汀こるもののレビュー一覧

  • レベル98少女の傾向と対策

    Posted by ブクログ

    前作で助六あんまり好きじゃなかったんだけど、なんか今作で好感度上がってしまった(笑)いやー、応援したくなってきましたよ…。相変わらず皆さん何だかんだで饒舌で、読んでて楽しいです。
    次作も楽しみ-。

    0
    2014年12月16日
  • レベル98少女の傾向と対策

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もう続きないのかと思ってた!今回は市子ちゃんが一人でぶっ飛んでるというよりは、周りの皆さんのあれこれのお話の感じ。助六の市子ちゃん好きっぷりは本気だったんだなぁ。
    前回では硬派なイメージを持っていた雀さんの可哀想な女装が大変ツボでした。可愛すぎる!
    色々あっても友達でいるのだろう葛葉嬢はやっぱり良い子だなぁ。
    続きそうな雰囲気だったし、また一つ楽しみが増えました♪

    0
    2014年12月03日
  • リッターあたりの致死率は THANATOS

    Posted by ブクログ

    6、7年ぶりに再読と思ったけど2009年発刊だったのでその年に読んだのだろう。当時はシリーズ物と知らなかったので、なんだこりゃミステリーじゃねえじゃねえか、と思ったが今読んでもミステリーではない。当時は美樹の感情が理解不能でどこか別の国の人物を見ているようだったが、今読むとまあ単純にストックホルム症候群だったのかなと思う。軽いぶん、さっと読みやすいがさっと読むと細かいところを見落としてしまう。個人的にラストにはもう少し余韻が欲しかった。

    0
    2014年11月18日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・3人目、4人目の伝聞を他山の石とできれば、高槻の生存率をあげられるだろうが、果たして…。/
    ・動機が復讐、というのは裏を返せば愛した家族がいたということ。それに巻き込まれた双子は、実父に見捨てられている現状。その対比が無慈悲だ。

    ***

    ※本作あらすじ。結末に触れるので、未読者退避推奨

    双子の自宅のそばの電柱で、首吊った男性の遺体が発見された。
    20代の娘の写真を携えているのが、哀愁を帯びている。
    こんな不便な場所を選んだのには、深い事情があるのでは? と疑うひとりの女性。
    9人めの護衛候補の佐伯倫、通常「にんべん」である。
    そして彼女の素性は、亡き4人めの実の娘だ。

    その数日後。歓

    0
    2014年06月22日
  • ただし少女はレベル99

    Posted by ブクログ

    八十八の妖怪を従える力を持つ出屋敷市子。史郎坊のキャラがいい。たまに的を得たかっこいい事言ってる。
    わんさかアニメ、漫画、芸能人名、オタク用語?が出てくる。全くの余談ですが一番共感したのはアイスのビエネッタ。子供の頃1箱贅沢食いしたいと思ったものだわ。
    最後の「私の幸せは~」まではスラスラ読めたんだけど、最後の章は読むのが面倒くさくなってきたのが残念。

    0
    2014年08月31日
  • ただし少女はレベル99

    Posted by ブクログ

    妖怪を従える少女と巻き込まれる周囲の短編集。
    繰り広げられるアニメやゲームなどの小ネタが面白い。ストーリーは想像よりもライトノベルだった。最後の短編はタイムトラベルまで盛り込まれて、シリアスなストーリーなのにシニカルで面白かった。

    0
    2014年04月23日
  • ただし少女はレベル99

    Posted by ブクログ

    クラスに一人はいそうな、近寄りがたい人。
    などというレベルの問題ではない、達観した少女が一人。
    彼女はなんと、姿を撮ることができない人物。

    人型とは、確か自分の不運を背負ってくれるもののはずですが
    その代り(?)に幸運をくれるとは…さすが人間?
    確かにこれだけ言われて去っていったら「???」です。
    むしろ周囲が怖いです。
    セットにすると、本人が普通に見えてくる不思議(笑)

    そうして『友達』になった二人。
    こちら側の人間がいることで、さらに色々分かりやすく
    突っ込みやすくなってしまいました。
    もっていそうな感情をぶつけてみたり
    多分生まれて初めての喧嘩をしてみたり。
    これだけ読むと青春っぽい

    0
    2014年04月17日
  • ただし少女はレベル99

    Posted by ブクログ

    ただし少女はレベル99”汀こるもの著 講談社ノベルス(2014/02発売)

    ・・・数々の妖怪変化を従える少女・市子と同級生の少女芹香や一般人の父親の話。
    シリーズ四編。

    ”幸運には限度額がある”・・・なぜか幸運が続く芹香。どうやら市子の写った写真

    に関係があるようだが。

    ”言葉はいつか自分に返ってくる”・・・同級生男子から奇妙な振る舞いを続ける母

    親について相談を受ける市子。どうやら狐憑きがからんでいるようだが市子はあっさ

    り断ってしまう。

    ”人生に無駄な伏線はない”・・・市子の力に自分との隔たりを感じる芹香。

    ”私の幸せは貴方のそれではない”・・・ループする日常を過ごす、市子

    0
    2014年04月09日
  • ただし少女はレベル99

    Posted by ブクログ

    スーパー女子中学生、魔法少女の出屋敷市子と某シリーズでもおなじみカサンドラの妖怪祓魔大戦争、ではなく少し普通じゃない親子物語、ではなくえーと要するに何なんでしょう?

    ハッピーエンドなんてくそくらえだぜ!
    三話までで心を温めたわたしは何だ!
    (褒め言葉です)

    「初期って、何があったの?」
    「まあばっさり言って茶番ですね。」

    0
    2014年03月07日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    THANATOSシリーズ第6弾。
    高槻さんと“9人目”に、湊さんが過去に起きたもう一つのクローズドサークルを語るという形で物語が進んでいく。

    今回真樹の出番少なめ。そして魚のウンチクも少ない分、ストーリーがすんなり入ってきて読みやすい。ミステリーとしては解釈が分かれそうだけど、このシリーズは謎解きだけでなく、キャラものとして楽しめるからよしとしよう。
    “9人目”=フツーの人が隣にいる分、高槻さんの壊れっぷりが際立っていて面白い。

    双子の謎というか、闇の部分が描かれていて、今まで何となく腑に落ちないと感じていた部分が、少し明らかに。でも、こうなってくると謎はさらに深まったかも。今後が気になる

    0
    2014年01月22日
  • パラダイス・クローズド THANATOS

    Posted by ブクログ

    また騙された…いつも双子もの読んで騙されているのに…
    密室トリックも生物云々も(私にとって)難しかったが全体としては面白かった。こるもの作品は初めて。
    次も読もうか、検討中。

    0
    2013年10月20日
  • 少女残酷論 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ3冊目。前半楽しげ、後半重め。
    「完全犯罪っていうか完全に犯罪」はそんなの今更いうのか!と突っ込みたくなった。一巻から思ってたけど、キャラのセリフとして出るとは思わなかった。
    みんな本気すぎ真剣すぎ真面目すぎで怖い。続き、でたらまた読んじゃうけど。

    0
    2013年09月05日
  • 動機未ダ不明 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ2弾。作者さんは一巻完結のつもりだったとのこと。が、一巻の最後の章がなかったら作品から受ける印象は全然違ったと思うので私的には担当さんぐっじょぶ。
    過激すぎてちょっとお話についていけない・・・とくじけそうになったけど(動物関連はだめだ・・・)割り切って読んだ。
    結末を見届けたいのでシリーズ追っかけようと思います。

    0
    2013年09月04日
  • 溺れる犬は棒で叩け THANATOS

    Posted by ブクログ

    後継ぎに下さい、と指名されたのは死神の方。
    しかも場所は、そこしか人が住んでいない集落。
    これは何かある! と思いきや、予感的中。

    いつものように騒ぎまわり、いつものように死体発見。
    こうなると思ってました、というよりも、予想範囲内の現実。
    突如死体があれば驚きますが、予測していれば何にも怖くない?w
    むしろその後の方が怖かった!
    やはり世の中怖いのは人間です。

    やりやがった! というよりは、うまく事を運んだな~と。
    もう呆れも驚きも通り越して、納得、という状態。
    今回の苦労人は、毎度おなじみ…かと思ったら
    違う人にバトンタッチ?
    こちらはこちらで、違う意味ですごい人になってますが。

    0
    2013年09月03日
  • パラダイス・クローズド THANATOS

    Posted by ブクログ

    3- 

    ただ“美少年”と書けばそれだけで美少年になってしまう。
    小説って不思議。

    本格を否定しているように見せかけておいて実は何も否定していない。物語内ルールに則ってあくまで論理的に出来事を説明していっているにすぎない。見せかけの否定と根本的な肯定がまるで循環しているかのような構造こそが本作の狙いなのではないかと感じる。まるでモナコ水槽である。いやむしろウロボロスかもしれない。

    ただその説明がくどい。地の文は語り部である刑事の一人称視点で、終始つっこみを入れながら説明する形を取る。まるで知人のブログを読むような気恥ずかしさがある。もう少し緩急があると良いのだが。終盤になると断定型を取らな

    0
    2013年07月19日
  • 少女残酷論 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

     ネット上の人格を認めない世界。
     ……を、リアルでもここまで書けるっつーのはライトノベル的なのか今の社会はこうなのか。読んでいて怖くなった。
     表紙は萌えだが油断してはいけない。

    0
    2013年05月05日
  • 少女残酷論 完全犯罪研究部

    Posted by ブクログ

    犯罪行為をしているのに、なんだか問題を解決しているから、いいことしてるように思える。

    いや、騙されてはいけない。

    完全犯罪研究部の面々は、ワルモノです。

    0
    2013年03月31日
  • 立花美樹の反逆 THANATOS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    探偵の名を持つ全ての神は地に堕ち、道化と化す。


    誰も彼もが手のひらの上で踊り、渦中にいることさえ
    あやふやになる。
    読者さえも、例外ではない。
    美樹の隠れ場所は、早くに分かったが、
    高木や秋月に関しては全く分からなかった。
    探偵は死神がいなければ、ただの人間でしかない。
    目論見が誤れば、なす術もない。
    作中のアニメなどのネタが若干痛い。

    0
    2013年03月12日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by ブクログ

    湊炎上編のタナトスシリーズ五作目。

    湊キャラ完全崩壊。
    トロイを炎上させて、それでも赤の女王レースを走り続ける。

    童貞童貞言い過ぎな。
    一応、今回館モノだったはずなのにミステリ色はどこへやら。

    ケーブカラシンの写真はすごいインパクトありますね…

    0
    2013年03月04日
  • 赤の女王の名の下に THANATOS

    Posted by 読むコレ

    前作ではとんだ役回りをさせられた警察官僚の「湊」警視正による、
    湊の物語。シリーズ中、一番カオスな印象です。屋敷においての
    連続殺人事件なんぞミステリらしく起きるのですが、その真相や
    解決や探偵役など...全てがもう定石無視の暴走ミステリ。

    とにかくこの湊のイカれっぷりと立花オトートの「真樹」くん
    の悪魔っぷりと、むしろこっちが本編とも思える小ネタが
    大爆発。お魚ネタは今回はやや控えめな分、書物オタクが
    狂喜しそうなネタ増量。ドイツの「こち亀」っていい表現w。

    今作でシリーズが終わるとも思えないのでまだこの
    妙な楽しみは継続出来そうでニンマリです。

    しかし、湊は

    0
    2013年02月28日