逸木裕のレビュー一覧
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AI技術により死んだゲームクリエイターを蘇らせようとするが、誰からか脅迫状が届く。
調査する過程がミステリっぽく面白い。また謎の人物が意外にもという感じだが無理矢理っぽい。時代に合わせた結果かな。Posted by ブクログ -
なんとも救いようのない、思想も理想もない左巻きの人間に狂わされた人生。あの時代にはこういうリーダーもどきもたくさんいたみたいですね。結局は殺戮と狂った思想の羅列で、心の休まる暇のない作品でした。あーしんど。Posted by ブクログ
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ある音楽家の死、その真祖とは。
音楽を絡めたミステリだが、殺人や犯人探しといったミステリ度数はそれほど高くない。
音楽に向かう人々がどのように構え、考えているのか。そういった事を知る事は特別な機会でもない限りできないが解釈の話はなるほど、そう考えているのかと楽しめた。Posted by ブクログ -
CL 2024.4.19-2024.4.20
全編書下ろしのアンソロジー。
太田愛さん狙いで。やっぱり太田愛さんはいいなー他の社会派長編とは雰囲気が違うけど、読み応えのある一編だった。
他は、スプリット、最後のひと仕事がよかった。Posted by ブクログ -
音楽を受け取る側です。感動や解釈は 演者のテクニックや模倣や演技力によるもので錯覚だ というチェリストの言葉 「音楽ミステリー」として読み始めた身には辛いものがありました。主人公が 葛藤の末 光を見出だすことが出来て良かったです。Posted by ブクログ
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02月-11。3.0点。
かつての宗教団体で育った子供たち。ある事情で「生存者」と呼ばれ、困難な人生。子供たちを「調教」した教団関係者が死亡したとニュースが。。。
途中、中だるみな感じがあり、読むのに時間かかった。テーマは良いと思うがいまいち感情移入できなかった。Posted by ブクログ -
〈指揮者〉の話をいちばん面白く感じました。『〜の香り』の2冊を立て続けに読んだからか、香道の話からは、自身の生活の中での「におい」について考えさせられましたPosted by ブクログ