フライのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
真相を言い当てられた為に友崎から逃げ出した日南。彼女が抱える闇に手を突っ込むにしろ他の方法を探すにせよ、かなり重たい展開になるのだろうなと想像していただけに今巻の展開は良い意味で予想外だったかな
友崎も日南もゲーマーだからか整然とした論理を求めてしまう。物事を難しく捉えてしまう。でも、この巻で優鈴達がしたように難しく考えるよりも自分のやりたい事をポジティブに突き詰める方がより良い結果を導くんだよね。そういった点を思い知らされる内容だった
前巻のあれで友崎と日南の交流は壊れてしまった。それを引き摺る二人の関係は友崎と風香の恋人関係が温かく描かれるだけに冷たく感じてしまう
友崎は日南に教えられた事、自分のやりたい事を下地に風香との仲を深めていく。友崎としては今の風香との関係に満足しつつゆっくりと先に進めたいと思っている。それが日南の主義に反する点を考慮すれば、このまま日南との人生攻略が終わってしまっても今の友崎にとって大きく失うものはない筈
それでも友崎が日南にこだわり続けるのは、日南の世界を変えたいと思うのは自分が日南によって世界を変えられたから?アタファミの好敵手だから?友崎自身も分析しきれない曖昧な心境。ここには一体何が有るのだろう?
今巻のメインイベントとなるのは日南の誕生日祝いだね。
友達グループの中心人物を祝うついでに旅行もできたら良いね、なんて気持ちで始まったサプライズパーティ。水沢や友崎の思惑が絡んだ事で随分思い切ったイベントになったようで。というか、日南がゲーム好きだからってオリジナルゲームを渡すとか凄いこと考えるな……。これ本当に友達の誕生日を祝うイベントだよね……?
そうして始まった旅行は場所も相まって日南の隠そうとしていたものを露わにしつつ、その流れを日南にとって不快なものとしない状況となっていくね
現実なのだけれど、ゲームみたいなテーマパーク。日南の好きな要素が詰まりつつ、苦手な要素もあったりする。それは誕生日シールも相まって日南の感情を容赦なく振り回していくものになるね。学校空間等ではどんな状況だろうと順応してみせた日南葵。けど、非日常的な空間には自分の好きなものが一杯有って、自分を祝ってくれる人もたくさん居て
それは空気の支配を超越した感情の爆走を齎すものになるわけだ
散々に感情を振り回された後の友崎と日南による会話。これは友崎が以前のように日南の心情をどうやったら理解できるか、という点ばかり考えていたらあり得なかっただろう会話。日南がどうしたら喜ぶか?そうした純粋な感情を積み上げたから、あの二人っきりになって話せるタイミングが有って、友崎も日南の在り方を認められたのだろうね
そうして友崎が心開いた後に日南が明かしたのは底が見えない話だったな…。友崎が言及したように居なくなった事を辛いと思うだけで済めばそれで終わったのかもしれない。でも日南はそこから感じ取ってしまったのか、答えの出しようのない難題を。
どうやらパーフェクトヒロイン日南の原点に繋がる事故なのだろうけど、まだ読み取れるものは少ないな。妹の事故死がどうやったら今の日南に繋がっていったのだろう?
終盤のサプライズパーティでは誰も彼も日南を祝う為に全力を出し過ぎだね。でもそれだけそれぞれが日南から受け取ったものが大きかったという事なのだろうけど
日南は人生のルールを究明して攻略を進めているだけのつもりだった。それは人に自慢できるようなものでは無いと思っていたからこそ後ろめたさが有った。だと言うのに、そんな日南から受け取ったものを全力で温かく返そうとする者達があれほど居たのか……
今回の旅行は日南の認識を変えるものになるんじゃなかろうかと期待してしまった
だからこそ、家族からのビデオメッセージは明るい展開と考えたいのだけど……。ここから日南を絶望に突き落とすような何かが現れたりしないよね……? -
ネタバレ 購入済み
元は友崎の成長物語として始まったこの作品、今はラスボスの日南をどうやって攻略するかがメインになっているわけだが、わりと順調に進んでいる感じなのが意外だった。
おめでとうメッセージ動画はアニメならかなり感動的な見せ場になりそう。 -
Posted by ブクログ
自分だけの輝きを求めてモデル業に飛び込んだみみみ
当分は人気モデルの瑠美がモデル業におけるライバルとなっていくのかな?
でも、その瑠美だってみみみを全てにおいて上回っているわけではなく、持たざる者としての劣等感を垣間見せたのは面白いね
既に輝きを持っている者、特別な者。そういったキラキラに引き寄せられるようにしてモデルへの道を志し始めるみみみの姿は良い意味で等身大の悩みに満ちているね
輝きを求めてはいるが、すぐにはそれを口に出せないし、可愛い服を勧められても「恥ずかしい」なんて引き下がってしまう。自分をグサッと指すような一言を向けられても場を和ませる事を優先してしまう
それでも今のみみみがキラキラした存在への憧れを持ってモデルの道に飛び込んだのは事実なわけで
ここで同じように少しずつ変わり始めた友崎の存在が活きてくるのは本編の展開を思い起こせるね
まだ不器用で不慣れな部分が多く見える友崎の言動。でも、友崎はキャラを変えるべく挑戦し続けている
それは新しい分野への挑戦を始めようとしているみみみにとって親近感の湧く存在。一人では怖さがある挑戦も二人なら怖くないかもしれない
そうして本編と同じようにブレーンの立場に友崎が収まる事になるのだから面白い。2人の関係性ってこういう形が最もスッキリ収まるのだろうなぁ
ただ、本編では生徒会長選挙が有ったから友崎に助言できる場が有ったけれど、みみみが目指しているのはモデル業
リア充度で遥かに低い位置にいる友崎に出来る助言なんて有るのかと思いきや、当面はインスタの活用法を一緒に悩んでいく感じになるのかな?
本気の輝きを求めてインスタを活用し始めたみみみだけど、早速SNSの魔力に取り憑かれてしまったようで
夢と優越感の折り合いをどう付けるかが課題となっていきそうだ
それにしてもインスタのフォロワー数がモデルよりもナチュラルに多い日南ってやっぱりヤバいなぁ(笑)
おまけに巻後半の友崎によるみみみ接近の裏には日南の陰が垣間見えるし、本編とは違った角度から日南の人外っぷりが楽しめそうだ -
Posted by ブクログ
誰もが気軽に飛行機を操縦できるようになった未来の日本でアイドルに操縦を教えることになった飛行機バカの学生のお話。
いやあ、実に王道だねえ。
王道すぎて展開が簡単に読めてしまうのだけど、個人的には嫌いじゃない。
王道ってやっぱり楽しいしね。
それにしてもヒロインの抱える悩みをあっさり解決していく様は上手くいきすぎだろうと。
そしてヒロインの方もホットカフェオレ一缶で惹かれるのはチョロすぎでは?笑
作者の飛行機や操縦に関する知識がしっかりしていてヒロインに操縦を教える場面とか具体的でなかなか楽しかった。
途中から、あれ?この巻ではお話終わらないのではと思ったら案の定、おれたたエンドになったので続巻前提なのかなと思ったら、これが作者ビュー作みたいで大丈夫なのか?
続巻でるかな?
とりあえず、プロジェクトのラスト、曲芸飛行までは見たいなあと思った。 -
無料版購入済み
きれい
タイトルにひかれて購入。女の子の学園物語。大人の話かと思えば学生時代の回想に入りまた現代に。こういう流れが好きです。養殖女子サホコと天然行動派の葵。真逆な二人だけど、きになりはじめて。最後がきになる終わりかたで次もきになります。