石井千湖のレビュー一覧

  • 積ん読の本

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    自分の積読もひたすらに増殖の一途をたどっているので、ここで書かれていることは、概ね同意しかない。一方で、先日読んだ”本で床は~”の内容も気にならないはずはなく、ワクワクしながら本書に登場する諸氏の書棚を眺めながらも、『これ、建築の強度耐性的には確実にアウトだよな』とか思っちゃってる自分もいる。自炊は面倒だし本に申し訳なくてやる気にならないけど、かといって、際限なく書棚を増やして本も増やして、ってのも危険に思えてしまう。ここ最近の大きな悩み事なんだけど、本書を通読して、ますますそれは深まってしまったのであった。

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    2024年11月27日
  • 積ん読の本

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    本を読むスピードよりも本を買うスピードのほうがはやくて積読が加速している。そんな状況を改善したいとここ数年思っていたけど、それは杞憂だった。

    本は完読することだけが読み方ではない。積読は知識のインデックスや自分の世界を作ることなのだ。いろんな人の本の読み方をもっと知りたい。

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    2024年11月24日
  • 積ん読の本

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    ポリタスで沈子読考のコーナーが始まって以来、著者の石井千湖さんの選書が好きで、毎回メモしてリクエストしているお陰でどんどん読みたい本が溜まってどうしよう?と思っていたけれど。本が好きなら“積ん読”すれば良いのである。むしろしないでどうする?完全に開き直りました。本書に登場する選ばれし12人のコメントに唸り、積ん読のプロ達の誇らしげな顔や本棚に見惚れました。目次から既におもしろかった。

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    2024年11月18日
  • 積ん読の本

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    T-SITEの蔦屋書店をウロウロ〜
    「何!これ!同志や!」
    ほら!
    いっぱいおるやん!積読の人!
    積読はええことや!wwwww
    ハイ!購入!

    作家さんなど、12人に、積読に関しての話を聞く形式!
    読書、積読などの考えを!

    「知的好奇心を刺されると、本が増えるのだ。」

    「本は自分の関心事が物の形をとった、知識のインデックスみたいなものなので、必要になったときに読めばいい」

    「読んだ本しか家にないということは、自分がわかっている世界しかないということですよね。そんなの、つまらないじゃないですか。読んでない本があると、世界は外に広がっている。未知の世界に自分が開かれているんです」

    「本は知

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    2024年11月10日
  • 積ん読の本

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    積んでる人はぜひ読んで欲しい。積む事はむしろプラスなんじゃないかと感じるメッセージが満載。「積ん読の悩み相談」ではいかに本を整理するかを指南しているがそのページの直後に猛々しい「山脈」が現れて笑ってしまった。読書は積んでからがスタートなのだろう。本エッセイの傑作だ

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    2024年11月06日
  • 積ん読の本

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    読みたいと思える本が沢山あることは素晴らしい。
    本の入れ替わりが激しい現代で手に取らないと次に読みたいと思っても、出会えるかわからないから買ってしまう。
    積読本についての考え方が12人全員違う所が面白いなぁ。

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    2024年10月27日
  • 積ん読の本

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    積ん読されてる本の写真と積ん読してる人のインタビューが載ってる短い本。いろんな人のいろんな本との向き合い方が載ってて楽しい。読み終わると、「本もっと積んでもいいかも」という気分になる。楽しくて読みやすくて短いので、この本自体を積む人はなかなかいなさそう。

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    2024年10月07日
  • 名著のツボ 賢人たちが推す!最強ブックガイド

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    『エルサレムのアイヒマン』の解説読みながら世界中どこの誰でも“アイヒマン”になりうるだろうけど日本人のメンタリティ的にめちゃくちゃ適性ある気がするので、“ヒトラー”に気を付けるのも大事かもだけど自分や身の周りの人が“アイヒマン”にならないように注意を払う方がより肝要では…と寒気がした

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    2022年02月05日
  • 名著のツボ 賢人たちが推す!最強ブックガイド

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    週刊文春連載。世界の名著100冊をそれぞれの識者が語る。史上最強のブックガイド。

    連載当時から楽しく読ませてもらっていたコラム。簡潔だが奥深い内容。その道の賢人が語る名著の魅力がコンパクトにまとめられている。

    まだまだ世の中多くの未読の名著があるが、恐らく読み切ることはできないだろう。それでも中には一度は読んでみたいと思える作品もある。

    名著に近づくための貴重なブックガイド。

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    2021年11月09日
  • 文豪たちの友情

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    小6のときこれで読書感想文書いた。
    十人十色なのは作品から痛いほど伝わるが、やっぱり共通するところはあるんだなと思わせられる本

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    2021年01月21日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    本屋で見つけて、編者が都甲幸治ってこともあり、是非読みたいと思って入手。最近特に、洋邦問わず文学賞が気になるってこともあり、これもとても楽しく読ませてもらいました。方々で言われていることだけど、ノーベル賞より注目すべき文学賞は、あれもこれもあるってことですね。実際には”8大”文学賞では決してないけど、芥川賞と直木賞の章も設けられていて、それはそれで日本人なら気になるものではあるし、ちょっとした息抜きみたいにもなっていて、高感度高しでした。毎度のことながら、また読みたい本・作家がたくさん見つかって、嬉しい悲鳴再び。

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    2018年05月10日
  • 積ん読の本

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    12人の棚と溢れた本の写真
    その方達と積読に関するインタビュー
    多様な積読の様態を伺い知れる
    小川哲さんの言葉は非常に琴線に触れた

    人間が人間だからこそ起こしてしまう欲望が、費やせる時間を上回ったときに積ん読するんだと思います

    この言葉と自分は彼らに比べたらまだマシ、という言い訳でまた本が増えていくのだと思う

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    2024年12月15日
  • 積ん読の本

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    本が沢山、沢山、沢山。羨ましい!
    これはこれで眼福でした。
    きれいに本棚に並べられた本もあれば、床や机に無造作に積み上げられた本もあり、それぞれの積ん読事情を楽しく読ませていただきました。
    私の積ん読もいつか無くなる時がくるかなぁ…。

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    2024年11月25日
  • 積ん読の本

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    たくさんの本が積み上がっているのを見るだけでわくわくする。
    いろんな方の本棚を覗きみれる感じも楽しかった。

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    2024年11月18日
  • 積ん読の本

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    本に対する感覚や姿勢も人それぞれなのだ、ということを感じさせてくれる。
    私はどこか貧乏性でゆとりがないせいか、おもしろくない本でも途中で投げ出す勇気が持てないことが多い。
    しかし、この本は、断片的に読んだり、所有しているだけだったりすことにも意味がある、ということに気づかせてくれる。

    特に、パラグラフライダーという考え方はユーモラスでもあり、気に入った。
    限りある時間と労力のなか、もっと自由に、もっと楽しく、もっと気楽に、本と遊べる時間をもてそうな、そんな予感がする言葉だな、と思った。

    いくつもの意味で、素敵で面白い本だった。

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    2024年11月16日
  • 積ん読の本

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    本好きほいほいなタイトル!速攻で手に取った。

    フルカラーで、見開きいっぱいの写真!なんて贅沢。
    人の本棚+積読の山を見るだけでワクワク!!

    「積ん読」と一言で言っても、その定義は人それぞれ。
    この本に登場する12人の方の中でも、積ん読の意味やこだわり、流儀がさまざまあって、面白い。
    個人的には、池澤春菜さんの「移動する積ん読たち」がかわいくてツボだった(笑)
    最初は玄関に置いてあって、日が経つにつれて、壁に沿って少しずつ移動。廊下を通って書庫まで。その移動の経過の写真が、じわじわきた。

    積ん読との付き合い方はいろいろあるけれど、とにかく本がたくさん積まれている光景はみんな一緒。
    まだ見ぬ

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    2024年11月13日
  • 積ん読の本

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    私は積ん読はほぼないけど、人の本棚を見れておもしろかった。収納とかも好きなので、そういう点でもよかった。
    読んでみたいと思える本も知れた。
    資本主義・商品が溢れた世とつながっているのだなとも思った。

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    2024年11月05日
  • 積ん読の本

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    ネタバレ

    感想
    いつ読むんだろう。他人事のように考えてしまう。だから懲りずに本屋で仲間を増やしてしまう。いつか読むからと自分に言い訳して。

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    2024年09月01日
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)

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    挿絵が今の時代こういう方が売れるんだろうと思いつつも彼らの写真そのままでいいよなと思わないでもない。

    内容は適度に掻い摘まれていて読みやすいが、やっぱり戦前の作家はそれこそ「文豪」と称される人物が多いものの、局所的に渉猟する程度に落ち着く。

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    2023年11月05日
  • 文豪たちの友情

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    ネタバレ

    文豪たちの関係性は表面上でしか知らなかったから凄く興味深かった。
    作家の表現力でみる友人評は巧みな語彙力で色彩豊か。
    そこに愛あるツッコミが著者さんから入ってとても読みやすかった。
    時代さえ同じであればほとんど知り合いという世間の狭さは驚きだった。佐藤春夫、何者だ。

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    2022年01月04日