石井千湖のレビュー一覧

  • 積ん読の本

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    積ん読についての罪悪感をなくしてくれるような一冊。
    総勢12名のインタビュイーは、誰もが本の虫であり、蔵書も膨大、積ん読量も膨大。
    しかし各々自分の読書観をしっかりと持っており、それらと上手に付き合っている。
    自分が積んでる10冊やそこら、大したものではなかったんだなと思えたし、「それでいいんだ」と思わせてくれた。
    各自の本棚写影についてもとても魅力的で、なおかつ圧倒される。

    積ん読にどこか後ろめたさを感じる人には特におすすめしたい。

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    2025年04月09日
  • 積ん読の本

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    名だたる愛書家の方々の圧巻の本棚を拝見し、積ん読についてのインタビューを読むと、自分などまだまだと思いつい書店に立ち寄って散財したくなってしまう楽しい本

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    2025年03月30日
  • 積ん読の本

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    そこに積んであるだけで満たされる。以前は私もそうだったけど、積みすぎると読まなきゃと追い立てられてる感じが消えなくて、増えすぎた本を思いきって手放し、厳選した本だけを手元に残してみるとすごくすっきりした。でも誰かのぎっしり詰まった本棚、積まれた本はその人の性格や個性が見られるので楽しい。写真集のようでした。

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    2025年03月27日
  • 積ん読の本

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    私の積読本は74冊で、こんなに沢山あってど〜しょ〜と嘆いたのが、これを読んで「74冊なんて少ないやん」と、ど〜でもよくなった。 

    読まねばならぬ!と焦ってた気持ちが、キレイサッパリ消え去った。 

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    2025年03月22日
  • 積ん読の本

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    10冊、20冊の積ん読が可愛く見える。しかし、見習ってはいけない!私の部屋にはこんな余裕なはいのだ!

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    2025年03月20日
  • 積ん読の本

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    積ん読最高!
    皆さんの本棚を隅々まで見て楽しみました。
    これからもお財布が許す限り、罪悪感なく積ん読!

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    2025年03月20日
  • 積ん読の本

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    2025年11冊目

    日々の生活においてどうしても切っても切り離せない積読たち
    その愛おしさは日々募るばかり
    この本を読むと自分の積読がさらに愛しく見えて肯定感が上がりまくる なんで他人の本棚ってこんなに見せてもらうのが楽しいのだろうか?

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    2025年03月19日
  • 名著のツボ 賢人たちが推す!最強ブックガイド

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    どうしてもこのブックガイドで満足して,原著に当たらない傾向にあるので,私個人は自分に対して要注意。専門家の方々は豪華だし,学びも多いが,第一に原著にあたることを前提にしないとあまり意味がない。自分に対してのコメントだけど。

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    2025年02月14日
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)

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    挿絵が今の時代こういう方が売れるんだろうと思いつつも彼らの写真そのままでいいよなと思わないでもない。

    内容は適度に掻い摘まれていて読みやすいが、やっぱり戦前の作家はそれこそ「文豪」と称される人物が多いものの、局所的に渉猟する程度に落ち着く。

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    2023年11月05日
  • 文豪たちの友情

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    ネタバレ

    文豪たちの関係性は表面上でしか知らなかったから凄く興味深かった。
    作家の表現力でみる友人評は巧みな語彙力で色彩豊か。
    そこに愛あるツッコミが著者さんから入ってとても読みやすかった。
    時代さえ同じであればほとんど知り合いという世間の狭さは驚きだった。佐藤春夫、何者だ。

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    2022年01月04日
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)

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    「ああ友よ佐藤春夫よかかる時恋人よりも恋しきも汝(なれ)」(堀口大学)
    「君だけは知ってくれる ほんとの私の愛と藝術を」(室生犀星→萩原朔太郎)
    「いたって非社交的な私にとって、乱歩はただひとりのひとだったのである」(横溝正史)
    ちょっとあなた方仲良すぎません~!?とにんまりしてしまうエピソードが満載。文豪だけあって親愛の表現も豊富。
    武者小路実篤が志賀直哉に送った、「僕はおこってゐる、ほんとにおこってゐる、あとで電話をかけておこるが今はハガキで怒る、」が可愛いすぎた。ぷんすこ。

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    2021年12月09日
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)

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    近現代史にその名をとどろかせた文豪たち。彼らの人間関係は一口に友情と呼ぶのもはばかれるほど濃厚な魅力に満ちていた。文豪好きならこれを読め!

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    2021年11月16日
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)

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    この時期の文豪の仲の良さがわかる面白い本でした。しかし、萩原朔太郎は酷い!美少年だと思ってた室生犀星が背の低い頑強な男だったとか書くな!(笑)その後二魂一体の親友になったけれども。それ以外にも様々な仲の良い文豪たちが物語と共に出てきて、かなり読みやすいお勧めブックガイドなども付いた親切な本でした。

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    2021年09月13日
  • 文豪たちの友情

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    意外な文豪たちのつながり。
    現実は小説より奇なりを字で言ってる人たちばかりで、名を残す人たちって、これくらいじゃないといけないのかしら…と思いをはせました。

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    2021年02月24日
  • きっとあなたは、あの本が好き。 連想でつながる読書ガイド

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    作家別に紹介した読書ガイド。とても良心的だと思う。自分としては「コナンドイル」の章でピンチョンの新訳が出ているのを知ったのがよかった。希望としては、取り上げた作家が限らているのが残念なので、シリーズ化してくれるとうれしい。

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    2019年05月01日
  • 文豪たちの友情

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    ネタバレ

     ニコイチな二人、短命に逝った友を思う、愛憎劇、の三つに分けた文豪達の友情を紹介。短命に逝った文豪との友情録は、切ないの一言。文豪達の途切れ途切れだったエピソードが、誰かとの友情を通して一つの流れとしてまとめられていて面白く読めた。
     どれも心惹かれるエピソードだったが、金田一と石川啄木との交友について知ると、啄木の作品を読み返したり、新しい作品を読んでみたくなった。つらっと数えるだけでも、太宰、荷風、谷崎などと揉めていた佐藤春夫のすっぱりばっきりな気性にうーんと唸りつつ、それだけの対人関係トラブルを繰り広げながらも門弟三千人だし、揉めるための人間関係に事欠かなかった佐藤春夫はよほど魅力的な人

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    2018年04月29日
  • きっとあなたは、あの本が好き。 連想でつながる読書ガイド

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    村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治

    どれかの名前にピンときたら読んでみてもいいかもしれない。
    書評家、作家、翻訳家が10人。
    ブコウスキーの訳者として知られる都甲幸治さんをホスト役にして1作家3人ずつの鼎談方式のブックガイド。

    ブックガイド好きな上に本について語り合ってる人たちも好きな自分には楽しかった。

    各テーマも興味深く、例えばキャロルは「あえて男三人で『不思議の国のアリス』を語る」とか太宰は「ダメ人間を描く小説の作者はダメ人間か」とか。

    なるほど~と膝を打ちたくなるような考察もあって面白かった。いやあ、自分

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    2017年11月25日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    タイトル通り各文学賞について複数の方たちが好き勝手(?)話をしたものが1っ冊の本にまとめられている。面白かったのは文学賞の背景であったり、審査の仕方であったり文学賞の周辺まで考察したり説明があったりで、なかなか読み越えのある本だった。世の中にはまだまだ知らない本がたくさんあるのでとても勉強になった。

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    2016年12月11日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    芥川賞や直木賞なんて世界の文学賞のうちに入るのだろうか?日本の作家が書いた日本語の小説しか対象になっていないのに。なんてことを思ったけれども、読んでみました。今年も話題になっているのは、もちろんノーベル文学賞。村上春樹さんがとるかどうか、メディアで騒がれました。この本を読むとわかるのですが、その根拠になっているのがカフカ賞。この賞をとった人が二人、ノーベル文学賞をダブル受賞しているんだそうで、まだ受賞してないのが村上春樹なんだそうです。カフカ賞はチェコ語の翻訳が一冊は出ていないと受賞できないそうで、村上春樹がとった2006年は『海辺のカフカ』が翻訳された年。タイトルがよかった?

    そのノーベル

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    2016年10月24日
  • きっとあなたは、あの本が好き。 連想でつながる読書ガイド

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    最近全然小説を読んでいないので、なんか読んでみたいなとまず軽くジャブぐらいの気持ちで読んでみたら、実際の本を読まなくても良いんじゃないかな?と思うぐらいに面白かった。中ではとりあえずカズオ・イシグロが気になる。それと『痴人の愛』の猛プッシュぶりに、これは読まなくてはならないのかもなと思った。

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    2016年07月23日