【感想・ネタバレ】ヒカルの碁 12のレビュー

あらすじ

遂にヒカルが、歴戦の猛者達がひしめくプロの道を歩みだした。最初の舞台は、デビュー前の新人とトップ棋士とが対局する新初段シリーズ。アキラの父・塔矢行洋名人が、その対局相手にヒカルを指名してくるが……!?

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囲碁の盤面が織りなすは、白黒つける勝負の世界。
その棋士ひとりひとりには、数多の色に彩られた人生が見えてくる――。

主人公・進藤ヒカルは、囲碁などとは縁遠い活発な小学生。しかし、平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊と出会い、囲碁の世界に身を投じることに。
同じ小学生にしてプロ級の腕前を持つ少年・塔矢アキラや、その父にして名人段位を持つ塔矢行洋(とうやこうよう)。
彼らを始め、数多の棋士達との邂逅を経て、ヒカルはその人生を大きく変えながら成長していく――。

20年ほど前に若者の間で“囲碁ブーム”というものが起きたのをご存じでしょうか?
その火付け役となったのが、この『ヒカルの碁』。
対局シーンでの鬼気迫る表情や額に浮かべる汗、互いの戦略を探り合う思考のせめぎ合いなどを見ていると、思わずこちらも力がこもってしまいます。心理描写を繊細に描くタッチはさすが小畑健氏、囲碁のルールを知らなくても全然違和感なく惹き込まれる…。
中でもメインとなるのが、ヒカルとアキラ、そして佐為の物語です。
子供だった彼らが大人に近づくにつれて、内面や顔つきの変化していく様がとても丁寧に描かれています。あんなに丸顔だったのにこんなにシュッとした凛々しいお顔に…そんなところも少年好きの女性にはグッとくるポイントかも。二人の少年の出会いが囲碁界を変えていく大きな渦となり、生涯のライバルになるまでの長い道のりが本作の軸となっています。
そして、ヒカルの成長を見守る佐為の存在は、彼の良き友人であり、師匠であり、親であるような温かさを感じます。そんな二人の重要な転機となるエピソードがあるのですが…これが涙なくして語れない…。
彼らに限らず、濃密な時間を過ごしたキャラクター同士の関係性があるからこそ生まれる“人間ドラマ”が、本作最大の魅力です!

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匿名

ネタバレ 購入済み

佐為が綺麗

無事、プロの道を歩み始めたヒカル。
新初段シリーズの塔矢行洋と盤を挟んで向き合う佐為の美しさと力強さが凄い!
個人的には倉田推し。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

内容が濃いなぁ。
新初段シリーズの緒方と桑原のやり取りがいいなぁ。後佐為の「打ちたいなどとは…時々しか言うまい」というのは非常にカワイイ。

そして、倉田初登場やはりいいキャラ。

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2021年02月10日

Posted by ブクログ

今まで漫画に取り上げられなかった分野というだけでも画期的だけれども、碁のルールが分からない読者をも魅了するその構成がさらに凄い(碁がまったく一般的ではないタイでも、タイ語のヒカ碁は大人気です)。ちなみに僕が一番好きなシーンは、「くらいついて来るしかねェな」という森下九段の言葉に、ヒカルがぐっと扇子を握り締める部分(20巻)。

小畑健の画の一番の力は「眩しさ」の表現の仕方だと思いつつ、実はヒカルたちの成長こそが眩しいです。そうそう、数年前にとあるきっかけでお会いした監修の梅沢由香里さんは、絵に描いたような素敵な女性でした〜。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ヒカルの碁。とってもいいです。
話がとっても面白くて、ヒカルの成長がすごくよくかかれてて、尊敬できる人だと思います。
話は、小6のヒカルは、おじいちゃんの蔵で売れそうなものは無いかと物を探していたとき、ひとつの碁盤に目をつける。その碁盤に染みがついていたと思ったら、佐為という幽霊が現れて…

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

新初段シリーズの塔矢名人との一局は圧巻!
アキラがヒカル(佐為)に向けていた執念と佐為が塔矢名人に向けている執念の熱量が同じだ。

合間の小話に出てくる御器曽プロは見た目が菅元総理にソックリだ。
小畑先生が書くオジさんが好きすぎる。

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2025年09月29日

ネタバレ 購入済み

ハラハラ

囲碁の世界を極め、神の一手に迫りながら、陰謀により道半ばで夭折した別人格が、主人公に憑依しているという秘密を抱えながら、それがバレないか、ヒヤヒヤ、ハラハラする。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

ヒカルが碁に真剣になればなるほど佐為が碁を打つ機会がどんどん失われていくというのは切ないね‥。
でもヒカル自身が力をつけていきたいと思うことってとても大事だし尊重したいとも思ってるのにね。切ないねぇ

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2017年02月26日

Posted by ブクログ

塔矢v.s.佐為の緊迫感もよし、今まで名前だけが頻繁に出てた倉田のキャラもよし、で、レベルの高い巻。

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2014年03月02日

Posted by ブクログ

遂にヒカルが、歴戦の猛者達がひしめくプロの道を歩みだした。最初の舞台は、デビュー前の新人とトップ棋士とが対局する新初段シリーズ。アキラの父・塔矢行洋名人が、その対局相手にヒカルを指名してくるが……!?

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

新初段シリーズの前後でヒカルと佐為の関係がギクシャクとしてて胃が痛い…!
佐為に打たせてあげたり、イベントに連れてってあげるヒカルは優しいと私思うんです。
御器曽プロやインチキ碁盤屋に一泡吹かせる話、面白かった(笑)

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2013年04月14日

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