもしれないっていう心配も無駄だったなって思わせる。かっこよかっ -
Posted by ブクログ
わたしはなんだかんだ10年以上櫻いいよの作品を読み続けてるんだけど、そうか、あの秀作乳メスから10年経って、これを書いたのかと頭を殴られたような感覚。すんごいの書いてきたな!
大人の恋の話って、なかなか好みにハマるものがなくて、それは大人になっていろんなことを知ってしまったからなんだよな。恋愛の美しさも醜さも狡さも知ってしまっているからこそ、フィクションで語られる恋のなかに、心を動かされることが難しくなる。
美しさだけを語られたら眉を顰めたくなるし、醜さをリアルに描かれると今度は目を背けたくなる。
狡さと脆さを見せられたら、安心してしまう。
そんななかで、最新の櫻いいよが描く本作は、そりゃ