石塚真一のレビュー一覧

  • 岳 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山での判断は全て自分次第なのが厳しさだ。
    頂上までアタックするのか諦めるのかも判断だし、
    頂上まで行っていなくてもエベレストに登った、
    と思えるかも自分次第なのが面白さでもある。

    会えなかったのは残念だけれど
    新しい友に乾杯、と名前が記されたボトルを見つけて
    お酒を飲めたのがとても良かった。

    0
    2021年08月12日
  • 岳 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生徒を探して半狂乱になっている先生に、
    「先生、ここを探す意味はないよ。
    この濁流に 落ちてたら 死んでるって」
    と諭す三歩が良い。
    生きていると信じているからこそここにはいないし
    だからこそ落ち着いて探さなければならない。

    救助ヘリに遭難者の母親が同乗すると
    何度捜索しても見つからなかったのに一発で見つかる事がある。
    不思議だけれど、本当にそういうことはあるのだろうな。

    上から人が落ちてくるのは、いろんな意味で恐怖だ。
    思わず手を伸ばしたくなるのは人情だろうし
    それが知り合いであれば尚更だ。
    でも、手を伸ばしたところで絶対助けられる状況ではない。
    「きっと今同じ事があってもああする。

    0
    2021年07月29日
  • 岳 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たまたまなのだが山に関する小説や
    登山をする人の話を聞く機会が多かったもので
    山の素晴らしさと厳しさはある程度知ってはいる。

    ボランティアで山岳救助をしている青年が主人公
    というのは目新しく、
    彼が明るくて、というか山男は大抵実際はどうあれ
    見える部分はそんな感じの人が多い印象だけれど
    山が本当に好きで山に来る人は仲間という感じなのが良い。
    遭難した人にも頑張ったねと声をかけてくれるのが良かった。

    0
    2021年07月10日
  • BLUE GIANT SUPREME 3

    無料版購入済み

    デュオ

    ハンナとデュオを組んだ大。練習を重ねますがなかなか大変そう。音を通じて協力者が増えていくところとか、新たなメンバーを探して次の街へ旅するところとかゲームみたい。

    #アツい

    0
    2022年09月29日
  • BLUE GIANT SUPREME 2

    無料版購入済み

    ハンブルクへ

    ミュンヘンで聴いたハンナ・ペータースのベース。彼女と組もうと大はハンブルグへやってきます。少ない手がかりの中、諦めずに探し続ける大はすごい。いつも周りの人を巻き込んでしまう。

    #アツい

    0
    2022年09月29日
  • BLUE GIANT SUPREME 1

    無料版購入済み

    ドイツ

    海外編、ドイツに到着した大。なんでドイツなんだろう? ジャズって感じがあまりないけど… ドイツでも大事な出会いかあります。人に恵まれてる!

    #アツい

    0
    2022年09月29日
  • BLUE GIANT 2

    無料版購入済み

    基礎練習

    大の音は人との出会いを運んでくるようだ。個性を殺さず基礎から鍛えてもらうことで、大はどんな成長を見せるのかな。巻末にある回想はテンポを悪くさせるからなくていいのにと思った。

    #アツい

    0
    2022年09月29日
  • BLUE GIANT 1

    無料版購入済み

    どんな音なのかな

    大の音がどれだけのものかわからないけど、数年後(多分)の人々の証言から素晴らしかったんだと言うのが伝わってくる。
    どんな成長を見せるのかな。

    #アツい

    0
    2022年09月29日
  • BLUE GIANT SUPREME 10

    Posted by ブクログ

    華やかなドラマー 的確でタイトなベーシスト 強固さと柔軟さを併せ持つピアニスト 情熱も音も頭1つ2つ飛び抜けているのが 売り出そうというシリアスさも、抜きん出ようというヒリヒリした勝負感もない。 「凄いモノを見れた」って感覚は今でも残ってます

    0
    2021年06月01日
  • BLUE GIANT SUPREME 11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本人ジャズサックスプレーヤーの宮本大がバンドメンバーとヨーロッパを沸かす。
    次のアメリカ編も楽しみ。

    0
    2021年04月09日
  • BLUE GIANT SUPREME 8

    Posted by ブクログ

    ノースシー・ジャズフェスティバル。欧州最大級のジャズフェス。 萩の月 テムズ川 広瀬川 お前の本番は、いつでも今日じゃなくて明日なのか? 左耳を引き換えにしてまでも 凱旋門 正面がシャンゼリゼね エッフェル塔 セーヌ川 オルセー美術館 俺達パリの人間は時代に左右されないモノ、スタンダード標準とか、オーセンティック本物とか、そういう文化が好きなのさ。 パリは芸術と、革命の都だろ? 入り組んではいるが、幾何学的な美しさを放つメロディー。繰り返しを多用してある種のトリップ空間を創り出す。 革命は始まったんだ 「ホヤ」ってモノを食べてみたの。

    0
    2021年02月03日
  • BLUE GIANT SUPREME 7

    Posted by ブクログ

    プレッシャーなんてお化けだよ。だって見えないんだから。お化けなんていないさ。 どんなフレーズにも対応するしなやかさと、太くぶれないベーシング! ロッテルダムオランダ 君らはそうらってイングランドの料理を貶すけど、僕等は「選択肢を増やさない」という、高尚な文化を楽しんでいるのさ。 右も左もフィッシュアンドチップスならば喧嘩は起こらないだろ?

    0
    2020年10月13日
  • BLUE GIANT SUPREME 6

    Posted by ブクログ

    追加料金は俺が払います。俺は彼とピアノを弾いていく。 バッハのクラヴィーアは俺も好きだ 強烈なシンコペーション‼︎ 即興演奏インプロビゼーション…これがジャズのアドリブか…‼︎ 翌日ホルスト・オランダ

    0
    2020年10月13日
  • 岳 17

    Posted by ブクログ

    今巻からヒマラヤに挑戦する三歩、ってことで舞台は海外へ。登山チームの一人のエゴが仲間を危険にさらし、寒さと疲れと酸欠で(特にデスゾーン、8千mを超えると酸素濃度が低くて普通では生存できない)思考能力すらなくなる。気まぐれな天気(自然)も含め、生か死のどちらかしかない極限の状態で、人間が試される。エベレストの威容を描くのに、黒の背景をで多用しているので、石ノ森章太郎先生の作画を思い出す。

    山岳救助ボランティア・島崎三歩は、救助活動中に起こった仲間の事故をきっかけに、北アルプスを離れ、ヒマラヤへと旅立った。
    ネパールで、旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊と出会った三歩は、彼らと共にヒマラヤ街道

    0
    2020年09月05日
  • 岳 13

    Posted by ブクログ

    「ほらね」と「独りぼっちより」の話が好きです。

    ビッグコミックオリジナル連載、大人気の山岳漫画『岳ーみんなの山』(石塚真一・著)第13集!!
    ◆内容◆
    日本アルプスで山岳救助ボランティアをつとめる島崎三歩は、世界の山を登り、山の厳しさ、山の楽しさ、山の美しさを知り尽くした男。毎日訪れる山に魅せられた人々と交流しながら、大好きな山の暮らしを続けている。「良く頑張った」「また山においでよ」彼の言葉に登山者たちは元気をもらい、日常に帰っていく。そして山を愛する気持ちを新たにして、また山にやってくる。
    この物語は最高の山男を描いた、山岳漫画の最高峰である。
    ◆収録話◆
    『小さな登山隊』
    不況の中、会

    0
    2020年08月29日
  • 岳 12

    Posted by ブクログ

    「空を飛ぶ夢」はパイロット牧さんの相棒、青木君が登場。「山じい」もよかった。

    元気と感動の山岳救助物語!!
    「マンガ大賞2008」と「第54回小学館漫画賞」をダブル受賞し、2011年には全国東宝系で実写映画が公開される超話題作!!
    山は楽しくて、恐ろしくて、美しくて、険しい。
    そして、生命は尊い。
    誰もが知っているこれらのことを、軽やかに爽やかに、時に激しく描き、心の奥底まで染み渡らせてくれる『岳』。
    元気になりたい方、感動したい方をはじめ、どんな方にもオススメです!!
    この第12集は、雪崩に襲われた大学生スノーボーダーの友情と恐怖を描いた『山のボーダー』ほか全9話を収録!!

    0
    2020年08月29日
  • 岳 10

    Posted by ブクログ

    「ほんとの贅沢」は、大事なものは気づけばすぐ近くにある。

    ▼第0話/春一番の柄▼第1話/格別な場所▼第2話/何回も何回も…▼第3話/シッポとアタマ▼第4話/男の武器▼第5話/ほんとの贅沢(ぜいたく)▼第6話/山の道の手前で…(1)▼第7話/山の道の手前で…(2)▼第8話/山の道の手前で…(3)
    ●主な登場人物/島崎三歩(海外の山々を登り、故郷に戻り民間の救助ボランティアをしている)、野田正人(長野県警の警察官。山岳救助隊チーフで、三歩の幼なじみ)、椎名久美(野田の部下で山は初心者。今ひとつ山を好きになれずにいる)、ザック(三歩のアメリカ時代の山岳救助チームメート)
    ●あらすじ/北アルプスの谷

    0
    2020年08月29日
  • 岳 7

    Posted by ブクログ

    この巻で印象に残った話は、「頑張れる時」で、救援行動自体が無駄になった(命がけで現場に急行するも、救助隊が先行していた)ケース。奥が深い。

    ▼第0話/ありがとう▼第1話/嘘は罪?▼第2話/父の言葉▼第3話/続く道▼第4話/ワン モア トライ▼第5話/お山の動物▼第6話/超クライマー▼第7話/頑張れる時▼第8話/心の山
    ●主な登場人物/島崎三歩(海外の山々を登り、故郷に戻り民間の救助ボランティアをしている)、野田正人(長野県警の警察官。山岳救助隊チーフで、三歩の幼なじみ)、椎名久美(野田の部下で山は初心者。今ひとつ山を好きになれずにいる)、ザック(三歩のアメリカ時代の山岳救助チームメート)

    0
    2020年08月23日
  • 岳 5

    Posted by ブクログ

    山で食べる食事がおいしいように、きっと熱い一杯のコーヒーも格別な味になるんだろうなと思わせる「一杯のコーヒー」。

    ▼第0話/三歩の山▼第1話/あの一杯▼第2話/朋友(1)▼第3話/朋友(2)▼第4話/朋友(3)▼第5話/夢にみた山▼第6話/救助士(前編)▼第7話/救助士(後編)▼第8話/背中
    ●主な登場人物/島崎三歩(海外の山々を登り、故郷に戻り民間の救助ボランティアをしている)、野田正人(長野県警の警察官。山岳救助隊チーフで、三歩の幼なじみ)、椎名久美(野田の部下で山は初心者。今ひとつ山を好きになれずにいる)、ザック(三歩のアメリカ時代の山岳救助チームメート)
    ●あらすじ/穂高岳で遭難事故

    0
    2020年08月23日
  • 岳 2

    Posted by ブクログ

    山での遭難者と救援者の関係はほぼ一期一会ですが、山を愛する気持ちとお互いの生死を共にする連帯感が相まって一時とはいえ運命共同体的な絆が形成されるようです。もちろん、遭難者も生還できる登山者ばかりではなく、作品でも悲しい結末の話が多く掲載されています。しかし、ボランティアの遭難救援者って、自分の命を懸けて他者を助け出すというまさに「救世主」だと思います。そこには、金も名誉も苦労も厭わない聖人の姿があります。

    0
    2020年08月23日