【感想・ネタバレ】プロの資料作成力 意思決定者を動かすテクニックとおもてなしの心のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年10月16日

良書 プレゼンテーション資料を作るための教科書、よくできていると思います。
あくまでも資料の作成であって、その発表方法などについては、言及されていません。TEDなどをご参考にされたらいいとおもいます。

現代のビジネスパーソンにとって必須のスキルである、プレゼンテーション資料の作成の方法。
提案する...続きを読む、報告する、交渉するための基本的な資料や書類をどうつくるか。

相手にすぐ理解されて、行動を引き出すことができる資料を段階的に作成するためのステップを説明されています。

気になった言葉は、以下です。

・「わかる」というのは2種類ある。「何がかかれたいるのか、意味を理解すること」、意味を理解した上で、その意義がわかる「意義を納得する」ことです。相手に行動を促すためには、この2つの「わかる」が伝わらないといけないのです。

・資料の3つの要件、①相手の期待値を理解していること ②プロとして高い達成基準を満たしていること、③安心・満足・感動を与えること

・「わかる」「伝わる」の4つのフレームワーク ①何のために、②誰に、③何を、④どうやって 5つのステップ、①目的、②ターゲット、③メッセージ、④構成、⑤ビジュアル化 で資料を完成させる

・①目的 どんな行動をとってもらいたいか、そのためには、何を理解してもらいたいのか、 そのためにどのような状態にすべきか
・②ターゲット タ^ゲットのプロファイルを収集し、作成する、そして仮説を立てる 期待、理解
・③メッセージ メッセージは、根拠と主張からなる A(根拠)だから、Bすべきである(主張)メッセージとして、ロジックエラーがない、なぜ5に耐えられる、感情に染み入る 感情を全面にださない
・④構成 A:全体像、フレームワークを決める⇒わかりやすい順番を考えて整理する⇒整理したものにタイトルをつける B:ページ構成⇒オブジェクトの配置⇒書式、カラーの設定⇒サンプルの記入 C:情報の質を決める⇒情報の質⇒情報の量⇒情報の加工の方法⇒効果の方法
・⑤ビジュアル化 A:ビジュアルオブジェクト、表、グラフ、チャート B:ビジュアルエフェクト カラーリング、イラスト、アニメーション

・仕上げ:おもてなしの心 シンプル化 他者(相手)の視点を入れる 仮説のストーリー性

目次は、以下です。

はじめに
chapter1 プロフェッショナルの資料に求められるもの
chapter2 「意義がわかる資料の作成方法」「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化
chapter3 「意味がわかる資料の作成方法」資料の構成を考える
chapter4 「意味がわかる資料の作成方法」情報の質と量を最適化する
chapter5 「意味がわかる資料の作成方法」ビジョアルオブジェクトのテクニック
chapter6 「意味がわかる資料の作成方法」ビジュアルエフェクトのテクニック
chapter7 資料のクオリティを高めるテクニック

0

Posted by ブクログ 2019年06月12日

【目次】
1.プロフェッショナルの資料に求められるもの
2.「目的」「ターゲット」「メッセージ」の明確化
3.資料の構成を考える
4.情報の質と量を最適化する
5.ビジュアルオブジェクトのテクニック
6.ビジュアルエフェクトのテクニック
7.資料のクオリティを高めるヒント

0

社内勉強会で使いました

2016年05月02日

資料作成で悩んでいる時に、知人からプレゼントされたのが、最初に読んだきっかけです

これは使える!と思い社内勉強会で使いました

私の部署の資料が見違えるようにレベルアップしたので、他部署の偉い人たちが非常に驚いた顔をしたのが印象的です

たとえば、「おもてなし」といった「精神論(心構え...続きを読む)」と「メッセージボード」といった「具体的なやり方」の融合が非常に良いのだと思います

0

Posted by ブクログ 2015年09月20日

わかる、と、伝わるを大事に。

わかるといつことは、意味を理解することと、意義を納得することの2つがある。
意味がわかる→自分の頭の中のどこに入れたらよいかがわかる
意義を納得する→主張に合点がゆく、アクションを起こせる。次に何したらよいかを聞いたら納得できてるかがわかる。

資料が分かりづらい理由...続きを読むとしては、
意味がわからない→情報加工が不適切。
わかるけどアクションに移せない→腑に落ちてない。



料理に例えると、美味しいという言葉になる。
このじょうたいだと、美味しいというのは、食べやすいこと、相手の状態にあっていること。

1.食べやすい→噛みやすい、飲み込みやすい。料理法が適切なこと。
情報の量と質が適切であることが大事。

2.美味しさは相手の状態によってふさわしいかどうか。
炎天下でラーメンは、ラーメン好きでも食べるかしら?砂漠の下だと水がめちゃくちゃ美味しい。
相手の置かれた立場での資料を意識することが大事。


ープロとしての要件ー
1.相手の期待値を理解していること。
相手は急ぎで情報を知りたいのか、時間をかけても知りたいのか。

2.達成基準が高い。
資料の作成時間が早いこと。

3.安心、満足、感動させる

安心レベルその1
誤字脱字がない。

その2
自分の知りたかったことが網羅されていること。

その3
人を動かすことができるか。



ーわかる、つたわる、資料作成のステップー
5ステップで考える。
何のために(ゴールを定める)、誰のために(ターゲットを定める)、何を伝えるか。

効果的に伝えるための順序(構成)、どうやるのか(ビジュアル化)

一番大事なのはターゲット。


まずは、紙に書いてみること。
目的、ターゲット、メッセージ、構成をかく。


1.目的を明確にする。
相手にどうなってほしいという観点を明確にすること。

どんな行動をとってほしいのか?
そのために、何を理解してもらいたいのか。
そのためにどういう状態にするべきか?


相手に何かしらのアクションを引き出すこと期待している。
上司への提案書であれば、企画承認をして、社内サポートまでしてほしい、という目的があるかもしれない。
何をしてほしいのかを明確にイメージすること。

そのために何を理解してほしいのか?
相手に起こしてほしいアクションのために、情報は絞ること。


相手をどのような状況にするべきか?
営業資料なら、買いたいと思うようになってる、とか。
目的が承認をとる、だとしても、乗り気なのか、しぶしぶなのかで、状況が大きく変わる。
相手が望む状態をセッティングすること。

it系の資料とかで、サーバーのスペック比較表とかあるけど、それをみてどれを選んだらいいのかがわからない、とかいうパターンをよく見る。
こういうケースでは、商品aをすすめます、そのために、b.cを見てもらってaがよいと確信させること。
情報の出しすぎは意思決定を妨げている。

目的は、1行程度でまとまるはず。


2.ターゲットを知り、仮説を立てる

ターゲットの期待と理解を明らかにすることに意識を向けよう。
ターゲットプロファイル→ターゲットの人物像や情報を分析することで、期待や理解のレベルを明らかにして、何をどのように伝えるのが効果的かの仮説を立てること。

失敗資料は相手の期待をわかっていないケース、または、相手の理解度をわかってない資料。

-1-
相手の期待に応えるためには、相手から聞きたい、と言われたことを捉えることと、相手が言葉にできてないことさえを言語化すること。

-2-
相手の理解レベルを知ること。
言葉に馴染みがあるか?

ファイリングシートを使おう。

--ターゲットの設定
メインターゲット、サブターゲット

--プロファイル
・人物像。
ターゲットの役割や関心。
・期待
どうしてほしいのか
・情報
保有情報の広さと深さ
・理解
どの程度理解しているか

--仮説
何をどうやって伝えるか?


---1 ターゲット設定。
メインとサブ。おもちゃを買う人のように、実際に物を使う人と買う人が違うことは多々ある。
子供がメインターゲット、サブターゲットが親。

プロジェクト共有会などだと、役員メインターゲット、現場リーダーはサブ、など。

ターゲットが若手社員とかの、広い場合には、対象をセグメント化する。
2.6.2の法則→優秀、普通、できない人。
この中のどの人をターゲットにするのか?普通の人をターゲットにした場合などは、優秀な人向けに、今話したのは一般的な話だからさらに高度な例もあるよ、とか伝えた方が良い。

---2 人物像
縦と横で、考える
縦→その人の生い立ちや仕事歴。
横→現在、何をしているのか?ある1日をどう過ごしているのか?同僚はどんな人なのか?
ターゲットがグループなら、ゆとり世代とか、ジェネレーションを縦にすることも。
部署とかならルーチンワークなのか、どんな期待をされているところなのか、とか。

---3 期待
相手が何をどうしてほしいのかを把握する。
優先順位、判断基準と言い換えることができる。
ターゲットの優先順位が高いことは何なのか?
売り上げか、利益なのか、スピード感なのか?

相手が優先順位を持ってない時もある。その時は啓蒙してあげるとか。
相手がどれくらいだと響くのか?


意思決定には、6つの心理がある。

1.返報性→何かしてもらったらお返ししなくては。
2.一貫性→会社ミッションや、人の心情にあった物にはNOとは言えない。
3.社会的証明→世の中の人はこうしてますよと言われると同じようにしなきゃと思う。
4.好意→好きな人の要求に応えなければ、という心理。
5.権威→偉い人が言ってるならば。
6.希少性→今だけ、とか。あなただけに、とか言われると。

--4 情報
why 何故それをやるべきか。
what 何をやるべきか
how どうやるべきか。
のじょうほうがある。
それぞれに、high.middle.lowの順位付けをして、重きを置いている場所を分析する。

why→何故やるべきなのか、ここがlow、わかってない場合には、、何故やるべきかを背景や分析データ、プランコンセプトなどを中心にするべき。




whyが低い場合。ナレッジマネジメントシステムを売りたい場合。業務でどれだけの時間を検索に使ってるかご存知ですか?→一ヶ月くらいは探し物につかってるのです!とかを言い、必要性について繋げていく。

what→相手が解決策を知ってるか否か。
ナレッジマネジメントなら、アプリやツールをしっているか。情報量を測るべし。
導入してるならhighだし。

how→なぜ、それをするべきか、何したらいいのかわかってる場合、。どうしたら良いのかという話。


--5 理解
相手の保有する情報一つ一つの項目レベルに対応して、相手の理解レベルを導き出す。
例えば、コンセプトはわかってるけど導入に関しては理解してないとか。
これによって、なにに重きを置かねばならぬのかがこわってくる。

相手のプロファイルの仕方。
インターネットなどで調べる→相手の周りの人に話を聞く→似たような立場の人に話を聞いてもよい。

--6 仮説
ターゲットの期待と理解を明らかにすることで、なにをどのように伝えるのが効率的なのか、資料作成方針。

--7 仮説の精度を高める

ターゲットの視点にどれくらい近づくことができるか。その人の世界観を掴み、その人の視野で話した方が気づきや意外性があるかも。

あいての立場を部下になったら、上になったら、とかいろんな方面でスライドさせてみることが大事。



3.メッセージ、ストーリーボードの作成

メインメッセージ、サブメッセージ、その下にセクション作り。
それぞれに主張と根拠がある。

つぎにセクションを考える。

チェックポイントは
メッセージ→言うべきことや、欲しいものなどが明確。やったことだけ書いてるとかはng
ストーリボード→全体メッセージが盛り込まれてる、構造ができている、山場がある、メッセージ量が的確、目的とリンクしている。



4.構成を考える
フレームワークを考え、順番を決め、タイトルをつけていくこと。

土台はストーリーボード。
使えるフレームワーク→
マーケットなら、市場、顧客、競合、自社
マーケティングなら、製品、価格、流通、プロモーション
プロジェクトなら、人、もの、金


全体構成の時。大項目は、マジックナンバー、3.5.7を使おう。



5.ビジュアル化

わかりにくい資料
情報の質が悪い 情報の鮮度が悪かったり
情報の量が多い 多すぎ。
加工が適切でない インパクトのある図とかにしちゃおう。
効果が効果的でない


よくわからない言葉はなるだけ使わないこと。
具体と抽象のバランス取ること。
タイトルと内容は一致させること


情報量を減らそう。わかりにくくなるから。
・重複は削除
文章は箇条書きに、キーワードわチャートへ
数値はグラフへ
・因数分解
同じものはくくって、外に出してしまう。




・記号の使い方
長方形→具体性の高い概念(会社・組織)
楕円→具体性の低い概念(顧客・市場)
三角形→上下関係・マイルストーン
ドラム形→インフラ・データベース
箱矢印位→プロセス
立体)三次元関係)

・矢印の使い方
線矢印→手順の手前・始点と終点
面矢印(しろ)→変化の前後
面矢印(黒)→因果関係
三角矢印→単純作業
実線→継続的な交流関係



05.ビジュアルエフェクト

1.カラーリング
2.イラスト
3.アニメーション

それぞれを、
・シンボルとして使う(理解促進
・ガイドとして使う(位置や、強調箇所を果たす
・演出として使う(雰囲気を表現する

組み合わせで使う。


-色の使い方-
シンボル→男女を洗わず、プロジェクト内のチームを色分けする
ガイド→アプローチ中の箇所の色を表現する
演出→企業のブランドカラー、成長のイメージで明るい色を最後に設定とか


最大でも3~5色くらい。
淡い色調を使うこと。

0

Posted by ブクログ 2015年05月04日

私自身は営業ではなくパワポは使用しないです。(と、個人的にパワポを使う人に対してかなり疑念の思い)仕事(プロジェクト)では1000人規模の協力会社、100人の社員に展開をすること、200名弱のユーザと調整・会話をするのに、「資料力」「テキスト力」を向上させたいという思いがあり手に取りました。

以下...続きを読むの観点を自分の中に取り入れて、
人の資料展開等を見てみると「確かにこうしてしまうと・・・」というのが見えて、自分の資料作成やプレゼンテーションに活きてきそうです。

♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

Chapter1プロフェッショナルの資料
要件1:期待値を理解している
要件2:達成基準が高い(より短時間で)
要件3:安心・満足・感動を与える

→「意義がわかる」Step1目的(何のために)Step2ターゲットStep3メッセージ(何を)
←「意味がわかる」Step4構成Step5ビジュアル化

Capter2目的ターゲットメッセージ(これが一番大事!)
ターゲット分析

Chapter3資料の構成を考える
フレームワークの活用、マジックナンバー3,5,7(これはすぐ取り掛かれる)、見出しエッセンス

Chapter4情報の質と量を最適化
情報の量を減らすことが大事

Chapter5ビジュアルオブジェクトのテクニック
Chapter6ビジュアルエフェクトのテクニック
Chapter7資料のクオリティを高めるヒント

0

Posted by ブクログ 2013年09月08日

資料作成というと、自分がパワーポイントで時間かけてあれこれ詰め込めて…、そのことで満足して、相手に伝わらないものを作っていました。

資料の作り方、相手への伝え方を料理に例えていて分かりやすく、具体的な方法も提示されていて早速実践できて良かった。

0

Posted by ブクログ 2013年04月30日

・すぐに使えて実践的な資料作成の『手法』が満載。
・具体的なフレームワークとして具体化されているのですぐに現場で使える。さっそく、私自身もテンプレートをエクセルで作成し使ってみてます。

0

Posted by ブクログ 2013年03月18日

人に伝わる資料作成方法が、体系だてて書かれている良書。
『最初からはパワポを使わない』などと書かれていて、アイタタタな感じ。f^_^;)

プレゼン相手を徹底的に分析するなんてのは、深く考えたことなかったので、驚かされた。

何度も読み返して、ものにしたいの思う。

0

Posted by ブクログ 2017年04月24日

・目的、ターゲット、メッセージの明確化
└何のために、誰に、何をの設定
・目的の3段階
どんな行動をとってもらいたいか
そのために何を理解してもらいたいか
そのためにどのような状態にすべきか
・ターゲット
仮説[何をどのように伝えるか
・メッセージ
主張*根拠(AだからBである)
・構成
思考プロセ...続きを読むスに沿っているか
・ビジュアル化
情報の分類・構造化は適切か
見せ方は理解を促進しているか

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年04月17日

【内容】
資料を作る際に注意すべき点
⇒ビジュアル面だけでなく、前準備から内容が始まる

【面白かった点】
資料の効果を出すために、資料閲覧者のターゲティングを行う考え方

【使ってみたい点】
面白かった点に同じ

0

Posted by ブクログ 2016年11月29日

資料作成のポイント(特にパワーポイント)について体系的にまとめられた良本。
分かり易い資料とは何か、について簡潔にまとめられており、装飾もシンプルで美しい。
ただ、1点残念なのが外資系企業にありがちな、一般の読者になじみの薄いと思われるカタカナ用語が羅列してあること。著者の企業では当たり前かもしれな...続きを読むいが、せっかく資料作成にこだわるのであれば、読み易さへも配慮してほしかった。

0

Posted by ブクログ 2016年08月26日

500人規模でのプレゼンをする機会があり、その時のプレゼン資料作成に大変役に立ちました。
これまでは、どのようなテーマで誰に対して話をするのかは決まっていても漠然と資料を作成することばかりでしたが、大勢の前でしっかりとテーマに沿って話すことが出来たのはこの本のおかげです。
もともとプレゼンや講演がう...続きを読むまいひとはきっと、本能的にこのようなステップを踏んでおられるのだと思います。勉強になりました。ありがとうございました!

0

Posted by ブクログ 2015年11月08日

・「わかりやすい」=「情報の料と質が適切で脳におさめやすい」状態は、「おいしさ」にたとえると「食物の質・料・調理方法が適切で食べやすい」状態
・「わかりやすい」=「論理的にも感情的にも受け入れやすい」状態とは、たとえると、「メニューがその時の状況やその時の相手の身体の状態にふさわしい」状態
・資料作...続きを読む成のスタート地点は「相手にどんな行動をとってもらいたいか」という、資料の目的と達成すべきことを明確にすることです。
・どんな行動をとってもらいたいのか→そのためになにを理解してもらいたいのか→そのためにどのような状態にすべきか
・期待を把握した上で、期待を超える必要があります。実際によく見受けられるのは、相手の顕在化した期待さえも把握せずに「自分の言いたいこと」を相手の期待だとすり替えてしまうパターンです。
・意思決定に働く「6つの心理」
1.「返報性」2.「一貫性」3.「社会的証明」4.「行為」5.「権威」6.「希少性」
・最終段階の仮説を導く際には、プロファイリングで相手の「今ここ」という現在地を把握した上で、タテ、ヨコにスライドさせて、いかに相手の期待をいい意味で裏切ることができるか、超えることができるか
・お客さまの状態 what’s this?(不信・不適) > Why now?(不要・不急) > Why this?(不経済) > Why us?(不安 これを選んでいいのか)
・メッセージのチェックリスト「言うべきことや、してほしいことなどの「伝えるべきこと」の伝達になっている」「流れの中で特にメッセージが強い山場が設定されている」「目的・ゴールとリンクしている」
・構成がうまくいかない時は、そもそもの論理に問題がある
・情報の量を適切にするために因数分解をする。数学の「ab+ac+ad=a(b+c+d)」の要領と同じで、文書の中で繰り返し出てくる言葉を外に出して、ラベル化していくことです。
・まねる際には、どうしてこのような表現なのかという作成した人の思考をなぞり、それを理解した上でカスタマイズしましょう。

0

Posted by ブクログ 2015年02月26日

冒頭で「分かる」ことの定義付けを行い、
その実現に向けた資料に求められる要件を、
「テクニック」と「おもてなしの心」とし、その詳細を綴る。
パワポでプレゼン資料を作る機会の多いであろうビジネスパーソン必読の1冊。
図表・テンプレートも多く、すぐに実践に使える親切な内容。

テクニック的な面は経験・練...続きを読む習もあろうが、
「そもそも誰に分かってもらう資料なのか?」
ここに立ち返ることで、見えないものも見えてくることが理解できる。

そして、恐らくかなり我流になっているであろう自分の資料作成。
本書を参考にして今一度見直し、更なるレベルアップを図りたくなった。

0

Posted by ブクログ 2014年12月18日

Why, What, Howをhigh, middle, lowで情報の質と量を相手に取って必要な量、必要な形で提供するってのはわかりやすいフレームワーク。

メッセージ = 主張 x 根拠。
掛けるを使うってのは、主張の強さと根拠の強さによって、メッセージの威力が変わるから、という解釈。

うちの...続きを読む会社、パワポ禁止になりつつあるからなぁ。この手の内容の仕事術も今後は実は必要性の薄い能力になるのかな。まぁ、基礎を理解していれば、他のツールに変わっても横展できるとは思うけど。

0

Posted by ブクログ 2014年09月07日

◯「わかる・伝わる資料とは」
①意味を理解できる
②意義を納得できる  資料ということ。

◯「わかる・伝わる資料」を「おいしい料理」への例えはとてもわかりやすかった。

◯プロフェッショナルが作る資料は
①相手の期待値を理解している
②達成基準が高い(クオリティーが高い・スピード)
③安心・満足だ...続きを読むけでなく感動まで与える

◯目的⇒ターゲット(期待・理解レベル?)⇒メッセージ(AだからBすべき・ストーリーボード・5つの何故?)⇒構成までは、紙に書く。
その後、パソコン、パワーポイントへ。

◯情報の質と量を最適化する

0

Posted by ブクログ 2014年01月30日

テクニックにこだわるよりは、相手が何を必要としているのか、きちんとプロファイルした上で、資料を作ることが大事。

相手に伝えたいのは、理由なのか、目的なのか、方法なのか。それをアタマに入れておくだけでも、今までと違う資料が作れるのではないかと思った。

0

Posted by ブクログ 2013年04月30日

いきなりパワーポイントを立ち上げる等、資料を作成するときに陥りがちな点と本来やるべきことがすっきりと整理されておりわかりやすい。
概念のみに終始せず具体的にどのような手順でやればよいか、何を考えるべきかについて書かれている。

前半と後半にわかれており、前半は資料作成のための心構え、準備に、後半はビ...続きを読むジュアルテクニックに分かれている。
前半と後半の間に読み物の挿入もあり読みやすい。

手元においておき、資料作成のたびに見直したいと思える一冊。

0

Posted by ブクログ 2013年04月06日

プレゼンに限らず、文書の作り方のスタートを
丁寧に解説している。

聞き手を意識してものを作る、という。
資料作成において王道で、かつ難しいことに
どう臨むかを上手く整理した本。

組織によって、求められる見せ方は異なると思いますが
この本に書いてあることが、おそらく標準になるというか、
ここが原点...続きを読むであれば、そこまで外れないと思う。

本書の表現っぽく言えば、
包丁さばきや基礎の調理法自体をしっかり学べば
和洋中どのテイストにするかはその時次第で何とでもなるというか。

自分自身、良い資料のエッセンスというものを見失いつつあったので
改めて確認できて良かった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月05日

<プロフェッショナルの資料に求められるもの>
・資料を見て意味がわかる。情報が脳内の棚におさめられ、適切に引き出すことが可能な状態。
・資料を見て意義がわかる。主張に合点がいって腑に落ち、アクションをとることが可能な状態。
・分かりやすい資料は、おいしい料理と似ている。論理的、感情的に受け入れやすく...続きを読む、メニューがその時の状況や体の状態にふさわしい。おもてなしの心が発揮されている。
・相手が資料に何を求めているのか、相手の期待値を理解し、期待値を超えた資料を作る。

<目的の明確化>
・1、どんな行動をとってもらいたいのか。
・2、行動をとってもらうために相手に何を理解してもらいたいのか。
・3、そのために相手をどのような状態にするべきか。
・目的は一言でまとめる。

<ターゲットの明確化>
・ターゲットは誰か明確にする。
・相手の人物、役割、関心、忙しさを知る。
・相手が資料に期待していること、優先順位は何かはっきりさせる。
・相手の保有情報を明確にする。「何故?」問題の原因を知っているのか、知りたいのか。「何を?」解決策を知っているのか、知りたいのか。「どのように」具体策までわかっているのか、知りたいのか明確にする。
・相手の理解度を知る。理解度が高いなら、前提知識の説明はせず詳細を。理解度が低いなら、基礎から説明する。

<メッセージの明確化>
・メッセージ=~~(根拠)だから、~~(主張)すべきである。
・メッセージにはロジックエラーがないようにする。
・メッセージは5回以上の「何故?」に耐えうるものにする。
・お客様が不信・不適状態なら、それが何かを伝える。
・お客様が不要・不急状態なら、何故今必要か伝える。
・お客様が不経済(自分達でできる、高すぎる)と感じたなら、何故それが必要か伝える。
・お客様が本当にそれを選んで良いか不安なら、何故私達のサービスがいいのか伝える。

<ストーリーボードの作成>
・企画書を作るときは、まずゴールと目的を決める。
・相手にメッセージの主張が正しいと納得してもらうためには、何故?の疑問に5回以上答えられるようにすることが必要。
・成果はやったこと、自慢話ではなく、やって効果のあったこと。

0

Posted by ブクログ 2022年01月30日

上司が貸してくださった本。3ヵ月前に^_^。効果的な資料作成のビフォーアフターがわかりやすくて、面白い。
どれだけ相手の立場に立てるか、
「おもてなしの心」を磨きましょ

0

Posted by ブクログ 2018年11月23日

わかる。とは。意味がわかるを、つまり、情報の量と、質が適切で脳に収めやすい。と意義がわかる。つまり、論理的、感情的に受け入れやすい。がある。
資料作成のステップ
1.目的 何のため
3.メッセージ
4.構成
5.ビジュアル化

目的の明確化。どんな行動をとってもらいたいか。何を理解してもらいたいか。...続きを読むどんな状態にするべきか。を考える。
目的は一言でまとめる。

ターゲットプロファイルを行い、何をどのように伝えるか方針を立てる。
言われたことだけでなく、そこから深掘りし潜在的な期待を推し量る。
言葉使い。業界用語に気をつける。
メッセージはA(根拠)だから、Bすべきである(主張)という文脈に収まる必要がある。

0

Posted by ブクログ 2018年10月15日

なかなかの内容ではあったが、どうもイマイチ頭に入ってこない。たぶん「電子書籍」というフォーマットがこのテの書物と相性が悪いのだろうと思う。読んで損はないはず。そこそこ勉強にはなる。ただ何か頭に残るものが少ないんよね。頭に残っているものは、すべて読む前からぼんやりと解ってたことばっかり。。。書き手側の...続きを読む原因ではなく、こちら(受け手)側が原因なのかもしれない。

0

Posted by ブクログ 2016年03月06日

基本的な資料作成の為なら良本だと思う。特に、意味がわかると意義がわかるを区別してる点、メッセージ=主張+根拠と定義している点はわかりやすい。

活用方法として、チームで資料作成する際の共通ルールが考えられる。細かい表現の意味が記載されているためです。

0

Posted by ブクログ 2015年11月23日

20151123 何にでもテクニックはある。覚えるのでは無く、理解して貰うためにどうしたら良いかを考えていけば必然的に行き着く結果なのだろうが、早く行き着く為の参考になる。とにかく実践するとこ。

0

Posted by ブクログ 2015年04月26日

ただデータを並べてもだめ。
わかるとは、意味がわかる、意義がわかるの2通りがあること。プロフェッショナルの資料は①期待値を理解し、②達成基準が高く、③安心・満足・感動を与えられること。

0

Posted by ブクログ 2014年04月15日

「わかってる」レベルを「人に教えられる」まで上げるには、コンサルがまとめたものを読むのが近道。
新しい表現、ツール、ノウハウがある場合もあり、年1で十分なのでこの手の本も。

0

Posted by ブクログ 2014年01月21日

前半は資料作りの考え方を、後半はその考え方に基づきどう資料を作るべきかがわかりやすく書かれている。
こういう本は、初めて読んだがとても参考になる本であった。

0

Posted by ブクログ 2013年09月28日

実践的なスキルを身に付けたかったが、この本はスキルというよりは資料作成をする際の思考の話だったため、自分にはずれていた。
ある程度資料を作れるようになり、もう一歩上達って段階になったときに読んだら参考になるんだろうなぁ。

0

Posted by ブクログ 2013年05月25日

書籍のオビにあった『一瞬で相手に伝わり、「Yes」を引き出す』というフレーズが気になって手に取った一冊。

目的、ターゲット、メッセージ、構成、ビジュアル化のファイブステップでノウハウを説明していく流れになっているため、段階的に理解を深められると期待していたが、各チャプターの説明が冗長になりすぎてい...続きを読むて、俯瞰的に内容を理解することが難しかった。

個々のチャプターに書かれていることが自分の仕事に役立ちそうであることは間違いないが、それは個別最適な構成になっているに留まっており、書籍全体を通してみると、中身を包括的に把握しようとしても、各チャプターがディープすぎて、思うように全体像をつかむことができなかったのが残念。

パワーポイント資料の作成に長けているのであれば、その点にもう少し配慮してもよかったのではないだろうか。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月29日

p29 まずはじっくり考え、紙に書く

p30 1.どんな行動をとってもらいたいのか
    2.そのために何を理解してもらいたいのか
    3.そのためにどのような状態にするべきか

p42 意思決定に働く「6つの心理」

   1.「返報性」
   2.「一貫性」
   3.「社会的証明...続きを読む
   4.「好意」
   5.「権威」
   6.「希少性」

p49 「メッセージ」=「主張」×「根拠」・・・「Aだから(根拠)、Bすべきである(主張)」

p50 「5回以上のなぜ?に耐えうる」

p53 エンターテイメントは日本語訳では「おもてなし」

p93 わかりにくい資料の原因
情報の量が悪い、情報の量が多い、情報の加工が適切でない、効果が効果的でない

p104 考えが浅いほど文字量は多くなる

p158 ビジュアルエフェクトには・・・それぞれ「シンボル」として使う、「ガイド」として使う、「演出」として使うという3つの役割があります。

p176 資料作成においても構成の仕方やビジュアル化技術について地道にスキルを身につけていく必要があります。

p179 積極的に他の方が作った資料を見るようにするとよいと思います。

p184 目的をしっかりかくにんするのがレビュアーとして一番の責務になります。

0

「ビジネス・経済」ランキング