岩瀬成子のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ何が起こるわけではないのに、ずっと読んでいたくなる本。
ビートルズがすきな女の子の日々の生活、1日1日の日記以上の心の動きを見せてもらっている感覚。
家族と喧嘩もする、友達とも気まずくなる、一丁前でちょっとオマセな恋の気持ちをいったりきたりする。
なんてことのない毎日を過ごしているわけだけど、ビートルズを前にすると彼女の心の動きは半ページにも渡って高鳴っていて、何かを強く信じたり好きなったり、そして何でもやってやれるって力強くなったり、、こういう気持ちこそ尊いんだよな、と思う。
時代描写がビートルズ来日の昭和時代ということもあり、自分というより、自分の親世代はこんな感じで毎日過ごしていたの -
Posted by ブクログ
そでの部分には、右(始まり)曽良秋(ソラアキ)がモツチに書いた手紙が書かれている。
「わたし、持沢さん友だちになりたいな、と思ってます。」そでの左(終わり)には、持沢香衣(もちざわかい)からの返事がある。「『友だちになってください』と書いていました。その気持ちはいまも同じです。
R6年度の小5年の教科書掲載本。舞台は小学校で主人公2人は5年生。アキは4年生で転校して5年生でモツチと同じくクラスになって静かなモツチに惹かれて、ゴールデンウィーク明けにそでの手紙を渡した。
アキが道夫くんから貰ったビートルズのドーナツ盤をもっちの父親の部屋のレコードプレイヤーで聞いていた。そこにモツチの弟の新く -
Posted by ブクログ
貝ちゃんは小学生。
ママとパパは離婚して、そして新しいお父さん・幸介さんとママと3人で暮らすようになった。
ママと幸介さんは引っ越ししようと言っていて、しかし貝ちゃんはクラスメイトと離れたくないから転校したくない。でもそれが言えない。
保育園から一緒の高広くんと話したいのに話せない。
クラスメイトの世里ちゃんに高広くんのことが好きと打ち明けられて、モヤモヤする気持ちがあるのに何も言い出せない。
モヤモヤする日々に、今はもういないパパとの思い出を振り返る貝ちゃん。
そんな貝ちゃんだったけど、よぉく周りを見渡せば、少しずつだけど自分の言いたいことを言えるようになってみれば。
もうひとりじゃないかも -
-
-
-
-