清水久三子のレビュー一覧
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プロフェッショナルな資料は、「期待値を理解している」「達成基準が高い」「安心・満足・感動を与える」の3要素を持つ。資料作成のステップは、目的(why)→ターゲット(who)→メッセージ(what)→どうやって(how)。目的フェーズでは、相手のプレゼン後の行動・理解・状態の目標を設定する。「フル」と「エグゼクティブサマリ」の2つを用意。うーん、この本自体が説明調の文章体メインで、言ってることは正しいのだろうけど、そこいる?って文が若干加わっていたりする。著者の指導者としての厳しさは垣間見えた気がした。表の罫線は太すぎない実線で、枠線と区切り線以外のセル区切りは点線。センスは生まれつきのものではなく「おもてなしの心」をもって相手の立場に立つことで磨かれる。
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『リスキリング大全』を読み始めた。自己啓発系の本は「不安に寄り添いながらも不安を煽り、成長中毒にさせる」印象があり、正直あまり得意ではない。そのため最初は警戒しながら読んでいた。ただ、著者の清水久三子さんは元IBMのコンサル出身で、かなり実務寄りの人らしく、「仕事で成果を出すためのスキル」を徹底的に体系化しているタイプだと分かった。
一方で、やはり価値観の違いもかなり感じた。たとえばゴルフを「期限を決めて習熟度を上げる対象」として捉えていたり、子どもの送り迎えをアウトソーシングして時間を捻出したり、休日もTODOリストで管理していたりする。そこまで仕事中心に最適化していく人生は、自分には少し息苦しく映った。趣味や生活には、効率では測れない「無駄」や「寄り道」の部分もあるのではないかと思う。
ただ、チャプター5の「概念の理解と具体の理解」はかなり良かった。最近は「知識は検索すればいい」「想像力が大事」とよく言われるが、著者は「土台となる知識がなければ想像もできない」とかなり真っ当に書いている。本を何十冊も読み、基礎を作る重要性を強調していて、ショート動画や要約文化が広がる今だからこそ逆に新鮮に感じた。自分も、知識の蓄積があるからこそ物事を比較したり、問いを立てたりできると思っているので、この部分には強く共感した。
読んでいて感じたのは、著者のような人は「仕事で成長すること自体が楽しい」タイプなのだろうということだった。上を目指すゲームそのものが報酬になっている人たち。自分はそこまで仕事に人生を振り切りたいわけではないので、同じ土俵で競争し続けるのは違う気がする。むしろ、必要なスキルや考え方は取り入れつつ、資産形成などで安全圏を作り、無理に消耗戦をしなくてもいい状態を目指す方が自分には合っているのだろうと思った。
この本は「人生すべてを最適化せよ」という思想まで受け入れると苦しくなるが、仕事術や学び方の部分だけ切り取るとかなり参考になる。全部を真似するのではなく、「使える部分だけ借りる」という距離感で読むのがちょうどいい本だと感じた。 -
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仕事の最も効率的な進め方は「計画の仮説(時間、訪れそうなトラブル)を立てる」「初動をめっちゃ早くする、どんな仕事も2割程度は即終わらす」「困ったら即相談」の3つ。
そして自分のもっている考え方や仕事の進め方を疑い、常にアップデートすることが肝要。
▼仕事の進め方の基本
・最初の仕切りが重要
「最後の追い込み」ではなく、「最初の仕切り」が大切。
見通しを立てて仕事を仕切ることで、締め切り間際に慌てることがなくなる。
事前に大枠を決めておくことで、計画的に進められる。
・情報の収集と活用
現場で情報のシャワーを浴びる。仮説思考を検証するためには、現場で得られる情報を最大限に活用することが重要。
ゼロベースの観察ではなく、「仮説を持ったうえでの観察」が鍵。
数値データだけではなく、その数値が何を元につくられているのか、どのように活かされているのか、そして数値に現れない生の情報を取り入れることが大切。
・「当たり前の先」に新しい発見がある
自分の「当たり前」に気づき、それを崩すことでアイデアの質が飛躍的に向上する。
固定概念にとらわれず、新しい視点を持つことが大切。
▼不安を取り除く方法。
大抵の悩みは5人に話せば解消する
不安や悩みを抱えているとき、人に相談すると約75%が解決する(厚生労働省の調査)。
解決しなくても「話す」ことで気持ちが軽くなる。
「失敗は問題ではない」という認識を持つことが大切。
▼仕事のクオリティを維持・向上する方法
・スキルを「技化」する
仕事のクオリティを保つには、スキルを技化することが必要。
技化とは、日々の業務の中で磨かれるスキルを体系化し、再現性のあるものにすること。
具体的には、「スキルをチェックリスト化」「メソッドを沢山の人に話す」ことでクオリティは維持され、高まっていく。
・専門性を持つ
広く浅いスキルではなく、特定分野のスキルを磨くことが重要。
この人のここが優れていると言われるようにスキルを磨く。
自ら発信して優れていることを評価されるように動く。 -
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当著は数あるPDCA本のなかで、もっとも完璧な言語化を行っていた。
結局は「仮説」「行動」「また仮説を立てて行動」の繰り返しが最強である。
▼成果を出す人は「仮説」から考える
・「仮説を立てながら思考する」 ことで、素早く答えを導き出す。
・「まず答えを出して、違っていたら次の答えを立てて実証する」 ことが、最短で成果を出す方法。
・仮説を持たずに情報を集めるだけでは、時間を浪費するだけで成果につながらない。
何から始めるべきかが明確になり、結果が出るまでの時間を短縮できる。それが間違った仮説であっても、次の正しい仮説を導くための学びになる
▼仮説をつくる4つの順番
・目指すべきゴール仮説
目指すべき理想の状態を定義する。
どこまで改善すれば良いのかを決める。
・何が問題なのかを特定する仮説
現状の課題を整理し、解決すべきポイントを特定する。
・どうやるべきかの仮説
実行するための具体的なアクションプランを立てる。
▼PDCAを倍速で回すための3つのエンジン
①行動志向
「やってみなければ分からない」という姿勢を持つことが大切。
ジェフ・ベゾスの「早く失敗して、早く改善する」 という考え方が重要。
仮説を立てるだけでは意味がなく、行動しないと価値が生まれない。
②学び志向
失敗や成功の要因を分析し、再現可能な知識に変えることが成長につながる。
「なぜうまくいったのか」「なぜうまくいかなかったのか」を考え、次に活かす。
③積上志向
小さな成功を積み重ねて、スキルやノウハウを向上させる。
すぐに成果が出なくても、継続して改善を行う姿勢を持つ。
▼PDCAを回す上で陥りやすい3つの思考の罠「網羅思考」「検索思考」「反復思考」
・網羅思考の罠(行動思考に変化せよ)
「すべての可能性を考え尽くそうとする」と、行動を起こせなくなる。
完璧な情報を得ようとせず、まず仮説を立てて試すことが重要。
・検索思考の罠(学び思考に変化せよ)
「正解を探そうとする」姿勢 では、仮説思考が育たない。
「唯一の答え」は存在しないことを理解し、試行錯誤しながら学ぶべき。
・反復思考の罠(積み上げ思考に変化せよ)
同じことを繰り返すだけで、学びが得られない。
単なる作業にならないように、変化を意識して行動することが重要。 -
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コンサルティング会社出身で、独立後、講師・講演活動などを行う著者による、リスキリングに関する1冊。
学び直しに関する言葉の中に、アップスキリング(従来の学び)、リカレント、独学、視覚取得の違いを示し、その中でリスキリングは、新しい職業に就き、稼ぐことを目的としています。そのため、従来の勉強法的な内容よりも、少し勉強の細かいテクニック論ではなく、もっと精神的な部分に重きを置いていると感じます。従来の勉強、学び直しではないリスキリングとはこういうものだという著者の思いなのですが、このあたりは人によって定義はそれぞれなのかもしれません。そのため個人的には評価が難しい内容でした。副題にあるように、キャリアの選択肢・人生の選択肢を広げるための考え方を体系的に学べる1冊です。
▼リスキリングとは、現在の職場や産業のニーズに合わせて、ビジネスパーソンが自分の職業や役割に必要なスキルや知識を更新し、新しい技術や業務に適応するために、自己啓発や継続的な学習を行うこと
▼リスキリング成功要因
①Pivot(軸足を定めての方向転換)
②Speed(短期間での立ち上がり)
③Resilience(困難からの復元力)
▼リスキリングの失敗要因
①新しいことへの耐性
②自己評価
③危機感
▼稼ぐ力の習得
①キャリア・アダプタビリティ(環境に合わせて変化を受け入れ、キャリアを適合させる力)
・キャリアを紡ぐ4つの資質
関心=ビジョン・計画力、統制=決断力、好奇心=探求力、自信=問題解決力
②リスキリング能力 自己変革の力
③土台となる有形資産・無形資産
▼本質的=普遍性×単純性
▼フレームワークとは、「○○を説明して」と言われたときの答え
「本質」は、「それについて自分はどう考えるのか?」という問いの答え
▼リスキリングでは、打たれることを避けて通ることはできない。黙って一人で身につけた知識やスキルでは、みんなにオープンにして叩き上げられたスキルや知識に絶対にかなわない
▼「経済財政白書」(2018年度)によると、自ら学ぶことによって年収や専門性の高い仕事に就ける確率は確実にあがるという調査結果が出ている。これを見ると、投資の結果が出るのは3年後と考えるのがよい
▼月収の10%程度を学びに投資する
▼学びの意味
①学びは不安を解消する
②学びは快感を得られる
<目次>
リスキリングで新しいキャリアと年収を手に入れる―少し長めのまえがき
Chapter1 6人のリスキリング・サクセス体験記
Chapter2 リスキリングで成功する人・失敗する人
Chapter3 稼ぎにつなげるアプローチを描く
Chapter4 スキルセット変革の進め方
Chapter5 「概念の理解」と「具体の理解」
Chapter6 「体系の理解」と「本質の理解」
Chapter7 マインドの覚醒
Chapter8 有形・無形資産の活用と維持
あとがき つまるところ「学ぶ」とは…… -
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我が家はまだ中学受験をするかどうか?という段階なのですが、中学受験について知りたいと思い本書を手に取りました。
地方在住なので、参考にならない部分もあったのですが、受験に限らず、勉強をする上で親子でPDCAをどのように回すか?が具体的に書かれており、とても学びになりました。
この本を読んでからさっそくPDCAを書くためのノートを購入したところ、娘がとても気に入り、張り切って計画、実行、振り返り、改善案を考えています。
現在4年生ですので、少しはサポートもしますができる限り娘自身で考え、行動できるようにするにはどうすべきか?日々考えているところではあります。 -
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役職の変化に伴って、仕事の内容も課題をクリアする実務的立場から、課題を設定して組織を使って達成していく立場となりました。そこで、改めて有効な課題設定の仕方を学びたいと思い、タイトルに惹かれて本書を購入しました。
とても学びがあったのは、第1章と2章です。課題を設定するという行為のポイントが押さえられており、身の回りの出来事をどのように捉えて、咀嚼するか、行動に移せるレベルでの説明がありました。
曖昧、包括的、不確かな情報や事実を組み合わせて、取り組むべき課題を創出するのに役立つ知識だと思います。
第3章以降は一般的なフレームワークの紹介がメインであり、復習にはなりますが新たな学びには乏しかったのが残念です。
ただ、課題解決ではなく課題設定に明確にフォーカスを当てた本は少ないので、貴重な書籍であることは間違いありません。 -
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問題解決における課題設定のノウハウを学びたい人におすすめ。
【概要】
●第1章 「課題とは?」「課題設定とは?」
第2章 課題設定における「3つの視方」
第3~第5章 実際に課題を設定するアプローチ
【感想】
●課題設定の重要さがよく理解できる。「現状」と「あるべき姿」を把握した上で問題を見極め、あるべき姿に近づかなければならない。
●第1章で紹介されているストーリーに目標達成のことが書かれているが、自分の職場では目的から外れた業務への取り組みをよく見かける。何のためにこの業務を実施しているのか、「やることに意義がある」や「アピールのため」といった本末転倒の業務処理にならないためにも、課題設定力を養うことは必要であると思った。 -
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再読、3年前くらいに読んでマーカー引いてたが全然記憶になく再読。
使える部分もあるものの、仕事が遅い新社会人とかなら全部取り入れても良いかも。数年サラリーマンやってて全部できてない人はいないはず。
ファイル名の付け方
読書は精読よりパラレル読みして他の書籍と比較して、良質見解と悪質見解、共通見解と相違見解を5-10,20冊ほど読めば大体わかる。
作業時間の分け方
発散
収束
形にする
1日の仕事時間の割り振りは6時間にする
終わらない仕事や突発が必ずあるから
パーキンソンの法則
仕事の締め切りは思い切って半分に設定
締め切りに応じて仕上げる時間は伸び縮みしがち
ロジカルシンキング/思考の量と質をあげる
幅✖️深さ✖️ひらめき
└広さ
ミーシーのテンプレ
2つに分ける
数値で分ける
流れ、順序で分ける
数式で分ける
既存の要素で分ける
ひらめきの要素
思い込み、噂、伝聞、上司の意見、古い業務ルール、カルチャー、業界の商習慣、基本原則、法制度
画期的なアイディア
成功要因は他の成功事例を当てはめてみる