汀こるもののレビュー一覧

  • 溺れる犬は棒で叩け THANATOS

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    THANATOSシリーズ8作目。内容は「うちの親戚がこんなに横溝なわけがない」の一文に尽きる。

    死を目前に控えた旧家の当主と後継ぎ問題、集まった親戚、夜通し行われる秘密の儀式。絵に描いたような横溝的シチュエーション+死神ご一行。事件は起こるべくして起こったとしか言いようがない。

    今回は、特に真樹のブラックさが際立った感じ。殺人教唆を詰られた真樹の啖呵がハンパない。さすが死神の眷族だけのことはある。
    相変わらずの魚ネタに、細かいオタクネタ。テンポのいい会話が読みやすい。

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    2016年04月27日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

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    THANATOSシリーズ6作目。2~5作目は未読。
    突然、シリーズを読みたくなって衝動買い。
    よくわからないが、非常に印象的な作品。

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    2015年11月29日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

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    タナトスシリーズ第6弾。
    山中で遭難した双子とお守役の刑事がたどり着いた謎の施設。死神はここでも死を呼び起こし…
    人柱9人目の刑事も登場し、双子のブラックさが光る。クローズドサークルで誰が何をしようとしたのか、最後にはみんなぐちゃぐちゃになってくるが、かなりイヤな読後感はこのシリーズらしくてよい。

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    2015年11月02日
  • ただし少女はレベル99

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    「あの、くっつかないでください。このようななりですが相応に歳を重ねた雄ですので宮やその朋輩の少女ならともかくおっさんにくっつかれるのは不愉快です」
    「モフモフさせろよー! ぼくは家長だぞー!」
    2015/07/31-08/08

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    2015年08月08日
  • パラダイス・クローズド THANATOS

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    THANATOSシリーズ1作目。第37回メフィスト賞受賞作。
    個人的印象は、さすがメフィスト賞、という感じ。
    海洋生物への愛に溢れている、溢れ過ぎている。
    本格ミステリーのようで、アンチミステリーのような。
    人によって合う、合わないがはっきり別れそう。

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    2015年06月16日
  • ただし少女はレベル99

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     毒舌が鈍いような? はてどうだろうか。
     とりあえず、油断してたら出屋敷先生かよ!ってなる。短編連作なんだけど、実は1話1話重い。そしてタナトスシリーズを読み返したくなる。作戦か。

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    2015年05月05日
  • レベル98少女の傾向と対策

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    ネタバレ

    2巻に入り妖怪キャラが増えて一気にキャラキャラしいお話になり個人的には苦手な方向に行ってしまった。1巻のほの暗い群像的な雰囲気が好きでした。

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    2015年01月04日
  • リッターあたりの致死率は THANATOS

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    ネタバレ

    魚の蘊蓄が全体のテーマに絡んで来る手法が面白い。だが、それ以外の人物の会話の端々に本筋と関係ない蘊蓄がでてくるのは少しうっとおしい。そういうものを楽しめる人にはいいのかもしれない。

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    2014年12月24日
  • レベル98少女の傾向と対策

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    前作で助六あんまり好きじゃなかったんだけど、なんか今作で好感度上がってしまった(笑)いやー、応援したくなってきましたよ…。相変わらず皆さん何だかんだで饒舌で、読んでて楽しいです。
    次作も楽しみ-。

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    2014年12月16日
  • レベル98少女の傾向と対策

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    ネタバレ

    もう続きないのかと思ってた!今回は市子ちゃんが一人でぶっ飛んでるというよりは、周りの皆さんのあれこれのお話の感じ。助六の市子ちゃん好きっぷりは本気だったんだなぁ。
    前回では硬派なイメージを持っていた雀さんの可哀想な女装が大変ツボでした。可愛すぎる!
    色々あっても友達でいるのだろう葛葉嬢はやっぱり良い子だなぁ。
    続きそうな雰囲気だったし、また一つ楽しみが増えました♪

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    2014年12月03日
  • リッターあたりの致死率は THANATOS

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    6、7年ぶりに再読と思ったけど2009年発刊だったのでその年に読んだのだろう。当時はシリーズ物と知らなかったので、なんだこりゃミステリーじゃねえじゃねえか、と思ったが今読んでもミステリーではない。当時は美樹の感情が理解不能でどこか別の国の人物を見ているようだったが、今読むとまあ単純にストックホルム症候群だったのかなと思う。軽いぶん、さっと読みやすいがさっと読むと細かいところを見落としてしまう。個人的にラストにはもう少し余韻が欲しかった。

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    2014年11月18日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

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    ネタバレ

    ・3人目、4人目の伝聞を他山の石とできれば、高槻の生存率をあげられるだろうが、果たして…。/
    ・動機が復讐、というのは裏を返せば愛した家族がいたということ。それに巻き込まれた双子は、実父に見捨てられている現状。その対比が無慈悲だ。

    ***

    ※本作あらすじ。結末に触れるので、未読者退避推奨

    双子の自宅のそばの電柱で、首吊った男性の遺体が発見された。
    20代の娘の写真を携えているのが、哀愁を帯びている。
    こんな不便な場所を選んだのには、深い事情があるのでは? と疑うひとりの女性。
    9人めの護衛候補の佐伯倫、通常「にんべん」である。
    そして彼女の素性は、亡き4人めの実の娘だ。

    その数日後。歓

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    2014年06月22日
  • ただし少女はレベル99

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    八十八の妖怪を従える力を持つ出屋敷市子。史郎坊のキャラがいい。たまに的を得たかっこいい事言ってる。
    わんさかアニメ、漫画、芸能人名、オタク用語?が出てくる。全くの余談ですが一番共感したのはアイスのビエネッタ。子供の頃1箱贅沢食いしたいと思ったものだわ。
    最後の「私の幸せは~」まではスラスラ読めたんだけど、最後の章は読むのが面倒くさくなってきたのが残念。

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    2014年08月31日
  • ただし少女はレベル99

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    妖怪を従える少女と巻き込まれる周囲の短編集。
    繰り広げられるアニメやゲームなどの小ネタが面白い。ストーリーは想像よりもライトノベルだった。最後の短編はタイムトラベルまで盛り込まれて、シリアスなストーリーなのにシニカルで面白かった。

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    2014年04月23日
  • ただし少女はレベル99

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    クラスに一人はいそうな、近寄りがたい人。
    などというレベルの問題ではない、達観した少女が一人。
    彼女はなんと、姿を撮ることができない人物。

    人型とは、確か自分の不運を背負ってくれるもののはずですが
    その代り(?)に幸運をくれるとは…さすが人間?
    確かにこれだけ言われて去っていったら「???」です。
    むしろ周囲が怖いです。
    セットにすると、本人が普通に見えてくる不思議(笑)

    そうして『友達』になった二人。
    こちら側の人間がいることで、さらに色々分かりやすく
    突っ込みやすくなってしまいました。
    もっていそうな感情をぶつけてみたり
    多分生まれて初めての喧嘩をしてみたり。
    これだけ読むと青春っぽい

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    2014年04月17日
  • ただし少女はレベル99

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    ただし少女はレベル99”汀こるもの著 講談社ノベルス(2014/02発売)

    ・・・数々の妖怪変化を従える少女・市子と同級生の少女芹香や一般人の父親の話。
    シリーズ四編。

    ”幸運には限度額がある”・・・なぜか幸運が続く芹香。どうやら市子の写った写真

    に関係があるようだが。

    ”言葉はいつか自分に返ってくる”・・・同級生男子から奇妙な振る舞いを続ける母

    親について相談を受ける市子。どうやら狐憑きがからんでいるようだが市子はあっさ

    り断ってしまう。

    ”人生に無駄な伏線はない”・・・市子の力に自分との隔たりを感じる芹香。

    ”私の幸せは貴方のそれではない”・・・ループする日常を過ごす、市子

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    2014年04月09日
  • ただし少女はレベル99

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    スーパー女子中学生、魔法少女の出屋敷市子と某シリーズでもおなじみカサンドラの妖怪祓魔大戦争、ではなく少し普通じゃない親子物語、ではなくえーと要するに何なんでしょう?

    ハッピーエンドなんてくそくらえだぜ!
    三話までで心を温めたわたしは何だ!
    (褒め言葉です)

    「初期って、何があったの?」
    「まあばっさり言って茶番ですね。」

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    2014年03月07日
  • 空を飛ぶための三つの動機 THANATOS

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    ネタバレ

    THANATOSシリーズ第6弾。
    高槻さんと“9人目”に、湊さんが過去に起きたもう一つのクローズドサークルを語るという形で物語が進んでいく。

    今回真樹の出番少なめ。そして魚のウンチクも少ない分、ストーリーがすんなり入ってきて読みやすい。ミステリーとしては解釈が分かれそうだけど、このシリーズは謎解きだけでなく、キャラものとして楽しめるからよしとしよう。
    “9人目”=フツーの人が隣にいる分、高槻さんの壊れっぷりが際立っていて面白い。

    双子の謎というか、闇の部分が描かれていて、今まで何となく腑に落ちないと感じていた部分が、少し明らかに。でも、こうなってくると謎はさらに深まったかも。今後が気になる

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    2014年01月22日
  • パラダイス・クローズド THANATOS

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    また騙された…いつも双子もの読んで騙されているのに…
    密室トリックも生物云々も(私にとって)難しかったが全体としては面白かった。こるもの作品は初めて。
    次も読もうか、検討中。

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    2013年10月20日
  • 少女残酷論 完全犯罪研究部

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    ネタバレ

    シリーズ3冊目。前半楽しげ、後半重め。
    「完全犯罪っていうか完全に犯罪」はそんなの今更いうのか!と突っ込みたくなった。一巻から思ってたけど、キャラのセリフとして出るとは思わなかった。
    みんな本気すぎ真剣すぎ真面目すぎで怖い。続き、でたらまた読んじゃうけど。

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    2013年09月05日