岩瀬成子のレビュー一覧

  • ぼくのねこ ポー

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    2025年度 課題図書(低学年)
    ぼく(主人公)がネコを保護することを通して、友達(他者)の心情を慮ることを学ぶという内容。(ネコのお世話を通じて成長する的な内容かと思っていたけど、違った)
    低学年なら自分の気持ちにいっぱいな時期なので、いろんな立場の人の思いがあることに気付くのにはちょうどいいのかな。
    それより松成さんのイラストがかわいい。ふんわりした色合いの中でも、ネコのはっきりした目力が描かれていて印象的!

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    2025年04月27日
  • 100万分の1回のねこ

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     ご存知の通り、『100万回生きたねこ』(1977)は、佐野洋子さんの絵本です。最後に主人公の猫が死ぬのに、心からよかったーと思える、不思議でとっても深いお話でした。少し哲学的で、大人の方が響くかもしれませんね。本書は、この名著に捧げる13名の錚々たる作家諸氏のアンソロジーです。

     最近読んだ町田康さん、谷川俊太郎さんも書かれていて…、あ、谷川さんは佐野洋子さんと(短期間)ご結婚されていたんですね。また書き下ろしの広瀬弦さんは佐野洋子さんの息子さん!
     なんと不思議な巡り合わせです。当然ながら、全編とも名作絵本への愛と敬意が根底にあり、様々な視点で読ませてくれました。

     各話の冒頭には、作

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    2024年12月02日
  • わたしのあのこ あのこのわたし

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    意地悪になっちゃう感じ、友達に苛立っちゃう感じが、すごくリアルに蘇る。
    大きなことが起きるわけではないのに、心に残るお話。

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    2024年11月10日
  • ぼくのねこ ポー

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    ぼくが拾ったねこは転校生の飼っていたねこかもしれない。不安な気持ちが段々広がっていって、転校生とも仲良くできない。
    ぼくの葛藤にきっと子ども達も共感できるだろうなあ。
    余談だがねこってお世話された先々で呼ばれた名前で反応するらしい。
    うちの隣の飼い猫はみーって呼ばれてたけど、お向かいのおばあちゃんが餌をやっている時はしろちゃんって呼ばれてた。
    トムで、ポー、どっちも大切にされていたあかし。

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    2024年10月13日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』。インパクトの強い緑色の瞳をしたオスのトラ猫が表紙の絵本です。おそらく子どもの頃にも読んだことがあったと思うんですが内容はほとんど記憶になく、大人になって改めて読んでグッときました。

    1977年に発売されて以来、今なお多くの人に読まれ続けている大ロングセラーであるこの絵本への、13人の作家によるトリビュート短篇集です。

    佐野洋子さんの息子さんで絵本作家の広瀬弦さんや元旦那さまの谷川俊太郎さんも執筆されています。結構著名な作家陣ばかりですが、私は読むのは初めましてな作家さんが多かったですね。

    どういうこと?と理解が追いつかないお話もあれば、ちょっと不思

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    2024年09月16日
  • ぼくのねこ ポー

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    1.2年。拾った猫は実は転校生の猫だった…。共感できる心の葛藤と、他者を思いやる心を体験する物語。犬猫のお話と指定して聞いてくる子、多いです。

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    2024年03月18日
  • わたしのあのこ あのこのわたし

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    ネタバレ

    結婚しないことを選んだ両親のもとで育った秋。時々会う父親から貴重品だともらったビートルズのシングルレコードを、プレーヤーがあると言うモッチの家でかけていたら、弟の新くんに傷をつけられてしまう。
    好きな子が同じ事もあり、秋はもやもやしてモッチにひどい言葉をぶつけてしまう。
    秋の気持ちもわかるし、モッチの気持ちもわかる、

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    2024年02月07日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』をオマージュして名だたる作家さん達が紡ぐ短編集。
    私は多分、来世もあると思っている。前世もそして。
    それは決して愛する人がいなかったからではないけれど。

    それぞれの物語も勿論面白かったけど、そこまでの想像力や価値観の広がりを与えてくれた原作の素晴らしさに改めて気付いた。
    姪っ子への誕生日プレゼントに決定。

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    2023年12月23日
  • わたしのあのこ あのこのわたし

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    “人の心は一色じゃない。”
    “『ほんとうの気もち』なんてあるのかな。”
    大人になってようやく分かってきたことを、すんなりと言ってくれる…

    そう、そうなんです。
    きっとどこかでみんな気づいてる。
    誰もが、秋ちゃんみたいな部分、モッチみたいな部分、大沢さんみたいな部分を持っている。

    表紙背表紙、カバーのそでの構成が上手い。自分が手紙を受け取ったような気持ちになれる。あらすじでないのが逆に気になる(と私は思うけど、どうだろう?)

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    2023年12月08日
  • 100万分の1回のねこ

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    著名な作家さんが「100万回生きたねこ」にオマージュした物語を創作。
    頭の中に、あのねこのお顔が浮かぶような、そんな物語が多く綴られていた。
    ねこの気持ちに寄り添ったり、ねこの方が何倍も人間より理解していたり。
    読後、ねこがより一層可愛く見えてしまった。
    かわいい。とってもかわいい。

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    2023年12月05日
  • ひとりかもしれない

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    親の離婚、再婚、引っ越し……。繊細な悩みを抱える少女が主人公。同じような悩みを抱える子どもに寄り添ってくれる物語。

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    2023年11月01日
  • マルの背中

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    子どもの頃は些細なことが不安だったり、悲しかったり。大人になって、自分が親に言われて嫌だったこととか傷ついたことを結構覚えていたりする。
    なのに、子どもの気持ちがわかるか?といえば意外とないがしろにしてたり、、
    子どもって、より幸せに生きるために虚勢をはり、良い子でいようとし、我慢もしてるんだな。
    離婚した母と暮らすあずみちゃん、大好きな弟とはこころの距離がこれ以上離れませんように。

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    2023年09月29日
  • 100万分の1回のねこ

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    長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
    個人的に好きだったのは
    江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。

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    2023年03月25日
  • 100万分の1回のねこ

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    ほぼ皆猫が出てくる話を書いているのに、一人だけ主題に重きをおいて猫が出てこない話を書いていて、その表現も内容も面白かった。世にも奇妙な物語みたいな内容で、才能を売りますと言ったら本当に才能が売られてしまう話。人間、その場所にある畑を耕すしかないんだなと思った、内容まんまだけど笑

    最後の谷川俊太郎さんの、本文前の作者コメントみたいなところにあった、見果てぬ夢、という表現が、とても好きだと思った。

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    2022年09月06日
  • もうひとつの曲がり角

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    久しぶりに日本人が共感できるような、子供心にモヤモヤした感覚を思い出す、児童書を読んだ。

    親の、子供の将来を自分のことのように心配する気持ちと、子供自身の気持ちを信じたいことを両天秤にかけての葛藤は辛いことだと思うが、子供自身も辛いことを我が身のように感じられることができない理由は、何なのだろうか?

    子供のいない私には分からないが、おそらく下記の台詞で、ハッとさせられるものはあるのではないかと思う。

    「しなくちゃいけないと言われたから、しなくちゃいけないと思うのは、それは考えてないってことじゃないのかな」

    悩み苦しむ彼女の背中をそっと押してくれた人は、かつて彼女と同じ思いを抱いていたが

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    2022年03月12日
  • 100万分の1回のねこ

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    短編集は、滅多にかわないが、表紙の絵に釣られてしまった。みなさん、楽しんで書いているようで、遊び心のあるお話が多かった

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    2022年02月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    好きな作家さんのお話が収録されていたので購入。よく分からない話や詩、面白い話、苦手なタイプの話まで様々。全体としては、ストーリーより描写や言葉を楽しませて貰ったなという印象。川上さんの文章は初読みだったけど、かなり好き。あと山田さんの話のタイトルがオシャレでツボでした。


    生きる気まんまんだった女の子の話/江國香織
    100万回殺したいハニー、スウィートダーリン/山田詠美
    博士とねこ/広瀬弦
    虎白カップル譚/谷川俊太郎
    幕間/川上弘美

    ある古本屋の妻の話/井上荒野
    おかあさんのところにやってきた猫/角田光代
    百万円貰った男/町田康

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    2021年07月30日
  • もうひとつの曲がり角

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    小学校5年生のわたし。転校して慣れない学校と英会話の塾。そんな毎日にある日道を違えて知った少し異なった世界。子供の自我の目覚めと友情の始まりの予感を丁寧に描いている。表紙の酒井駒子さんの絵がまた素敵でした。

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    2021年05月10日
  • 100万分の1回のねこ

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    初読み作家さんばかりで、新しい作家さんに出会えた。角田光代さん、綿谷りささん、川上弘美さんのが好き。
    それにしても凄く豪華。

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    2020年12月29日
  • 100万分の1回のねこ

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    13人の作家による、
    佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

    どの作品も、原作への愛に満ちている
    ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
    あれはあれで面白かったし。

    原作をもういちど読みかえしたくなった。

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    2020年05月02日