逸木裕のレビュー一覧

  • 虹を待つ彼女

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    AI技術により死んだゲームクリエイターを蘇らせようとするが、誰からか脅迫状が届く。
    調査する過程がミステリっぽく面白い。また謎の人物が意外にもという感じだが無理矢理っぽい。時代に合わせた結果かな。

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    2019年06月15日
  • 虹を待つ彼女

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    自殺したゲームクリエイターの水科晴を人工知能として蘇らせようとする工藤。晴の過去を探るうち魅了され恋愛感情を抱く。誰かに命を狙われながらも調べることをやめない工藤。自分でも想像していなかった感情に囚われていくさまは狂気すら感じさせる。ゲームの世界とうまく絡めてあったり、人工知能の善し悪しなどもあってとても面白い。

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    2019年06月07日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    AID(非配偶者間人工授精)をテーマにしたミステリです。
    主人公が割と独特の価値観の持ち主なので、そこを受け入れられるか否かで、評価が分かれる気がする。
    主人公の健太はAIDで生まれた子どもであり、戸籍上の父親とは血が繋がっていない。母親が早くに亡くなり父親は一人で健太を育ててくれた。父親を尊敬し愛情を感じながらも健太は、血の繋りがないことを知ってから父親の健一を「父親」とは思えなくなっている。
    ずっと男手ひとつでずっと育ててくれた父親を「父親」と感じない主人公にずっと違和感があり、それは最後まで続くのですが、最後健太の気持ちが少し分かったような気がする。とはいえ、共感はできないのですが。

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    2026年01月06日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    カリスマ経営者として愛されていた森栄莞爾は、精子提供で105人もの子供を作っていた。彼の死後、彼らのリストが流出し、そのうち12人が、莞爾の友人にしてビジネスパートナーの支倉によって集められる。
    莞爾を父親と認める声明を出してほしいという支倉の要請を受け、12人は話し合うことにする。

    なぜ莞爾が精子提供をしたのかが問題だが、とことん利己的な理由だったのでむしろ納得。

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    2025年12月31日
  • 四重奏

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    クラシック音楽のこと、とりわけ演奏論にこだわって書かれているところは興味深く読んだが、登場人物の言動の不自然さが時に鼻についてしまうところもあった。
    ミステリーとしてのおもしろさは感じられたし、プロットもよく考えられていたと思われるが、最後の謎解きはいかにもあっけない感じで、まあこんなものかという印象だった。

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    2025年12月19日
  • 彼女が探偵でなければ

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    なんでしょ?さら~っと読める探偵5篇
    クルド人のお話で、いじめっ子が弱者家庭を助けるために‪✕‬書いたくだり?良い奴なのか悪い奴なのか?いじめてる事態、悪い奴やと思うけど、、、なんかそこ違和感

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    2025年12月13日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    途中までは良かったんだけど、最後で失速。主人公の出した結論が相容れなかった。
    12人の怒れる男のオマージュかと思うような、番号振られた12人で可否の投票。全会一致が条件。リーガルミステリー気分で入ったが、主人公の頭が硬過ぎて脱力。そこ含めての遺伝によるものは何より強いの主張になるのかな。
    ドナー云々で、あ、善人に見せかけてこれはダメなやつだと思ったら案の定。清水玲子さんの「輝夜姫」ではないですか!!活用まではしてないけど。

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    2025年12月11日
  • 彼女が探偵でなければ

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    軽い感じでサラッと読めました。
    この本の前が、米澤穂信さんの羊のやつで、暗くてウツウツ、高貴な闇の世界的な話だったので、中休み的な感じて、サラッと。重すぎたり残酷すぎるのもが嫌だし、軽すぎなのもなんか合わないし、読書って、その時の自分が反映されますね。

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    2025年12月09日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    これだけは言っておきたいのです。逸木さんが選択する挑戦的なテーマがいつも大好きです。小説の完成度とか、共感の有無とかに関わらず、これだけ毎回あっと驚くようなテーマを提示してくれる逸木さんの作品がいつだって大好きなのです。なにかしら他人との違いに劣等感を隠し持ってうじうじしてたりするけれど、普段はそれなりに真面目で真摯に生きている、なのにときとして激情を抑えきれない主人公が好きなのです。
    物語は突拍子もない設定と展開で、主人公がたどり着いた結論には正直共感しかねるのですが、そんなことよりもこのテーマそのものが意欲的であり、それだけで僕はもう満足なのです。
    父親とは何か?生物学上の父親と育ての親と

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    2025年12月05日
  • 五つの季節に探偵は

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    飄々としている主人公が良かった
    オーディブルで聴いた時の温度感もすごく良かった

    適温の水、水を差すという表現も好きだった

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    2025年12月05日
  • 彼女が探偵でなければ

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    『五つの季節に探偵は』の続編にあたるものとのこと。そちらは未読である。そもそもシリーズものだったと知らずに読んでいた。前作を読んだ方がみどりのひととなりについても深くわかるのか?

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    2025年12月03日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    さもありなんという結末。12人の怒れる男とカズオ・イシグロが脳裏よぎる。クローンでないのが、救いなのか?健太の思考にもついていけない、めんどくさい甘ったれ。「父とは何か」追求もいいけど、育ての親に感謝。は親に苦労してないから?

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    2025年11月19日
  • 彼女が探偵でなければ

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    ネタバレ

    森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。
    気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。
    時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。
    〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。
    謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。

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    2025年11月11日
  • 電気じかけのクジラは歌う

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    現代技術からそう遠くないような、近未来を舞台にしたミステリー。

    作曲をAIが代替する時代が舞台。天才作曲家の自殺を発端とする不可思議な出来事の真相を追う物語。

    最近のAIの進歩ぶりを見るに、この舞台設定もリアリティを感じるところ。というか、既に出来そうまである。そういう身近さもあってか、500ページ超の割に読みやすい。

    結末も綺麗な終わり方。何かと人との対立軸として設定されがちなAIへの考え方としても参考にしたくなるものでした。

    前半の主人公の、ウジウジっぷりが読んでいて少し辛かった笑

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    2025年10月29日
  • 風を彩る怪物

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    主人公2人とは悩むレベルが全然違うんだけど、読みながら「自分は何になりたいんだろう」とモヤモヤしていた時のことを思い出した。この作品でオルガン製作者のことをオルガンビルダーと呼ぶと初めて知った。オルガン制作の過程を追いながら、職人の熟練の技と知識に支えられたその深い音の広い世界を堪能。なんて奥が深い楽器なんだろう。


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    2025年10月17日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    育ての親か生みの親、精子提供した人を父親と呼べるのか、非の打ち所がない精子提供者が亡くなり親友である男から会社の信用問題に関わるので父親として認めて欲しいとの願いに家族について考えるのだが自分はどう感じるのだろうと考えながら読んでいたらその提供した理由が明らかになった時奈落の底に突き落とされた感覚を体験。
    唐突の、でもよく考えると子どもを亡くした事やさまざまなところでヒントはあったのだが血縁の問題が頭から離れなかったので一気に突き落とされた感覚を味わった。
    尊敬する父親を持つ健太目線で話は進むが健太の最終的な答えに賛同できなかった。

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    2025年10月16日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ネタバレ

    AID。父。本当の父。血のつながり。森栄莞爾。息子。二人。105人。精子提供。腎臓。ドナー。
    父は幻想?血はそんなに濃い?
    三ツ橋健太。父の健一郎。父?個人的には健太の思考は好きになれない。

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    2025年10月14日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    ビジネスホテルチェーン〈ラ・フォレ〉の創業者である森栄莞爾が死去して4年後、彼が生前行っていたある行為の記録が流出した。彼はAID(非配偶者間人工授精)のドナーで、彼が提供した精子によって105人もの子供が生まれていたのだ。流出したのは彼らの個人データだった。森栄の右腕だった支倉により連絡のついた12人が呼び出され奇妙な依頼を受けるが……。
    男はいかにして父親になるかという命題の変形か。ミステリー仕立てではあるものの、いささか苦しい。最後に明らかになる真相も突飛すぎてついていけなかった。
    テーマは重いのに文体は軽く、キャラクターの厚みも全然物足りない。逸木さんの本領が発揮されていない印象だった

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    2025年10月13日
  • 森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち

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    12人が1人ずつ殺されていくのかと思ったが誰も死なないし、ひたすら森栄氏の謎を探るだけなのでこの話がどこに向かっているのか前半はわからなかった。

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    2025年10月08日
  • 彼女が探偵でなければ

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    時事的な問題をマイルドな謎解きと絡めた小説。
    クルド人に関する話はセンシティブな問題もありかなり気を遣われたであろうことが参考文献・謝辞のページから伺える。

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    2025年10月08日