逸木裕のレビュー一覧

  • 彼女が探偵でなければ

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    前作を知らずに読んでしまった。
    2022年 夏を読み終えた時はあんまりかな〜と感じたが、以降の物語が深かった。
    有益だったし、論理的に導きだされる仮設に引き込まれた。
    〈答えを簡単に出す人〉にはハッとさせられた。
    派手な事件はないが、真相や結末がとても良かった。

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    2025年05月06日
  • 彼女が探偵でなければ

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    『五つの季節に探偵は』の続編! 少し大人になったみどりに会えて嬉しい。前みたいな凶暴な探偵性は少し顰めるのだけれど、やっぱりな〜みたいなところも好き。父親の殺害計画を交換ノートすることになる「陸橋の向こう側」がお気に入り。

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    2025年05月04日
  • 四重奏

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    逸木裕なのでミステリとして面白いのはもちろんなんだけれど、音楽ってなんなのかなあ、とかちょっと考えちゃったり。そこに悩むのが芸術とエンタメの狭間にいるクリエーターの宿命なのかもね。

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    2025年05月04日
  • 銀色の国

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    ネタバレ

    VRで自殺を引き起こす。
    商品化実現の可否は別として、現実にも充分あり得そうで恐怖を覚えました。
    プレーヤーをじわじわと確実に死へ誘っていく手法も身の毛が立ちます。
    死を望んでいる人に手助けしてやっているという恐ろしい思想にも思わず引き込まれそうになるほどでした。
    リアリティがありすぎて夢中で最後まで読みました。
    終盤は周りに助けを求める事の大切さを軸に描かれていきますが、序盤中盤で誰もが人生一度は感じたことのある喪失感や孤独を描いているので、より身に染みて心に入ってきます。
    周りに助けを求められていたら苦労しないよ。とどこか批判的に思いながら読み進めましたが、誰かに少しだけ話してみるというだ

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    2025年03月04日
  • 風を彩る怪物

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    面白かった
    前からパイプオルガンのコンサート行ってみたいなと思いつつ、重い腰を上げずにいましたが、この本を読んで行くことにしました。楽しみです。

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    2025年01月22日
  • 五つの季節に探偵は

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    久しぶりに読むことができた逸木裕さんの本。今回は探偵もの。単なる謎解きとしても予想外に良くできていたけれど、僕が期待していた通りに、ちょっと変わった人間の性(さが)のようなものを背負った主人公の設定がいつもながらにとても面白かった。コンプレックスを抱えつつも、それを否定的にとらえるばかりではなく、自分の根底にあるものとして認め、つきあっていく主人公像はいつも興味深く読ませてもらっている。
    5つの短編がつまった連作集となっており、途中がちょっと中途半端になってしまっているきらいはあるものの、最初と最後がうまくまとめられているので読後感は極めて良く、感動すら覚えた。最終話がまさか別視点になるとは思

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    2025年01月19日
  • 虹を待つ彼女

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    人工知能に縋る事は倫理観に触れるのだろうか。
    人に与えられた期間楽しく過ごす手段として恋人を作ったり友人を作るのと同じなのではと思った。
    ただ耳障りの良い言葉に慣れて社会不適合者になると話は変わるけど。何でも塩梅が大切。
    そんな事を感じたお話でした。

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    2025年01月18日
  • 四重奏

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    音楽だけじゃなくて、解釈して錯覚してる事なんて沢山ある訳で、なんだか共感してしまった。
    読んでるこちらも取り込まれてる気分。

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    2024年10月23日
  • 風を彩る怪物

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    ネタバレ

    好きなものが多すぎて自分の個性がないことに悩むフルート奏者の主人公がオルガンビルダーの親子と出会い自分の個性に気付く物語と、父を失ったオルガンビルダーの娘が自分の『好き』に気付き、作りかけのオルガンを完成させる話。

    『好き』が分からない、自分自身が分からない現代をうまく表したようなないようになっていてとても読み応えがあった。

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    2024年10月15日
  • 少女は夜を綴らない

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    ネタバレ

    2024/9/24
    ヒリヒリする話。
    先が気になって止まらない。止めたけど。
    環境が悪すぎるけど子供は抜けれないよ。憂鬱になるよ。
    悠斗んとこは論外としても主人公のとこもひどい。
    やたら突っかかってくるクラスメイトの沙苗ってのもなんなんだ。その彼氏の意思のなさもなんなんだ。
    でもこんな人達おるんやろうな。存在してしまうんやろうな。
    中学生やしな。
    私だって中学時代には一番戻りたくないもん。
    でも大人はもうちょっとなんとかならんか。
    警察くらい呼んだれよ。
    主人公も悠斗も前途多難やけど成長して自由になって力抜いて生きていけるようになるといいよな。

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    2024年09月24日
  • 五つの季節に探偵は

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    主人公は最初おお話で探偵、というか他人の秘密を知らずにいられない性癖に目覚めます。主人公はプロの探偵になりますが、仕事の範囲を超えてでも真実に迫ろうとします。それによって友情が壊れても、相手を不幸にしても止められない。そんな主人公の成長を描く連作短編集です。
    探偵は謎を解くものですが、それは必ずしも誰かを幸せにしないことがある。それでも謎を解く。まさに探偵の物語だと思います。

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    2024年08月31日
  • 電気じかけのクジラは歌う

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    ネタバレ

    音楽に限らず、文学も含めたあらゆる表現を行う人には深く刺さると思う。現在もAIによっていろんな仕事が代替可能になりつつある。でもAIを用いることもまた表現の一つの方法であり、どんな形であれ創作をすることには意味があるのだと、優しい希望を感じた。

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    2024年08月11日
  • 五つの季節に探偵は

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    最後の結末を読み終えたときの満足感が半端なかったです。ミステリー系の探偵のお話なので真相がわかったとき「!?」ってなるのでどんどん読み進めてしまいました。

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    2024年08月10日
  • 電気じかけのクジラは歌う

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    SFだしミステリーだった。
    読み易かったのと題材がAIなので、短時間で読めた。
    2023年以降のAIの劇的進化の後だったらもっと違う話になったかな…?
    AIに対する人間ができることについての語り部分は変わらないだろうからそうでもないか…
    AIっていうSF要素でかなりプラス判定になったけど、登場人物全員薄っぺらい気もする…
    登場人物も少ないし、語られている事件も狭い範囲で起こったことで、それほど大事ではない気もする。

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    2024年07月27日
  • 四重奏

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     音楽家の苦しみ喜び、その人生の一部分を書いているところがとても面白かった。
    オーケストラで弾く一チェリストが、オーケストラの他の楽団員をどんなふうに見て捉え、後ろから聴こえてくる音がどんなふうに聴こえているのか、なども興味深く読んだ。
    ある天才的技巧を持つ鵜崎というチェリストは、「人間は音楽なんて理解していない。すべて錯覚だ」と言う。人々が魅了される演奏とは、よい演奏の模倣と、演技力や先入観による「錯覚」を上手く使えば出来上がるとする考えかた。

    主人公の英紀も、鵜崎のこの考え方にはまっていきそうになる。そして、それを読んでいる私もはまっていく。この考えに同調すると、全てが無意味に思え、人間

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    2024年07月23日
  • 四重奏

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    ネタバレ

    音楽ミステリー
    解釈やら錯覚やら、音楽よりも心理学重視の内容で、音楽の聞こえてくる物語ではないが、解決と希望の光が見える。

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    2024年07月12日
  • 四重奏

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    分からないじゃなくて、理解しようと試み続けるのがきっと大事なんだと・・・

    甘いものに目を奪われ、誘蛾灯に飛び込まないように気をつけないとダメですね。

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    2024年07月07日
  • 銀色の国

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    ネタバレ

    3人の視点で進んでいくストーリー展開です。
    プロローグの最後でまずドキリとさせられ
    その後どこに繋がって行くのかと思いきや
    『ここに行き着くのか!』となりました!

    第2後半〜エピローグまでは
    ページを捲る手が止まりませんでした。。

    自殺心と洗脳と一度は経験する心の闇(悲しみ)が
    凝縮された一冊。
    最後はハッピーエンドだったので
    嬉しかったなあ、、。

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    2024年06月30日
  • 四重奏

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    ミステリー小説なのかな?と思ったらほとんどが音楽に対する葛藤でした。音楽好きとしては嬉しいのですが、ミステリーにハマった身としては少し物足りなく、-星1です。

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    2024年06月27日
  • 四重奏

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     模倣と錯覚。
     こういう音楽✕ミステリーもあるんだな。
     ただ、主人公の心理が、今一つ分かりにくい。最後も、そこへ来るかという感じ。

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    2024年06月23日