積ん読の本

積ん読の本

1,540円 (税込)

7pt

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本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。
部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、
人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。

そもそも「積ん読」とはなにか。その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。
100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、
今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。

そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、
斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。
ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、
またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。

写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、
読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、
感心するなり、呆れるなりしていただきたい。

柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家)
柴崎友香(作家)
池澤春菜(作家、声優)
小川哲(作家)
角田光代(作家)
しまおまほ(マンガ家、イラストレーター)
山本貴光(文筆家、ゲーム作家)
辻山良雄(Title店主)
マライ・メントライン(ドイツ人)
小川公代(英文学者)
飯間浩明(辞書編纂者)
管啓次郎(翻訳家、詩人)

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積ん読の本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あまたの積読名人?たちのお話。私の積読なんてまだ大丈夫かもとマヒするくらいに本棚やケースに納まって所狭しと並ぶ本本本。本に囲まれる喜びと苦悩がページをめくってもめくっても繰り広げられる。楽しいなぁ。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    本屋に行けば手ぶらで帰れない。
    家にはすでに読みきれないほどの量の積読があるのに、、、。
    これまで積読に罪悪感を持っていた。
    こんなに本を買わなければ、違うことにお金を使えたのでは?
    もっと旅行に行けたのでは?
    色々なことが頭をよぎる。
    それなのに本屋通いがやめられない。

    そんな私が出会った積読の

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    目次に引用された本文の一部からしてもう面白かった。

    今まで買っておきながら読まずにいる本たちに申し訳ないと思うこともあったけれど、今後も堂々と積ん読していこうと思います!

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    他者の積ん読本たちを覗き見できて
    とてもワクワクした。
    何度も読見返すと思う!
    「本が本を連れてくるのだと思う」
    本当にその通りだ!!

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    どれも面白く読んだ。なかでも山本貴光の章がいい。
    知識のインデックス。学生からの質問「どうしたら速く大量に本を読めるのか?」に対する回答。20世紀以前と以降の学問の違い。

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    ふと見かけて、気になったので読みました。とても良かったです。12人の本読みの積ん読に対する考えをインタビュー形式でまとめた本なのですが、どの方も、本への愛が溢れていて、とても興味深く、一気読みでした。
    自分も本が好きだなと実感しました。

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    積ん読をすること、積ん読になること、積ん読の意味、全てに全肯定される。
    読んでると、もの凄い心地良さを感じる。

    色んな、本好き人と積ん読概念が楽しかった!
    結局皆本が好きなのだ。
    面白すぎました!
    今年の買ってよかった本、1冊目かな。

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    ああ、なんと素敵な本なのか。
    何故人は本を積むのかを語ることは、本を読むとは、本を所有するとはの問いに繋がる。登場する12人のそれぞれの想いが積み重なり、本積むこと(または積まないこと)の意味を投げかける。
    目の前に本があること。そこから読書は始まる。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    それぞれの積ん読理論が面白い。一般人ではやはり生活のことを考えると、なかなかこういうことはできないけれど、本を愛する一人として、人の本との付き合い方を知れるのは楽しい。今の時代だからこそ、紙の本の良さを語りたい。

    0
    2025年04月02日

    Posted by ブクログ

    部屋の片隅に未読本が積みあがる「積ん読」の本質に迫るべく、12名の積ん読事情をインタビュー取材した記事。たっぷり積ん読ができる環境を羨ましく思ったり、もったいないなと思ったり。企画も内容も◎の良書!

    0
    2025年03月17日

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