縦と横に流れる線が交わるところに石を置く。黒と白とを互いに持って、囲う陣地の広さを競う。19×19の無限の世界。数千年の歴史の知的遊戯。失意に没した平安時代のご指南役が、現代の小学生に取り憑き蘇る。石を持つことさえなかったその少年がプロ級の名人子息を翻弄する。…「世界初」と銘打たれる囲碁マンガ。日本棋院が協力してるが描写は軽いルール解説程度に留まる。知らなくても面白い。わかればもっと楽しめる。その奥深さに魅せられる。いつか本格的に覚えて、強くなりたい。待っていても時間はできない。少しずつでも触れて行こう。