あらすじ
初めて出場するジャズフェスティバル、
大・玉田・雪祈の3人は
有名グループの前座扱いでステージに立つことに。
今までで一番多い観衆の前で、
自分たちの音に期待していない客の前で、
前座としか思っていない有名アーティストの前で、
3人が全力の演奏を始める!!
そして、ピアニスト雪祈に思いもしなかった
オファーが舞い込んできて…!?
「ひたむき」という言葉が、これほどまでに似合う漫画は珍しい。
主人公・宮本大は、世界一のサックスプレイヤーになるという夢を持っている。
たいていの人間なら、才能がないとか、周囲が理解を示さないとか、さまざまな理由をつけて諦めてしまうことを、大は決して諦めない。雨の日も風の日も、ただひたすらサックスを吹き続ける。
もちろん、大もはじめから上手かったわけではないし、運良くよい指導者につけたことが成功の後押しをしたことは確かだが、大のその愚鈍なまでのひたむきさというのは、何ものにも代えがたい“才能”である。
音楽漫画というと、スタイリッシュな印象があるかもしれないが、この漫画はそれとは真逆。泥臭く、暑苦しいほどに熱い。だからこそ、リアルな手触りを持って我々の心に迫ってくるのかもしれない。
この作品を読んで、生のジャズが聴きたくなった人は多いんじゃないかなあ……。
一介のジャズ好きとしては、これを機にジャズが盛り上がってくれるといいなと思います。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度読み返したか、もはや分からなくなった
『BLUE GIANT』の最初の10巻。
出会ってからもう10年以上経ってしまいましたが、
未だにわたしの中での『ベストの漫画』を
譲ってくれません。
コミックはもちろん、
今も連載も読み続けてますし、
映画も公開日に鑑賞し、
その直前にはスピンオフの小節『ピアノマン』も読み。
出てくる楽曲も全て聴き、
ブルージャイアント編纂のCDも買い…。
そのくらいの影響を、
わたしに与えてくれている本作。
好きな場面も無数にあります。
個人的ベストは、玉田が大の練習に付き合って
空き缶を叩いている場面。
今日読み返してな泣いてしまった場面は、
巻末の平さんのところ。
平さんが歳をとって、ユキノリと大のことを
インタビューで話してるんですね。
JASSの3人の若く熱い勢いのある話の直後に、
静かな平さんのインタビュー。
あの情熱の10代の時代が過ぎ去って、
過去の思い出になっているのをひしひしと感じ、
時の経過に感極まってしまいました。
そしてきっと私が読むことのない、
その過ぎた時間…
現在連載中の大のストーリーは、
おそらくはこの巻の歳を重ねた平さんの時代までは
続かないのではないかと思っています。
どこかで連載が終わった後も、
大の、ユキノリの、玉田の、平さんの時間は
続いている。
しかし、それがどんな時間なのかは、
きっと知ることはできない。
リアルな人生の中で
どんなに大切な人であっても、
いつな別れる時が来て、
その後も、どこかで、誰かと、
様々なドラマを体験している。
淡々とした日常を過ごしている。
決して自分には窺い知ることができない、
交わることのない人生を過ごしている。
少し前に
『秒速5センチメートル』を観たから
そんな気持ちになりやすくなってるのかも。
とになく、
これまでに違う部分で胸に迫った
今日の読み返しでした。
おやすみなさい。
遠く離れた仙台に居る大の家族たちの姿が見れて嬉しくなる。彩花、フルート始めたんだな。表情には見えなくとも、ネットに上がっているJASSの映像を観て「まだまだ。」と呟く由井先生のなんと楽しそうなことか。
ぐっときます
周りのクラスメイトから「ジャズって何それ?よくわかんない」「ジャズって時代遅れだろ」などとディスられ続けても一切動じません。
周りになんと言われようが、ただ、ひたすら日々の練習をストイックにこなしていく…。そのストイックさが、すごくかっこいいです。
本当に成功する人ってこういう人なんだろうなということがよくわかる。
また、この漫画は地道な練習シーンをきっちりと描いているので、さらに大のジャズにかける熱い思いが伝わってきます。
夢に向かってひた走る…そんな大の姿がかっこよすぎて思わず震えてしまう漫画。
Posted by ブクログ
いやー、音ないのに聞こえてくるような画力に圧倒されました。サックス、ドラム、ピアノ、みんな聞いてみたいです。大のジャズ一本気なところが本当に素敵で、セリフにもいちいちジーンとしちゃいます。SO BLUEのライブのその先が、とても楽しみです。
Posted by ブクログ
熱いね、very good。
これ以上の言葉は不要と思う位マンガの王道ですな。
こういうのはその昔はスポーツもの限定だったんだけれども、その観点では世界は良い意味で変わったなぁ。
よし、jazz聴くか、これから。
Posted by ブクログ
感想
育てていた芽が一気に花開く感じ。ソーブルーにたどり着けるか
あらすじ
フェスで、雪祈も玉田もカラを破り、見事なソロを見せる。JASSの集客力も上がってきた。三輪さんが東京にやってきて好きな人ができたと大に伝える。大はソーブルーを目指すとメンバーに宣言する。海外バンドの代打で雪祈はピアニストとしてソーブルーデビューを果たす。
Posted by ブクログ
前巻では、大のバンドJASSが、ジャズフェスティバルに初出場することになり、同じく出演する有名バンドのリーダーと雪祈が会ったところまでのストーリー展開だった。
雪祈が会った有名バンドのリーダーは、少しばかりの有名を鼻にかけた高慢な男だった。それにムカッと来た雪祈は、「あなたたちにステージで勝つ」と宣戦布告した。
「よく言った!」と胸のすくシーンではあったけれども、果たして無名バンドの彼らが、この宣戦布告をプレイで本当に証明することができるのか?
その答えがこの第9巻だ。
紹介文にはこうある。
***
初めて出場するジャズフェスティバル、
大・玉田・雪祈の3人は
有名グループの前座扱いでステージに立つことに。
今までで一番多い観衆の前で、
自分たちの音に期待していない客の前で、
前座としか思っていない有名アーティストの前で、
3人が全力の演奏を始める!!
そして、ピアニスト雪祈に思いもしなかった
オファーが舞い込んできて…!?
***
Posted by ブクログ
この人が描くと登山もジャズも少年漫画的展開になるような(笑)。好きだけどね。同じジャズ漫画でも、作者もメイン読者も女性の「坂道のアポロン」に比べると男は色恋沙汰よりバンド重視って感じが妙にリアル。次の巻では主人公の脱・童貞が延々テーマになったりして。
Posted by ブクログ
どの枝にいるファンに届けるかが今のジャズの現状で 大量の玉葱を微塵にして炒めて入れてんのよ 晴海埠頭 歌も詩もないパフォーマンスで 予想の範疇を越える演奏ってのは 聴き手として感動するチャンス もう一度僕を値踏みしてください
Posted by ブクログ
この巻は再開ですな!
いろんな再開がありますが、
再開→「」が問題ですよね。
そうそうフェスに出るのね!
つか、
ジャズの世界だけではないよね。
十代で?
と、
言われるのは。
若くていいのはアイドルくらいか?
でも、
SMAPもアイドル?
雪祈が、
玉田に大にフェスの打ち合わせの感想をドラムで表現してるんだが、
わかるわぁ。。。
うちも、
占い師デビューが20歳でしたけどね、
その占い館にいた人全員が年上!
しかも、
2番目に下な人とのさがさらに12個ったんじゃないか?
おいらが20歳でその上が32歳だったように覚えてる。
人生相談を、
なかなか20歳に30歳の人が40歳の人が50歳の人がしないよねぇ。。。
よくやってたわぁ。
で、
アクトってバンドがメインのフェスにでるのですが、
ケンカ売ってきちゃったよ雪祈!
大が、
雪祈が、
玉田がそれぞれのやり方で自分を高めていざフェスに!
リハーサルの時からバチバチですな!
つか、
衣装は、
もう少し揃えたほうが確かにいいよJASSと思うが。。。
まぁ、
まずは大の音をきけー!
と、
シェリルなみに吹き嵐て、
雪祈のソロから、
まさかの、
玉田のソロですかぁー?!
音が聞きたい人はマンガを読め!
で、
アクトのリーダー天沼さんのスイッチがはいっちゃった?!
つか、
いい音はわだかまりをも吹き飛ばすのな。
音楽っていいよねっていう瞬間でしたね。
由衣先生のもとに弟子入りしていたか彩花!?
フルート吹いてるよ!
吹いてわかる大の凄さよね。
1万円かぁ。。。
占い師で1万円を最初に稼いだのはたぶん、
某友人の学園祭に出店して1日に60名も鑑定して、
9時間もぶっ続けで占ったあの時のギャラが1万円でしたね。
今じゃ、
分給90円ですもんねぇ。。。
つか、
最近でも、
イベントで1万円ってあまりいただけなくなってるからね。
1万円は確かに貴重よ!
誰だアオイちゃんって。
って、
読み返してました。。。
僕自身も再開な笑
まさかの、
雪祈がアオイちゃんと再開ですよ!
びっくりですわ!
え~!
大の前には三輪ちゃんが!
なんで?!
って、
ふっきれるためにですね。
若者には必要ですよ。
つか、
お台場にはラプラスが。。。
い、
行きたいなぁ。。。
いろいろとなんか、
整理され始めてませんか?
もう、
JASS分解ですかね?
そんな予感がちらほらですよ。
と、
思っていたらSo Blueの平さんからの連絡!
で、
またまた再開ですよ!
って、
新しい出会いが雪祈にはあって、
どうなるんだ?!
てか、
大の行動力が凄い。
速攻でチケット取っちゃったしね。
雪祈のライブがどうなるかは、
ボーナストラック読んじゃったらわかっちゃう感じですよね!
つか、
はよ10巻でろー!
と、
おまけマンガはなかった。。。
10巻ではありますよね!
もちろんありますよね!
ね!