あらすじ
そして、舞台の幕が上がる。
掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。
俺をとりまく環境の変化は劇的で。
けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。
文化祭の準備もいよいよ佳境。
演劇の練習が、ついに始まった。
登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが……?
俺の、俺たちの―――。
一度きりの文化祭が、幕を開ける。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
言葉にできない感情
みみみと菊池さんがめっちゃ好きになる文化祭編だった。特にみみみがもうほんと言葉に表せないけど良い奴過ぎて…。より一層一人一人のキャラが好きになれた。まだ続くこの物語がどんな展開を迎えるのかもう怖くなってきた。
中間目標
ついに中間目標(彼女をつくる)を達成の巻。下手に引き伸ばさずにビシッと決めてくれたおかげで物語全体のテンポが良いです。ただこの巻だけで言えば作中作が多くテンポがイマイチ(正直かなり読み飛ばしてる)。しかし内容の面白いのは変わらず素晴らしいの一言。
今後二人の関係と選ばれなかった方がどうなるのか、また魔王関係もどうなるのか。
今後も楽しみにしています。
一つのヤマ場を迎える巻でしたね
前巻での、弱キャラとしての自己否定から、告白という最大級の好意と向き合って、どう対応して行くのかワクワク感を裏切らないお話しでした。結果には当然二分される感想があると思うけど、やや指南的でもありワクワクする自分の中で新刊を待ちわびてるラノベ三本に間違いなく入る作品です。
Posted by ブクログ
感情を不誠実とした菊池さんと理想を不誠実とした文也。文化祭の劇を題材に2人の想いが飛び交う描写は細かくて読み応えがあった。
そしてみみみはなんて不遇なんだろうと思った。できることなら報われてほしい。
文化祭イベント了
もうホント青春リア充キャラになった主人公。
他のラノベならこのレベルでハッピーエンドでもよさそうなほど。
しかしまだまだ中間目標。
少し暗めな師匠の過去も出しつつ幸せMAXぐらいの感じで終わったということは・・・
次巻はもしかして、まさかの展開でしょうか。
ちょいちょいレベル6.5の伏線も回収しているようなのでそうなのかなと思いつつ。
次巻を楽しみですね。
ついに!
毎回のことなんですが、巻の終盤のインパクトがありすぎて前半の話が霞んでしまいそうになります。自分の1番の推しが報われたような物語でとても嬉しい気持ちになりました。みみみの立場を考えると切ないように思えてきますが、それを踏まえてみみみの自分の中での株が大きく上がりました。これからキャラとしての存在が薄くならないよういろいろと、頑張って欲しいです!