【感想・ネタバレ】リッターあたりの致死率は THANATOSのレビュー

あらすじ

まわりで次々と人が死ぬ“死神(タナトス)”体質の少年・立花美樹。魚マニアの彼が観賞魚展示会に出向いたところ、案の定、会場の客が毒殺され、お守り役の高槻刑事の身にも異変が……。混乱を極める中、さらには美樹誘拐事件まで発生! 毒殺の真相は? 誘拐の意外な背景とは? そして美樹(死神)と誘拐犯の運命は? 高校生探偵の真樹(美樹の双子の弟)が掟破りの手段で事件に迫る! (講談社ノベルス)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ再読中。

一癖も二癖もあるキャラクターと展開が、ページをめくる手を止めてくれない。

高槻さんの闇?が徐々に深まる中、
それを、遥かに上回っていく悪魔のような双子たち(笑)振り回される大人たち。
これまでの話からも、美樹が真樹に依存してると見せかけて、逆だったりするのがこう…エモい。メンタル不安定なのは案外真樹で、守ってるのは美樹だったり。
双子の絆(っていったら綺麗すぎてこの2人には合わないけど)というか共依存?というか。一見コミカルな話の裏にも見え隠れしていろいろ伏線探ったり想像するのが楽しい。

それにしても美樹の服よ…ちょっとイメージだけだととんでもない西川アニキなんだけどあってるか??
あと真樹168もあったっけ!?と驚き。
脳内映像160くらいだったー!!
いや、まあ高校生はそんなもんか!
えーーでもデカすぎると可愛くないよなぁー!
というどうでもいい感想。


0
2021年06月15日

Posted by ブクログ

 タナトスシリーズ四作目。
 汀こるものってなんかすごいなっておもいました。なんだこれ……なに狙いなのかさっぱりわからんぞ……。
 双子がきもちわるくてだいすきです。彼方さんも良いキャラしてるなぁ。
 今回かわいそうというかいっそザマァだった湊参事官が、五作目でがんばってくれるみたいなので楽しみにしています。

0
2011年05月21日

Posted by ブクログ

相変わらず水魚オタクの引きこもり死神。
デートに出かける、というあたりですでに何か起こると思いましたが
今回は誘拐ですか…と、ちょっと遠い目に。
誘拐は、今までと違って確実に自分にふりかかるものです。
どこまで人が死ぬのか、どこまで無茶をするかと思ったら…。
この双子は、片方でも悪魔ですが
両方揃ったら『大』悪魔になれると思います!w

無茶っぷりと言いましょうか、恐ろしいまでに周囲を振り回してます。
これほどまでにやってくれると、いっそ見事です。
むしろ毎度毎度よくもまぁこれだけやってくれるものだと
関心する一方です。
とはいえ、今回は『偶然』ではなく『必然』にしているのが…。
手段を選ばず、とは、こういうのを言うかと思いますw

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

THANATOSシリーズ4冊目。
うーわ、えげつないえげつない。終盤での大どんでん返しはもはやこの作品の定番ではありますが、今回はひときわ大掛かりで、そしてどす黒かったと思います。

1冊ごとに狂気が増していくこの疾走感、堪らない人には堪らないでしょうね。もはやミステリでは無くなっている様な気もしますが(最初からか?)、それもまた持ち味の一つでしょう。

ちなみに今回、魚ウンチクはやや少なめ。この分野に疎い自分にとってはありがたいけれど、それはそれでちょっと寂しいものはあります(苦笑)。

0
2016年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤の浮かれすぎるくらい浮かれていたミキちゃんからの流れ。
序盤のほのぼの(でも高槻には胃が痛い)やりとりが大好き。
いろいろあったけど全然ふつーにカナさんに片思い中なのがちょっと笑った。
ラストの方は能動的に死神の力発動させてる感じで、真樹のことがなかったらシドのことは見逃してたのかなぁ。「それでも、いい人だったんだ」「友達だったよ」が切ない。
いろいろ次に引きずることが多そうなので、次巻も楽しみ。

0
2013年09月09日

Posted by ブクログ

THANATOSシリーズ第4弾。
美樹が誘拐される話。もはや犯人とかトリックとか、ミステリーとしてじゃなく、キャラものとして楽しめる。

真樹が人でなしなのはいつもだけど、今回美樹のブラックな部分が一番際立った作品かも。それにしてもちょっとやり過ぎ。でも、シドとの友情がちょっとせつない。

0
2013年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死神THANATOSシリーズ4作目

THANATOS美樹が誘拐され・・・っていう

今回は美樹がTHANATOSだな、と感じる話だったと思います。
最後、美樹が全てを切り捨てて戻るところがとても印象的。

0
2011年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレあります


○感想

 クジラの骨は気になるというか、野口英世の功績は8割がた否定されている説もあるんだがその辺どうなんだろうという……。
 ラスト20ページが熱い。そういう視点から見たら確かに洗脳で。結局、どういう視点を選ぶか、なのかなと。面白いのは、登場人物が嘘をつかないという前提で読んでしまっていたあたり。シドと美樹ちゃんは友だちになれそうな気もしたんだけどな。
 作中で美樹が唱えたのはお西かお東かは定かではないけれど浄土真宗の。教義と美樹の思想が一致しない気がするあたり、本当に趣味っぽい。ちなみに、ちゃんとあげたら10分は余裕でかかるお経なので、シドがどん引きする気持ちは分からなくもない、というか後の2人が黙って聞いていた理由が謎。と思ったら、どんでん返し……もっと別のところで引っかかりを覚えたかったです。
 そして真樹はやらかしてくれましたが。知らない言葉がいっぱい出てきた(笑)
 あと、KAITOを使って脅迫って、新聞紙を切り抜いてた時代に逆戻りというか。身元バレせずに脅迫したいという目的は変わらないまま手段が更新されていくイメージ。

0
2010年10月25日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。大変だぁ、タナトスきゅんこと「美樹ちゃん」が
誘拐されてしまった。死神と異名を取る彼を誘拐して、果たして
犯人の命はあるのか!!?? ...という話しではないw。
大物政治家を父親に持つ彼の悲劇のストーリー...なのか?
死神に出来た「友達」。一瞬ホロリとしかけたぞw。アブネ。

今回もとうとうと美樹ちゃんによる大演説が途中にガッツリと
挿入されてて相当ネタ本としても面白く、だんだん魚好きに
なってきそう。クジラの骨とか。
その死神を兄に持つオトート、「真樹」の鬼畜、悪魔っぷりは
今作もキラリと光る刃の如し。ド反則で警視庁参事官を
一瞬にして葬ってるしw。ヒデーなー。

なんにせよこの兄弟のストーリーは読んでいて
本当に飽きない。面白い!!

0
2010年09月03日

Posted by ブクログ

本当に怖いのは真樹だ・・・。

タナトス。
今回はまさかの死神が誘拐にあうの巻き。

でも、やばいです。
この双子。
二人合わせて死神なのかも。

美樹には幸せになってもらいたいけど
それ以上に高槻ファンであったりなかったり。
高槻さんに幸せになってもらいたいなぁ。

これを読んでいると
雑貨屋さんで売っている魚がほしくなります。
ベタとか(笑)

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

4作目にして一番気に入ったかも。
相変わらずミステリとしては微妙なんですが、ラノベの延長のキャラ小説として読めばなかなか面白い。
今回は美樹が活躍したのが良かったかな。ミキちゃん可愛いよミキちゃん。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

切ない……途中の巻が見付からなくて一つ飛ばしでこちらを読んでいます。美樹の死神っぷりも健在。
今回はガンダムネタ多しでしたが、天藤真の大誘拐大好き人間は大誘拐RainbowKidsネタを見逃しませんでした。「お金がかわいそう」のとこのやつだ。
美樹も真樹もとことん報われないなと思います。高槻さんも不憫だけれども。
そして頭が悪くとも、やっぱり少しでも自分で考えなきゃな。。
シドはお人好し過ぎるけどそういう人だから美樹の心をつかめたんだと思いました。美樹が無理してたのも本当だろうし、後で「友達だったよ」と泣いてたのも本当だろうな。。
でも美樹の優先順位は真樹で、それは真樹も同じ。ふたりの間には誰も入れないし、ふたりにはお互いしかいないのだきっと。父親は捨ててるも同然だし。
湊さんどうなったの…これで退場なのかな。まあでも因果応報です、仕方なし。

0
2020年11月09日

Posted by ブクログ

毎回後半のたたみかけに夜更かししてしまう。すごかったなあ美樹のタナトスっぷり。ベタは飼っていたことあるけども、そもそもどういうとこに住んでいる魚なのかも調べたりしてなくて反省しました。シドくんは哀しかったね。頭が悪い事は罪ではないとは思うのだけど…。

0
2019年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魚の蘊蓄が全体のテーマに絡んで来る手法が面白い。だが、それ以外の人物の会話の端々に本筋と関係ない蘊蓄がでてくるのは少しうっとおしい。そういうものを楽しめる人にはいいのかもしれない。

0
2014年12月24日

Posted by ブクログ

6、7年ぶりに再読と思ったけど2009年発刊だったのでその年に読んだのだろう。当時はシリーズ物と知らなかったので、なんだこりゃミステリーじゃねえじゃねえか、と思ったが今読んでもミステリーではない。当時は美樹の感情が理解不能でどこか別の国の人物を見ているようだったが、今読むとまあ単純にストックホルム症候群だったのかなと思う。軽いぶん、さっと読みやすいがさっと読むと細かいところを見落としてしまう。個人的にラストにはもう少し余韻が欲しかった。

0
2014年11月18日

Posted by 読むコレ

シリーズ4作目。大変だぁ、タナトスきゅんこと「美樹ちゃん」が
誘拐されてしまった。死神と異名を取る彼を誘拐して、果たして
犯人の命はあるのか!!?? ...という話しではないw。
大物政治家を父親に持つ彼の悲劇のストーリー...なのか?
死神に出来た「友達」。一瞬ホロリとしかけたぞw。アブネ

今回もとうとうと美樹ちゃんによる大演説が途中にガッツリと
挿入されてて相当ネタ本としても面白く、だんだん魚好きに
なってきそう。クジラの骨とか。
その死神を兄に持つオトート、「真樹」の鬼畜、悪魔っぷりは
今作もキラリと光る刃の如し。ド反則で警視庁参事官を
一瞬にして葬ってるしw。ヒデーなー。

なんにせよこの兄弟のストーリーは読んでいて
本当に飽きない。面白い!!

0
2013年02月28日

Posted by ブクログ

タナトスシリーズ四作目。
ミキちゃん誘拐事件。

シリーズ四巻五巻は湊炎上編らしい。
どんどんキャラ崩壊していってるなぁ。

あとミキちゃんの服装には今回ばかりは少しひいたぞ☆

0
2013年02月25日

Posted by ブクログ

美樹ちゃん誘拐されてどうなるかと思ったら、出た、死神。
でも一番こわいのは、真樹だったり。
シドはシドで、いいこだけど、優しいだけ。
高槻はだんだん、お父さんしてきてる…。
あと湊はかわいそうだけど仕方ないよね。

0
2012年10月14日

Posted by ブクログ

例の長ぜりふが一番自然に読めた。遺伝子の話が興味深い。ミキちゃんも割と普通の子なんだなって思いました

0
2011年06月12日

Posted by ブクログ

『死神(タナトス)』こと美樹と、その弟真樹の美少年双子の“THANATOSシリーズ”の4作目。

今回は、美樹が営利誘拐されます。

読後の感想は…今までのシリーズの中で一番後味は悪いかな。
誘拐の他にもう一つ、物語の核となる事件があるのですが、そっちの方は正直何が起こったのか分かりづらい。

誘拐されても美樹の薀蓄は絶好調。結構毎回“あれ”を読むのが楽しみだったりします。

0
2010年10月13日

Posted by ブクログ

赤いベベ着たかわいい金魚
おめめをさませばご馳走するぞ
赤い金魚はあぶくを一つ
昼寝うとうと夢からさめた

THANATOSシリーズ第4巻。
毒殺と誘拐って事件てんこ盛りだな!って思ったけど
そうでもなかった。
ってか探偵してないなーというのが第一印象。
トリックとか期待して読むとちょっと残念に思うかも。
美樹が死神死神って言われてるけれど、不可抗力で
死ぬ人はともかく、真樹が誘引してる今回はなんとも
後味が悪い。
あと湊が可哀想すぎて同情してしまった。


「友達だったよ」

0
2010年04月20日

Posted by ブクログ

カイトが脅迫電話をかけたそうですwww
何という無駄な調教wwっていうか、なぜミクにしなかったww
明け方に笑いましたww

相変わらずのキャラクター小説でした。
美樹真樹の過去話も少し具体的に出てきました。よ。
あ。ミステリ要素は少ないです。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング