あらすじ
「完全犯罪テクで悪人を始末せよ」。裏活動に精を出す醍葉学園“推理小説研究部(通称・完全犯罪研究部)”が学校爆破事件で廃部に。平和が訪れると思いきや、懲りない部員たちは密かに裏活動再開! イジメ、オカルト、猫殺し、父親殺害計画……続発する事件を解決するべく最恐女子高生・杉野更紗たちがアブナイ正義で大暴走! 元顧問・由利千早(ゆりっぺ)にもありえない災いが!?
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シリーズ二作目ということで、エスカレートするところはしてるし、落ち着くところは落ち着いてて全体にカチッとしてる。あんまり成長しない子どもたちと、保護者(?)がますます板についてきてるゆりっぺの変わり様が対照的。
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ゆりっぺがやめてどうなるのかと思ったけれど
最後はがっちりと押さえていて、やっぱりゆりっぺ最高だなと(笑)
微妙にチラチラしている立花兄弟も楽しみです。
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■「完全犯罪テクで悪人を始末せよ」裏活動に精を出す醍葉学園“推理小説研究部(通称・完全犯罪研究部)”が学校爆破事件で廃部に。平和が訪れると思いきや、懲りない部員たちは密かに裏活動再開!イジメ、オカルト、猫殺し、父親殺害計画…続発する事件を解決するべく最恐女子高生・杉野更紗たちがアブナイ正義で大暴走!元顧問・由利千早にもありえない災いが。
■■一作目のラストを読んだ後では、まさか続編が来るとは想像してませんでした。主人公の状態を思えば、よく続きを作れたなぁ・・・と。私的には好きなお話だったのでシリーズ化は嬉しいです。相変わらずテンポよく、薄暗くて陰鬱な空気をコメディチックに書いてしまうところがすごいなぁと。しかし、動物好きにはときどきイタタタっと目をつむってしまうシーンも少々。
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約9割のネタは拾えたと思う。 おかっぱが似合うクラシカルな美少女の杉野二号さんがたまらないです。眼帯+オッドアイで、呪文を唱えながらマジカルステップを踏んだり、読書のときは目が疲れないように、左右を入れ替えながら読んでいたり、遠近感が掴めずに電柱にぶつかって転んじゃったりするところがもう、可愛いすぎる。 川崎くんも好き。工作が得意なのは素敵だな。憧れます。
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2作目。前書きを読んで知ったんだけど、やはり作者、前作が1巻完結だと思っていたらしい。ですよねー。
ある意味マイナスのスタートだからなのか、気負わず実に楽しそうに書いていて読んでいて心地よい。
1作目より好みでした。が、3作目があるとしたら酷いことになりそう。
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シリーズ2作目。
前作で大問題を起こして廃部に追い込まれたはずの醍葉学園推理小説研究部のメンバーが再度集結。『ゼロ年代探偵小説研究部』として再出発し、身近にある様々な問題?に立ち向かう…。
結論から言いますと、第1作よりも遥かに良かったです。
エピソードを読み進める毎に「こいつら・・・(汗)」って感じに脱力してしまう主人公のクソガキ共。けど、どこか憎めない妙なノリが心地いい。高校の部活のノリというよりも、半ば大学のサークルのノリに近いかも知れません。
個人的に好きなのがこの一冊で明らかに評価を上げた“匠”こと一年の川崎淳平。何せ諸先輩方やヒロインを差し置いて、表紙にまで登場してますからね(“元”女教師ゆりっぺがヒロインという説もありますが)。
作中の世界観が『THANATOSシリーズ』と同一なので、タナトスの主要人物がクロスオーバーして登場してたりします。この『完全犯罪~』のみでも十分面白いと思いますが、タナトスの方も読んでおくと鷹也の置かれている立場、背景などが分かってより一層楽しめると思います。
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完全犯罪研究部シリーズ第2弾。
≪あらすじ≫
前作の事件で「推理小説研究部」が廃部になっちゃったけど、古賀の心身対策のため、新たに「ゼロ年代探偵小説研究部」を立ち上げる。部員は同じだし、裏の顔は「完全犯罪研究部」のまま。
猫殺し犯に復讐する小学生を手伝ったり(コカコーラ爆弾)、
早死呪術事件を更に大きくしたり(杉野二号の呪い)、
同級生のイジメ問題を解決したり(iPhone水没)。
そして女装した中2男子に、兄の”父親殺害計画”を阻止するよう依頼を受ける。
部員を体育倉庫に監禁し、練炭七輪で父を車内で殺害しようとした本当の理由とは?
≪感想≫
マンガアニメ等の2次元ネタがてんこ盛り。元ネタ知ってると面白い。
前作と異なり、事件が単独で発生し解決されるので、短編集の集合体に近いかも。
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がんばれゆりっぺ(笑)
タナトスシリーズよりか明るい雰囲気で
軽いところがよいといえばよいかなぁ。
古賀が壊れている感じとか、ストーカーな感じとか
今後が気になります。
そして、主人公は古賀?それともゆりっぺ?
どちらなのでしょうか・・・。
今回は、完全犯罪研究部が人助けをします。
部の名称からして人助けな雰囲気ゼロですが、
人助け+悪巧みです。結局-??
学園モノ好きにはオススメですが
青春モノ好きにはオススメしません(笑)
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おおぅ。(作者自身も含め)まさかのシリーズ化!
廃部になったはずの推理小説研究部が「ゼロ年代
探偵小説研究部」(仮名完全犯罪研究部)が無事に
復活。ハイテク、ローテクの合わせ技を駆使した
部員達の傍若無人な暴走っぷりは更に加速していて、
それが一層ストーリーに速度と面白さを与えてます。
得意の小ネタも元ネタが分かるものから、
全く分からんものまで1Pに1ネタくらいの
テンションで散りばめられていて、一体自分は
何を読んでるのか良く分からなくなるw。
終盤にあの局面でまさかの「ボスケテ!」とはw。
普通に吹き出したっス。
部員達の強烈な個性も今作はより明確に
書かれていて講談社ノベルスでラノベばりの
キャラ作品を書ききった作者の拍手。26歳、
元教師(元ニート)のゆりっぺ...可愛いなぁw。
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古賀くんの救われる日は来るのか、時が解決してくれるのか。大人になってしまえば痛みに鈍くなって耐えられるようになるのか。アンペアとボルトの関係が全然わかってなくて、コンセントの電気が交流なのか直流なのか、どっちが安全なのかわからない。ゆりっぺ先生、理系女子良いですよね。
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完全犯罪研究部続編。
とにかく、恐るべし無責任な子どもたち!の一言に尽きる。
一作目で杉野二号の姉を殺した犯人も見つかったし、古賀の過去も明らかになったので、もう迷走してる感が否めない。正直一巻完結で良かったのではないかと思う。
作者自身続編を書くつもりはなかったらしいけれど…。
猫殺しにイジメ問題、うっかり轢いてしまった犬の死体処理などなど、人助けの名目をとりながら、楽しければ何でもいいという面々。
それでも無責任な読者としては、面白いからいいか。
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もうこのシリーズには手を出すまい…と前回誓ったにもかかわらず、やっぱり買ってしまった自分をまず責めたいです(汗)。
完全犯罪研究部シリーズの2作目。前作と同様、まー犯罪部の面々の暴走っぷりが半端無いです。ゆりっぺが学外に去った分、余計止められなくなった感有り。当初シリーズ化する予定は無かったそうですが、続編書くのならゆりっぺ辞めさせるべきではなかったですよねえ。立ち位置が中途半端なままずぶずぶと病んでいくのが痛々しいです。まあ、ある意味二号もこれからどーするんだ、とは思いますが。
正直、犬のくだりの辺りでぶん投げたくなりましたが、終わってみれば珍しく!?ミステリ的な転回もあって、悪くは無かったです。でもやっぱり肌には合わなかったなあ。申し訳なし、です。
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シリーズ2弾。作者さんは一巻完結のつもりだったとのこと。が、一巻の最後の章がなかったら作品から受ける印象は全然違ったと思うので私的には担当さんぐっじょぶ。
過激すぎてちょっとお話についていけない・・・とくじけそうになったけど(動物関連はだめだ・・・)割り切って読んだ。
結末を見届けたいのでシリーズ追っかけようと思います。
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まさかの2巻。
あの終わりで2巻がでるとは思いませんでした。
書いている人自体が1巻完結予定だったらしいので
編集者って、担当ってすごいな、と違う所に関心してました。
生きていく中でも、生活していく中でも確実に使わないだろう…
使わなくていいだろう知識が増えていきます。
あの手持ちだけで、よくもまぁここまで考えられるな、と。
それ以前に、よくもこのメンバー、1人かける事無く
話続けられたな…と。
視点が切り替わり、話も切り替わり…。
日常恐ろし(?)短編? と思ったら、連続短編?
複線か何かかとも思ったんですけど
微妙に違う感じ??
そして最後の人は…確実にあっちですよね??
ついに両方とも登場してますが、どうしてこう
登場しただけで、次危ないんじゃ!? と思ってしまうのか。
やってる事がやってる事だからでしょうか??w