汀こるもののレビュー一覧
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夫は、警察!なにかと、さわがしく、けいびしや、なぎなたど、のるまや、かわのついた、すたぢいがおしよくされやすく、くみんそうや、くやしかったかいふのまなんて、あ、にっこうの、こうしつごはっと、さくらを、きの、じゆれいなんきやくか、みているかくしきのたねはらん?はらみかいしやくのなんぎまさつにみかねたよ...続きを読むPosted by ブクログ
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題名よりずっと内容がある感で、読むのも時間を要して楽しめた。
いつの世も誰でも悩みはあるもので、それが人生と言ってしまえば終わりだけど。
面白みのある人生と思えたりアチラコチラの方面から考えて気づきを得たりそれなりに楽しめればあとから良い人生だったと思えるのかも。
ライトノベルにしては読み応えあり。...続きを読むPosted by ブクログ -
実際の平安時代は知らないし、話し方も現代風だけど、人間の表現にリアリティがあって面白かった。
頭はとても回るし、いつも夫である主人公には、ズバズバ物をいう妻の、意外と世間知らずで、臆病なところとか、主人公が性格は穏やかだけど、実はちゃんと仕事してるし、妻とは違った視点で知識も洞察力もあるところとか、...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな一途な男君を手のひらでわがままに転がすのはいかがなものか。女はいつもわがままでというのが腹立たしいが、まっすぐな祐高さまに惚れて星5つPosted by ブクログ
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祐高さまはへたれでない。
ただ真面目なだけ。自分が似た性格なのでよくわかります。あちらは男君なだけとんちんかん度が増します。途中、忍さまはどうなの?これはいったいと思いつつ、ぜひ最後まで読むことをおすすめする。最後に来ればほら、いい男の資質はなにか、わかるでしょう。
変に折れ曲がっていたり、妻に愛を...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ再読中。
一癖も二癖もあるキャラクターと展開が、ページをめくる手を止めてくれない。
高槻さんの闇?が徐々に深まる中、
それを、遥かに上回っていく悪魔のような双子たち(笑)振り回される大人たち。
これまでの話からも、美樹が真樹に依存してると見せかけて、逆だったりするのがこう…エモい。メンタ...続きを読むPosted by ブクログ -
政略結婚で夫婦になった祐高と忍だが、色恋沙汰が苦手の夫と、恋愛物語で耳年増の妻。夫が検非違使の別当という職について事件に遭遇すると、妻が興味津々。夫婦で話をしているうちに事件の真相が見えてくる。安楽椅子探偵ものかと思ったら、そうでもなく、夫婦の会話を楽しむ作品だった。家の中では率直でなんでも言う妻が...続きを読むPosted by ブクログ
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面白かったです。
この作家さんの作品は自分と合うのか、どの作品も読みやすくて
つい没頭してしまいます。
主人公の性格と相まってフランクに展開していく中、
意外と深く刺さるメッセージが多く、考えさせられます。
完全犯罪研究部や出屋敷市子シリーズと世界観が同じなので
合わせて読むと更に楽しめ...続きを読む -
いつもの人物を違う目線で見る話が好きなので、いつもと違う新たな語り部がとてもよかった。
じわじわと高槻のヤバさ、普通でいられないところが出てきていたが今回で噴出した形でここまでとはと思った。そしてそのいじらしさ!変わってしまったこと、こんなはずではなかったのにこんなのは俺じゃないという気持ちと、でも...続きを読むPosted by ブクログ -
汀こるもの氏の初のライト文芸作品。インターネット炎上をテーマとした今作は非常に面白かった。車椅子のネットコンサルタント、オメガの破天荒ぶりと文章のスピード感がとにかく魅力的だ。テーマの魅力もさることながら、車椅子の病気に関する描写も細かくて、筆者の取材の細やかさが伺える。汀氏の他の作品も読みたくなっ...続きを読むPosted by ブクログ
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88の妖怪を使役する黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語第4弾。短編4つ。
『"地獄の釜の蓋が開く"とは"鬼だって盆は休む"という意味である』
市子とその友人たちが遊園地に行ってジェットコースターやコーヒーカップとかで楽しんで、最後にミラーハウスに入ったら別次元の空間に捕らわれてしまう。が、市子の...続きを読むPosted by ブクログ -
88の妖怪を使役する黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語第3弾。短編3つと中編1つ(66p,52p,28p,107p)。
「大人気ない大人には敵わない」
市子の親戚で前作の甲斐田尚暉の師匠にあたる女性・禁野いかが、が、市子にケンカをふっかけ霊能バトルして史郎坊を人質にとる。
その目的は10年以上疎...続きを読むPosted by ブクログ -
88の妖怪を使役する黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語第2弾。短編4つと中編1つ。
新キャラ↓
元警官で鞍馬天狗見習いでピストルとか銃器全般の達人・雀。
鶴岡八幡宮の鳩で弓矢の使い手・サブレ。
「人間の権利とは」
中学校の課外授業で登山をしていた市子のもとに地元の狸が挨拶に来て怪物退治を依頼される...続きを読むPosted by ブクログ -
タナトスシリーズの高槻の上司・湊が出てくるが、別物の新作。
88の妖怪を使役する無敵でおかっぱで黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語。
市子(表紙上)によく連れ添っている主要妖怪は、
携帯やカメラなどを情報操作するキセルおやじ天狗・溝越史郎坊(表紙右)
身の回りの世話とかする九尾の狐・助六(表紙左)...続きを読むPosted by ブクログ -
『ただし少女はレベル99』を先に読むと出屋敷先生の異常行動が大体理解出来るし、タイミングよく読んだ僕は運がいいとしか思えない。Posted by ブクログ
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テイスト的には森見作品好きにはどストライクな設定というかキャラの感じや世界観かなと読みながら思ったりもした。
汀作品はタナトスシリーズを一作読んでいるだけだが既存の作品などの小ネタなどを随所に散りばめていてニヤニヤしてしまうけど世界観の構築がいい。というのは結局、キャラがきちんと立っているからなんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
「九人目」の章題に高槻さんとうとう降りちゃうのかーとか思ったけど。
新人さんと推理ゲーム感覚で昔を語るお話。
私はとにかく双子がそろってる方が好きみたいだ。前半のサバイバルが好き。
前回のお話で演技力どんだけだとか思ってたけど、もぅ多重人格とかそういうくらい壊れちゃってるってこと?
だけどこのお話で...続きを読むPosted by ブクログ -
<あらずじ>
立花美樹が双子の生母で故人の幸子の実家・在澤家から跡継ぎとして呼ばれる。
同行する立花真樹と高槻刑事。
在澤家では代々伝わる太刀を継承していて、美樹が継承の儀式の主役となる。
在澤家の面々が集まり儀式を執り行おうとしたその時、案の定事件が起こる。
在澤家にあった鯉池の濾過槽から溺死体...続きを読むPosted by ブクログ