黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“セロンは、謎を解いたメグの嬉しそうな顔を見ながら、
「正解。素晴らしい」
「なんだか、分かると楽しくなってきましたよ!」
「それは何より。女性は、地図を見ることが出来ないなんて意見を本で読んだけど、嘘なのかもしれない」
「セロン君のいいところは、頭がいいのに、自分の知識が絶対に正しいのだと思いこまないところです!」
「あ……、ありがとう」
「どういたしまして。こちらこそ、説明ありがとうなのです」
二人が見つめ合ってお礼を言った瞬間、
「おっ!おおおっ?」
ラリーの驚き声が聞こえた。”
メグはやっぱり髪下ろしがめっちゃ可愛い。
オールバックのセロンもなんか可愛い。
顧問の先生もなんだかんだで -
Posted by ブクログ
“「国には、いろいろある。でも、乱暴に大きく分けるとしたらたった二つだ。一つは、国民が幸せになれる国。もう一つは、幸せになれない国だ」
「……………」
「そして――、忘れないでほしい。国とは、国民が作るものだ。時に王や独裁者が、国民を不幸せな方向へ向かわせることもある。それを拒否し、時に命を賭けて戦うのもまた、国民の力だ」
私は、話が急に難しくなりすぎてはいないか心配した。しかし、私の頭に顎を載せていたティーは、しっかりとした口調で、
「わかった」
頷きながらそう言った。これには、シズ様のみならず、私も驚いた。そして、続いて発せられた言葉にも驚くことになる。
「たたかいだな、ばくだんならまかせ -
Posted by ブクログ
読み始めました。
個人的には久しぶりの「メグセロ」です。
「アリソン」というお話の、世界の冷戦状態を終わらせたふたりの少年少女と、一緒に行動した大人の、それぞれの子どもが主人公の「リリアとトレイズ」という物語にヒロインの友人としてちろっと出てきた少女がヒロインになるのがこの「メグセロ」。
これまでのと較べるとミステリに近いかもしれません。ただし、読者に挑戦してないミステリ。
と、なんでいまさら説明しておるのでしょう?
いっぺんに読み終わるのももったいないので、明日中に終わらせることにしましょう。
読み終わりました。
この巻はラリーにラブレターが来る話。
それにはやっぱり(?)ウラがあって