石塚真一のレビュー一覧

  • 岳 4

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    「択一(前編)」「択一(後編)」「山の番人」「再生」「ケルン」「警鐘 1」「警鐘 2」「警鐘 3」を収録。

    救助ものっと辛気臭いとこがあるのだけど石塚真一ならではの起伏で読ませる。同時に事故が起きたときにどちらから先に助けるか。単純に近くから。「警鐘」のように少し長くなるとまた面白くなる。厳しい牧さんの登場が締める。

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    2018年04月01日
  • BLUE GIANT 7

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    ネタバレ

    遡及レビューです。

    第7巻のリード文
    ***
    「大達、10代のジャズトリオ「JASS」。その全力の演奏が、客を増やし始める。初めて受け取ったギャラ。トリオを羨む中年バンド、悩み前進しながらライブを行うことで大達は道を切り拓いてゆく。そして、ピアニスト雪祈は、憧れ続ける日本一のジャズクラブに出演しようと、ある男を招き・・・?」
    ***

    このリード文にかかれている、ある招かれた男が発した言葉が非常に印象的。

    大が自分の全力のプレイをその男に披露した時、彼は言った。

    「君は臆病か?」
    「全力で自分をさらけ出す、それがソロだろ。」
    「内臓をひっくり返すくらい自分をさらけ出すのがソロだろ。」

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    2018年03月25日
  • BLUE GIANT 6

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    遡及レビューです。

    本巻のリード文はこう書かれていた。
    +++
    ”動き出した 大、雪祈、玉田のトリオ。玉田は必死に2人に追いつこうと練習し、雪祈はトリオのオリジナル曲作りに苦心し、大は自分の新しい武器を手に入れようともがく。そして、無明けたトリオの初ライブ、、、客は入るのか?演奏は成功するのか?”
    +++

    第6巻の主役は大よりも雪祈といった感じ。ドラムを始めたばかりの玉田のその必死の姿に自然と応援したい気持ちになるが、結局初ライブでは天才的な2人についていくことができず、玉田はライブ終了後、やりきれない気持ちに陥ってしまう。おそらく、彼はこのままでは終わらないのだろうが・・・。

    初ライブ

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    2018年03月17日
  • BLUE GIANT 4

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    この巻では、主人公宮本大が高校を卒業して、仙台を離れ、東京へ出る場面だ。

    家族と別れ、仲間と別れ、好きな彼女と別れ、これまで教えてくれた師と別れ、学校の恩師と別れ、自分の夢に向かって出発する。

    自分の演奏を聴いて「うるさい!」とケチをつけられたオッサンに、これまでの練習で上達した自分の演奏を再度聴いてもらい度肝を抜かせること、それが彼自身が自分で決めた卒業試験だった。もちろんこのオッサンのJAZZ演奏に対する耳のハードルが高いからこそだ。

    オヤジが演奏を聴いて「ギャフン」という。その一言は、彼への「頑張れよ!」の励ましだったのかな。

    シーンは変わり東京。新橋駅前のSL広場やスカイツリー

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    2018年03月03日
  • BLUE GIANT SUPREME 4

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    「オレは、お前を認めていない。 でも、オレ達は一緒に勝つんだ。」

    遂にドイツでのバンドメンバーが集結。
    雪祈と玉田のキャラクターが良かっただけに、新メンバー達のハードルがかなり上がるが、、、
    これからどんどん面白くなりそう。

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    2018年02月25日
  • 岳 1

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    ブラックジャック形式。短編一つ一つに人生ドラマがある。

    ボランティアの主人公が、山で生死をさまよう遭難者を救う。

    山の厳しさと人生が二重写しになり、そこに一見楽天的でいそうな主人公が厳しい現実に対して光を与える。その陰影にこの漫画の肝がある。

    きれいごとにまとめずに、死ぬものは死ぬことを表していることで、人間の尊厳が表されていると思った。

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    2017年11月24日
  • BLUE GIANT SUPREME 3

    購入済み

    音が見えるから引きづり込まれる。
    次巻が楽しみ。
    待ってます。

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    2017年11月23日
  • BLUE GIANT SUPREME 1

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    ジャズに詳しくなくとも読んでいて面白い、これからダイがどのような道を歩んでいくのか気になって、あっという間に一冊読んでしまいました(*´∀`*)続き気になります。

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    2017年11月10日
  • BLUE GIANT SUPREME 3

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    人が良いのと人を信じるのは意味が違う。このマンガ家は人を信じているんだと思う、色々あっても最終的には。

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    2017年11月11日
  • BLUE GIANT SUPREME 3

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    ネタバレ

    どうしてもさ、
    女の子が仲間入りってなると、
    そこに恋愛の色を予感してしまうよね。


    ミュージックランドの「ボリス」が、
    「ハンナ・ペータース」を連れてきてくれた!
    で、
    勧誘する「宮本大」です!
    もちろん、
    握手で始まるこれからの2人。
    大丈夫かなぁー?
    だって、
    女子ですよー。


    「ボリス」のお店の試奏室で、
    2時間とか、1日9時間とか、
    吹いてたり弾いてたり口論したり意見をぶつけ合って、
    音楽を創ってるんだなぁー。
    しかし、
    シンクロ率はいまだ20%と「ボリス」が言う。
    そういうのって、
    どうしてわかるんでしょう?
    そういう視点で聞いてれば、わかってくるのかな?


    ストリートで音楽

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    2017年10月31日
  • BLUE GIANT SUPREME 2

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    leap of faith.若者の特権であります、そしてそれを受け入れる欧州という土壌。これがアジア、あるいは昨今のアメリカだったらリアリティがないのかも知れない。
    色々な体験・歴史を通じて現在を学ぶ意識がおそらくは一番高いであろう欧州、だからこそ最近の欧州を取り巻く環境は悲しくもあるものの、あの程度では崩れないんじゃないかとも思ってしまう。
    うーん、次巻が楽しみ、ハンナはどう振舞うかな?

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    2017年08月13日
  • BLUE GIANT 1

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    これだけまっすぐ突き進んでいけたら、すげーな。
    「へでもねぇ」
    そんな心の強さ、信じた道を突き進む姿勢、見習いたい。

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    2017年07月15日
  • BLUE GIANT SUPREME 2

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    ネタバレ

    このモヤモヤはなんだ?
    なんだかわからんモヤモヤをどう処理するか。
    名前を付けちゃえばいい。
    そうだ、
    これは「スランプ」なんだって!
    そうすれば対処が可能になる!
    モヤモヤのままじゃ対処できないから、
    名前をつける。
    でも、
    ネガティブにとらえないで逆転ポジティブだな!
    そうやって、
    前回の不完全燃焼を、
    独りの戦いを孤独の戦いを突き抜けた夜を、
    歩いた道を、考えた今を、悩んだ未来を、復習した過去を抱えて、
    「宮本大」は2回目のライブを終えて、
    ミュンヘンを去る決意をし、
    仲間を求め、
    出会った彼女をストーカーしてハンブルクへ!


    「クリス」と、
    「宮本大」が語ったヨーロッパ旅行の話しで思

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    2017年07月01日
  • BLUE GIANT 1

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    冒頭は主人公の視点で描かれていて、ちょっとわかりにくかった。
    絵柄は浦沢直樹風。そのせいもあるのかキャラを認識できるようになるのに少し時間がかかった。(大と周平似すぎ‥)

    そして巻の最後のほうを見ると、あれ?大って死ぬの?って思っちゃったんだけど大成したよって描写でいいのかな?

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    2017年05月28日
  • BLUE GIANT SUPREME 1

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    好きで信じてるものがある人は強いな。弱ってるからパワーもらえます。あんな風に生きるのはしんどそうだけど。ドイツでどう活躍するのか、楽しみです。

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    2017年04月28日
  • 岳 6

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    久しぶりに読んだ。確か5巻くらいまでは読んでたはず。基本的に短編モノだから、途中の巻から読んでも全然問題なし。で、たまに読むと良いですね~。立て続けに読んだせいで、前のときは5巻くらいで飽きてしまったけど、間をおいて読み続けたら、きっと最後まで楽しめそう。という訳で、これからもふとした機会に、思いついたら読み進める、みたいな感じでいこー。

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    2017年04月24日
  • BLUE GIANT 1

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    1〜10巻分。

    「何かの分野で世界一になる」ってどういうことなのか、どうしたら世界一になれるのか。その答えは本当はとてもシンプルなものなのかもしれない、と考えさせてくれる内容でした。

    シンプルに、今やれる今この瞬間の自分を全力で表現していくこと。他のことをあれこれ悩んでるなんて、全部意味がない。

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    2017年04月05日
  • BLUE GIANT 10

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    自分では絶対に手には取っていなかったはずの作品。妹のお勧めで、最初どうかな~と思いつつ読みだしたら止まらなくなった。いつも感謝です。

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    2017年03月26日
  • BLUE GIANT SUPREME 1

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    ドイツってのが渋い、そして何か分かる気がする。
    詳しくないけれどもこの国というかこの地域は現在にも半永遠的影響を及ぼす音楽を産み出しているし、何か違うセンスを持ってるんだろうし。その中で狂気のように一番を目指す、その若者の意気や良し。
    一番じゃないとダメなんですか?みたいな発想、あるいはそう受け止められてしまうような思考漂うオッサン・オバサンどもを一掃してください。って当方も掃き清められる立場なんですけれども。うーん、マンガとは関係のない話ですな。

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    2017年03月19日
  • BLUE GIANT 10

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     東京編がいよいよ最終巻。JASSのライブ、そしてバンドの楽しさ。その目一杯の青春を、事故が粉々にしてしまう。サックスプレイヤー宮本大は、ピアノなしで大舞台で演奏する。これからどうするればいいのか、その迷いを振り切るように、ドイツに向けて旅に出る。BLUE GIANT SUPREMEへと続いていく。
     音楽が聞こえてくるかのような描写、そして音楽の楽しさが伝わってくる。漫画とはいえ、それを超えたドラマや熱さを感じる作品。続編へと続く。

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    2017年03月18日