逸木裕のレビュー一覧

  • 五つの季節に探偵は

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    飄々としている主人公が良かった
    オーディブルで聴いた時の温度感もすごく良かった

    適温の水、水を差すという表現も好きだった

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    2025年12月05日
  • 彼女が探偵でなければ

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    『五つの季節に探偵は』の続編にあたるものとのこと。そちらは未読である。そもそもシリーズものだったと知らずに読んでいた。前作を読んだ方がみどりのひととなりについても深くわかるのか?

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    2025年12月03日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    さもありなんという結末。12人の怒れる男とカズオ・イシグロが脳裏よぎる。クローンでないのが、救いなのか?健太の思考にもついていけない、めんどくさい甘ったれ。「父とは何か」追求もいいけど、育ての親に感謝。は親に苦労してないから?

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    2025年11月19日
  • 彼女が探偵でなければ

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    ネタバレ

    森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。
    気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。
    時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。
    〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。
    謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。

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    2025年11月11日
  • 電気じかけのクジラは歌う

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    現代技術からそう遠くないような、近未来を舞台にしたミステリー。

    作曲をAIが代替する時代が舞台。天才作曲家の自殺を発端とする不可思議な出来事の真相を追う物語。

    最近のAIの進歩ぶりを見るに、この舞台設定もリアリティを感じるところ。というか、既に出来そうまである。そういう身近さもあってか、500ページ超の割に読みやすい。

    結末も綺麗な終わり方。何かと人との対立軸として設定されがちなAIへの考え方としても参考にしたくなるものでした。

    前半の主人公の、ウジウジっぷりが読んでいて少し辛かった笑

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    2025年10月29日
  • 風を彩る怪物

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    主人公2人とは悩むレベルが全然違うんだけど、読みながら「自分は何になりたいんだろう」とモヤモヤしていた時のことを思い出した。この作品でオルガン製作者のことをオルガンビルダーと呼ぶと初めて知った。オルガン制作の過程を追いながら、職人の熟練の技と知識に支えられたその深い音の広い世界を堪能。なんて奥が深い楽器なんだろう。


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    2025年10月17日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    育ての親か生みの親、精子提供した人を父親と呼べるのか、非の打ち所がない精子提供者が亡くなり親友である男から会社の信用問題に関わるので父親として認めて欲しいとの願いに家族について考えるのだが自分はどう感じるのだろうと考えながら読んでいたらその提供した理由が明らかになった時奈落の底に突き落とされた感覚を体験。
    唐突の、でもよく考えると子どもを亡くした事やさまざまなところでヒントはあったのだが血縁の問題が頭から離れなかったので一気に突き落とされた感覚を味わった。
    尊敬する父親を持つ健太目線で話は進むが健太の最終的な答えに賛同できなかった。

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    2025年10月16日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    AID。父。本当の父。血のつながり。森栄莞爾。息子。二人。105人。精子提供。腎臓。ドナー。
    父は幻想?血はそんなに濃い?
    三ツ橋健太。父の健一郎。父?個人的には健太の思考は好きになれない。

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    2025年10月14日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ビジネスホテルチェーン〈ラ・フォレ〉の創業者である森栄莞爾が死去して4年後、彼が生前行っていたある行為の記録が流出した。彼はAID(非配偶者間人工授精)のドナーで、彼が提供した精子によって105人もの子供が生まれていたのだ。流出したのは彼らの個人データだった。森栄の右腕だった支倉により連絡のついた12人が呼び出され奇妙な依頼を受けるが……。
    男はいかにして父親になるかという命題の変形か。ミステリー仕立てではあるものの、いささか苦しい。最後に明らかになる真相も突飛すぎてついていけなかった。
    テーマは重いのに文体は軽く、キャラクターの厚みも全然物足りない。逸木さんの本領が発揮されていない印象だった

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    2025年10月13日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    12人が1人ずつ殺されていくのかと思ったが誰も死なないし、ひたすら森栄氏の謎を探るだけなのでこの話がどこに向かっているのか前半はわからなかった。

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    2025年10月08日
  • 彼女が探偵でなければ

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    時事的な問題をマイルドな謎解きと絡めた小説。
    クルド人に関する話はセンシティブな問題もありかなり気を遣われたであろうことが参考文献・謝辞のページから伺える。

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    2025年10月08日
  • 彼女が探偵でなければ

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    面白くないわけではないですが、惹き込まれる部分が多くなく平坦に読み進めた感じがします
    ラストのお父さんがマンゴーをつまみ食いしてしまったくだりなぞはとても良かったと思いました

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    2025年09月18日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    最初はきわもの小説だと思っていたが、さにあらず。
    「父親とは何か」を考えさせるどっしりした小説だった。血のつながりのある親と育ての親。どちらも子供を第一に考える「子どもファースト」の考えが根底にある。初めての作家だが、このままフォローしていこうと思う。

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    2025年09月14日
  • 彼女が探偵でなければ

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    主人公の「みどり」の正確があんま好きになれないなぁ…お節介というか、踏み込んではいけない領域というか。

    ネタバレになるので書かないが、
    親父カッコいいじゃん!!

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    2025年09月12日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    大手ビジネスホテルチェーン<ラ・フォレ>の創業者である森栄莞爾は生前、精子提供によって105人もの子供を作っていた。そのリストが漏洩したことで、そのうちの12人が<自助活動>と称して集まることに。「森栄莞爾を父として認める」ことへの賛否をめぐり、12人の心理戦が始まる。
    『六人の嘘つきな大学生』を彷彿とさせるようなミステリで、テンポのよい会話劇に引き込まれるようにして一気に読めた。
    森栄莞爾の真の目的は、腎臓を患う<本当の子ども>に臓器提供をさせることであった、というラストは既視感のあるものという気がし、大きな驚きはなかった。
    ほとんどがすでに大人になっている12人が、数週間のうちにこんなに何

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    2025年10月04日
  • 彼女が探偵でなければ

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    友人に薦められて読んだ本。

    ミステリーと言えば殺人事件というイメージだったが、こんな些細な謎解きでもとても楽しめた。

    社会派具合がちょっとしつこくも感じた。

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    2025年08月25日
  • 彼女が探偵でなければ

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    主人公のみどりの性質をあまり好きになれなくて、違和感を感じながら読んだ。

    みどり自身も、知りたいことを家庭を顧みずにとことん突き止めてしまうことを自覚していて思い悩む。

    ちょっとモヤモヤしながらではあるけれど、
    ミステリーとしては面白かったのかな。

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    2025年08月17日
  • 虹を待つ彼女

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    ネタバレ

    AIフリクトの開発者工藤賢は、亡くなった水島晴を再現するプロジェクトを進めることになる。
    フリクトをめぐる訴訟があり、委託先から契約を解除され、自己資金で進めることになる。
    ほとんど記録の残っていない晴のことを調べながら、晴を再現することに成功する。
    話としては少しいらないのではというエピソードもある気がするが、全般おもしろい。登場人物にも魅力的な人がいる。主人公工藤は全て思い通りにでき、開発もできる頭脳を持つが、人間的にはあまり思い入れできるようなタイプではない。

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    2025年08月17日
  • 彼女が探偵でなければ

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    真実を追い求めずにはいられない性分の根っからの探偵気質の探偵。
    そこからそれわかる?ってちょっとこじつけ感を感じてしまったかなー

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    2025年08月11日
  • 少女は夜を綴らない

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    掴みが強くて伏線が多い分ミスリードも多い、引き込まれる話だった。夜の日記を理解するまでは展開を疑っていたけれど、その後はあっという間で翻弄されながら読み終わった。ボードゲームのことが多く書かれているのも楽しい。お兄ちゃん関連がずっと怖かったのに最後にまた大きく落とされて驚いた。

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    2025年06月21日