汀こるもののレビュー一覧

  • リッターあたりの致死率は THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死神THANATOSシリーズ4作目

    THANATOS美樹が誘拐され・・・っていう

    今回は美樹がTHANATOSだな、と感じる話だったと思います。
    最後、美樹が全てを切り捨てて戻るところがとても印象的。

    0
    2011年12月07日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

    Posted by ブクログ

    結局どういう事になるのか、という、ものすごい疑問を残した最後でした。
    入れ替わり? それとも妄想は本当だった??
    どちらなのかはさっぱり分かりませんが
    やはりこの2人は非常識、というのだけはヒシヒシと…w

    新しい9人目は女性。
    しかも交代ではなくて、増員。
    常識にはまっている彼女が『普通』なのでしょうが
    これはちょっと生きていけるか…謎です。
    信じなくても、生命の確保だけはして下さい、と思ってしまいました。

    実際にあった事件から学ぼうゲーム。
    あの2人の特徴を知り尽くしていれば、さっさと離脱するに限ります。
    最後まで常識でついていけば…。
    刑事さん、の壊れっぷりというか、世の中斜めっぷりが

    0
    2012年01月02日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さて、まずはサバイバルからだ。
    クローズドサークルはいつもそれから始まるのだろう?


    THANATOSシリーズ第6巻。
    三人目の事件を手帳を基に振り返り、推理、事件の回避
    または現状から解放される方法を考える。
    見方を変えれば安楽探偵のような図の話である。
    真樹には何を言ってもいいとは思っていないか?という
    終盤の問いかけで、彼の軽い口調に騙されていたが、死線を
    幾度も乗り越えた「探偵」の立場だというのを思い知らされる。
    死神と探偵の双子は表裏一体である。
    本当の死神は、どちらなのだろうか。あるいはどちらも。
    美樹のメンタルばかりが目立つが、彼だって同じように
    情緒不安定になることもあり、事

    0
    2011年10月27日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

    Posted by ブクログ

    スティーブ・ジャクソンで育った世代の私にとって、作品前半の湊さんと高槻・佐伯のゲームシチュエーションを使って過去話を再現する展開は、とても『萌え』ました。(昔の血が騒ぎましたよ…。まぁ、この手法が使えるのはシリーズものとして、各キャラの設定が読者にも判っている前提あってからこそ、なんだとは思いますが。ということで、新規読者に初THANATOSシリーズとしてこの巻から読むことは薦め辛い)

    このまま湊ゲームマスターの過去語りで最後まで粛々と進むのかと思いきや、現在の双子の小事件が絡んできてさらに斜め上への展開へと突き進んでゆく。
    そして後半に用意されるのは、観測者によって異なっている事件の『見え

    0
    2011年10月20日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by ブクログ

    湊さんにスポットライトが当たっているせいか、双子の影が薄いけどこれはこれで良かった。アラフォー官僚が駆け抜けた感じ。
    彼の受験戦争云々の辺りは自分の人生と(時期的にも)重なってて「うおー、判るー判るよ―」と違ったところで共感がw
    コレ読んで、湊さんの好感度上がった。そして高槻くんの適応っぷりは流石です。

    0
    2011年09月25日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     メフィスト賞に応募したというラストの1作。
     いきなり4作申し込んだのか。すごいなぁ……。

     変だ変だと思っていた湊さんが想像以上におかしい人だったという作品。本格ミステリというか、喜劇的なミステリだ。ハイテンションで面白かった。

    0
    2011年07月04日
  • まごころを、君に THANATOS

    Posted by ブクログ

    ストレートに面白かったとは言えない。
    話が繊細すぎて、ちょっと苦手というのがあるかも。
    現時点では、評価がむずかしいかな。

    0
    2011年07月02日
  • パラダイス・クローズド THANATOS

    Posted by ブクログ

    普通の推理ものの小説とは一線を画した作品。普通の作品に飽きた時に読むといいかも。しかし、脱線部分の話が難しいのに長いのが少し辛かった。

    0
    2011年04月03日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    前作で大問題を起こして廃部に追い込まれたはずの醍葉学園推理小説研究部のメンバーが再度集結。『ゼロ年代探偵小説研究部』として再出発し、身近にある様々な問題?に立ち向かう…。

    結論から言いますと、第1作よりも遥かに良かったです。

    エピソードを読み進める毎に「こいつら・・・(汗)」って感じに脱力してしまう主人公のクソガキ共。けど、どこか憎めない妙なノリが心地いい。高校の部活のノリというよりも、半ば大学のサークルのノリに近いかも知れません。

    個人的に好きなのがこの一冊で明らかに評価を上げた“匠”こと一年の川崎淳平。何せ諸先輩方やヒロインを差し置いて、表紙にまで登場してますからね

    0
    2011年01月13日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完全犯罪研究部シリーズ第2弾。

    ≪あらすじ≫
    前作の事件で「推理小説研究部」が廃部になっちゃったけど、古賀の心身対策のため、新たに「ゼロ年代探偵小説研究部」を立ち上げる。部員は同じだし、裏の顔は「完全犯罪研究部」のまま。

    猫殺し犯に復讐する小学生を手伝ったり(コカコーラ爆弾)、
    早死呪術事件を更に大きくしたり(杉野二号の呪い)、
    同級生のイジメ問題を解決したり(iPhone水没)。
    そして女装した中2男子に、兄の”父親殺害計画”を阻止するよう依頼を受ける。
    部員を体育倉庫に監禁し、練炭七輪で父を車内で殺害しようとした本当の理由とは?


    ≪感想≫
    マンガアニメ等の2次元ネタがてんこ盛り。元

    0
    2011年02月22日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    まさかのシリーズ2冊目。相変わらずラノベ。相変わらず作者は2ちゃん見すぎ。
    でも読みやすくて好きです。タナトスシリーズの続きも期待してます。

    0
    2010年12月04日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    がんばれゆりっぺ(笑)

    タナトスシリーズよりか明るい雰囲気で
    軽いところがよいといえばよいかなぁ。
    古賀が壊れている感じとか、ストーカーな感じとか
    今後が気になります。

    そして、主人公は古賀?それともゆりっぺ?
    どちらなのでしょうか・・・。

    今回は、完全犯罪研究部が人助けをします。
    部の名称からして人助けな雰囲気ゼロですが、
    人助け+悪巧みです。結局-??
    学園モノ好きにはオススメですが
    青春モノ好きにはオススメしません(笑)

    0
    2010年11月11日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    おおぅ。(作者自身も含め)まさかのシリーズ化!
    廃部になったはずの推理小説研究部が「ゼロ年代
    探偵小説研究部」(仮名完全犯罪研究部)が無事に
    復活。ハイテク、ローテクの合わせ技を駆使した
    部員達の傍若無人な暴走っぷりは更に加速していて、
    それが一層ストーリーに速度と面白さを与えてます。

    得意の小ネタも元ネタが分かるものから、
    全く分からんものまで1Pに1ネタくらいの
    テンションで散りばめられていて、一体自分は
    何を読んでるのか良く分からなくなるw。
    終盤にあの局面でまさかの「ボスケテ!」とはw。
    普通に吹き出したっス。

    部員達の強烈な個性も今作はより明確に
    書かれていて講談社ノベルスでラノ

    0
    2010年11月07日
  • リッターあたりの致死率は THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレあります


    ○感想

     クジラの骨は気になるというか、野口英世の功績は8割がた否定されている説もあるんだがその辺どうなんだろうという……。
     ラスト20ページが熱い。そういう視点から見たら確かに洗脳で。結局、どういう視点を選ぶか、なのかなと。面白いのは、登場人物が嘘をつかないという前提で読んでしまっていたあたり。シドと美樹ちゃんは友だちになれそうな気もしたんだけどな。
     作中で美樹が唱えたのはお西かお東かは定かではないけれど浄土真宗の。教義と美樹の思想が一致しない気がするあたり、本当に趣味っぽい。ちなみに、ちゃんとあげたら10分は余裕でかかるお経なので、シドがどん引きする気持

    0
    2010年10月25日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレあります


    ○感想
     ヘブライ語自動筆記はさすがに…(笑)
     視力に関しては共感しました。読書中毒者にとって一番恐ろしいのは視力低下です。
     そして例の早口言葉を今日聞き、青ざめました。
     あれを13秒フラットで言えるとかありえないと思います。
     あと、人類みんな叙述トリックはちょっと納得。汀さんの「生きていたら」が火の鳥レベルなのには愕然としました。

    0
    2010年10月25日
  • リッターあたりの致死率は THANATOS

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。大変だぁ、タナトスきゅんこと「美樹ちゃん」が
    誘拐されてしまった。死神と異名を取る彼を誘拐して、果たして
    犯人の命はあるのか!!?? ...という話しではないw。
    大物政治家を父親に持つ彼の悲劇のストーリー...なのか?
    死神に出来た「友達」。一瞬ホロリとしかけたぞw。アブネ。

    今回もとうとうと美樹ちゃんによる大演説が途中にガッツリと
    挿入されてて相当ネタ本としても面白く、だんだん魚好きに
    なってきそう。クジラの骨とか。
    その死神を兄に持つオトート、「真樹」の鬼畜、悪魔っぷりは
    今作もキラリと光る刃の如し。ド反則で警視庁参事官を
    一瞬にして葬ってるしw。ヒデーなー。

    0
    2010年09月03日
  • 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    周りに変なのが二人もいれば、あの世代は暴走する―

    理系でミステリ好きの読者にはたまらないであろう青春がそこにはある。
    アルミ粉末での指紋採取やニトロ精製といった定番ロマンをおさえつつ、メーリングリスト(+モールス信号)を利用した緊急連絡手段やパスワードチャットなどといった現代的なアイテムをも巧みに活用するミス研部員たち。
    最近の子供は怖い(笑)
    ただ、集団暴行や児童虐待のように近年悪質化する犯罪に対抗するにはそれぐらいの度胸と行動力が必要なのかもしれないな、と思ったりもして
    子供時代のもやもやや激情をいつまでも忘れないでいたい

    0
    2010年08月19日
  • 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    私立高校「醍葉学園」の”推理小説研究部”もとい”完全犯罪研究部”が校内の事件を解決?する新シリーズ。

    校内で飼われていたインコの屠殺事件、虐待親の殺害未遂、階段つき落とし事件、弱みにつけこまれ顧問となった女性教師のストーカー探し、野球部員の輪姦事件など、様々な事件が起こり、そして明らかになる、過去起きた女子部員の姉の撲殺事件の真相。そして女教師の真実。
    ”完全犯罪研究部”の部員たちの青春?物語。


    ブラック加減と推理小説ネタが入り混じりイイ感じだった。立花直樹の登場にはオドロキ。次作も楽しみw

    0
    2010年04月18日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by ブクログ

    今回の視点は、探偵でも警察でもバイトさんでも死神でもなく
    ちらちらと出てくる警視正。
    ひたすらに灰汁の強い、強すぎる面々において
    ちらっと出てくるにもかなり個性の強い人でしたが
    さてどうなるのやら…と思ってみれば、すごかった。

    最初の頃は、それでも『ちょっと変な人』程度の認識でしたが
    段々と…恐ろしく『大人』だな、と。
    最後の方の女性に対する怒りはよく分かるのですが
    この人大人としてどうよ?! と言いたくなります(笑)

    しかしいつもながら、吐く内容は分かりやすく正論です。
    人に自分を委ねてはいけませんし、軸を動かしてもいけません。
    それをした時点で、それは『自分』ではなくなり、ただの生き物

    0
    2010年03月25日
  • 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

     ミステリーだと思って読み始めたのですが、これは今時の理系で文系な少年たちと一人の教師を追った学園物と分類しておきました。
     ミステリーぽい冒頭だけど、謎解きは無いといってもよいし、最初の鳥の事件は部員の自己紹介の場面でしか無いのかな;
     でも、細かく区切られたストーリーがテンポよく、ついつい一気に読んでしまいました。
     汀 こるものさんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと思います。
     

    0
    2010年03月23日