あらすじ
市子は、同級生の葛葉芹香、田口楓と生まれて初めて遊園地へやって来た。絶叫マシンにティーカップ、お化け屋敷。アトラクションを回るうち、三人は位相の違う場所に辿りついてしまう。シリーズ短編4編を収録。
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Posted by ブクログ
88の妖怪を使役する黒縁眼鏡の中学生・出屋敷市子の物語第4弾。短編4つ。
『"地獄の釜の蓋が開く"とは"鬼だって盆は休む"という意味である』
市子とその友人たちが遊園地に行ってジェットコースターやコーヒーカップとかで楽しんで、最後にミラーハウスに入ったら別次元の空間に捕らわれてしまう。が、市子のおかげで無事脱出する。
『正体を知らなくても恋愛はできる』
双子白蛇·みずち♂が河辺で佇む少女·うららに一目惚れした。その少女は男子学生がイジメからの逃避目的で創造した使い魔で、彼が悪に落ちることで消えかかっていたところを市子が救う。
『大切なものは目に見えないと言うのは簡単だけど』
龍神の像の欠片と知らずに拾った市子の友人·芹香が、龍神に欠片を元に戻さないとさらう、と脅されるが何とか像の本体を見つけ欠片を元に戻し助かる。
『貴方の人生は私のものではないのか』
市子の父·大雅の父が登場し、市子を連れ回して無償で妖怪退治。それを知った大雅は激怒し家出する。
なぜ怒ったのかわからない市子だったが、後に市子のためを想ってのことだと気づき市子と大雅は仲直り。大雅の父とは2度と会わないことにした。
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娯楽施設にいったら別世界、蛇の片方恋をする
嫁に乞われる、祖父登場。
娯楽施設にいて、何故あの世的な所に…。
そして振り返りをしてしまうのか。
昔話を知らなければ、こんなものでしょうか?
その場所で登場してしまった、知人。
会話がかみ合っているけれど、かみ合ってない状態。
注意事項をよく考えれば、分かる失敗(?)でした。
の前に、飛ばされたナンパ男達、どこへと
飛ばされたのでしょう?w
気持ちと想像力って大事、という教訓が
得られた気がする2話目。
金髪だろうと銀髪だろうと黒髪だろうと
すねて終了すると思うので、いいのでは?w
でも確かに言葉ぐらいは本人(?)に言わせましょう。
親切って大事ですけど、まさかの返し。
恩を仇で、というわけではないですけれど
人間側からしたら、まさにその状態。
そもそも落し物を拾うな?
いやでもそれも親切ですし、どうしたら…。
怪しげなものは拾わない??
父親がいれば、その上がいるのは当然の事。
すごい祖父です。
志は立派でしょう、確かに。
しかし父親の方が、これは正しい。
後ろにいる、犠牲になっている家族に気が付かず
他の人間の賞賛をあびるだけ、の存在はいりません。
しかも孫娘に対してのあの押し付け。
そこに気が付いた時点で、一歩大人になりました。
Posted by ブクログ
和製魔法少女イッチーの短編シリーズ4作目。
「大切なものは~」
が結構好きかも。いっちゃんでてこないけども。
知り合ってまだ3ヶ月かそこらなんて読んでておどろく。
ボロボロ泣くシーンとその後の超強気なとこが凄く好き
芹香嬢はほんとにいい子だなー