あらすじ
提案、報告、交渉・・・・・・・資料の作り方一つでビジネスの成果が変わる!
一瞬で相手に伝わり、「Yes」を引き出す、プロの「技術」と「おもてなしの心」とは?
2000人以上のマーケター&コンサルタントが学んだ人気講座の内容を書籍化。
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Posted by ブクログ
【内容】
資料を作る際に注意すべき点
⇒ビジュアル面だけでなく、前準備から内容が始まる
【面白かった点】
資料の効果を出すために、資料閲覧者のターゲティングを行う考え方
【使ってみたい点】
面白かった点に同じ
Posted by ブクログ
<プロフェッショナルの資料に求められるもの>
・資料を見て意味がわかる。情報が脳内の棚におさめられ、適切に引き出すことが可能な状態。
・資料を見て意義がわかる。主張に合点がいって腑に落ち、アクションをとることが可能な状態。
・分かりやすい資料は、おいしい料理と似ている。論理的、感情的に受け入れやすく、メニューがその時の状況や体の状態にふさわしい。おもてなしの心が発揮されている。
・相手が資料に何を求めているのか、相手の期待値を理解し、期待値を超えた資料を作る。
<目的の明確化>
・1、どんな行動をとってもらいたいのか。
・2、行動をとってもらうために相手に何を理解してもらいたいのか。
・3、そのために相手をどのような状態にするべきか。
・目的は一言でまとめる。
<ターゲットの明確化>
・ターゲットは誰か明確にする。
・相手の人物、役割、関心、忙しさを知る。
・相手が資料に期待していること、優先順位は何かはっきりさせる。
・相手の保有情報を明確にする。「何故?」問題の原因を知っているのか、知りたいのか。「何を?」解決策を知っているのか、知りたいのか。「どのように」具体策までわかっているのか、知りたいのか明確にする。
・相手の理解度を知る。理解度が高いなら、前提知識の説明はせず詳細を。理解度が低いなら、基礎から説明する。
<メッセージの明確化>
・メッセージ=~~(根拠)だから、~~(主張)すべきである。
・メッセージにはロジックエラーがないようにする。
・メッセージは5回以上の「何故?」に耐えうるものにする。
・お客様が不信・不適状態なら、それが何かを伝える。
・お客様が不要・不急状態なら、何故今必要か伝える。
・お客様が不経済(自分達でできる、高すぎる)と感じたなら、何故それが必要か伝える。
・お客様が本当にそれを選んで良いか不安なら、何故私達のサービスがいいのか伝える。
<ストーリーボードの作成>
・企画書を作るときは、まずゴールと目的を決める。
・相手にメッセージの主張が正しいと納得してもらうためには、何故?の疑問に5回以上答えられるようにすることが必要。
・成果はやったこと、自慢話ではなく、やって効果のあったこと。
Posted by ブクログ
p29 まずはじっくり考え、紙に書く
p30 1.どんな行動をとってもらいたいのか
2.そのために何を理解してもらいたいのか
3.そのためにどのような状態にするべきか
p42 意思決定に働く「6つの心理」
1.「返報性」
2.「一貫性」
3.「社会的証明」
4.「好意」
5.「権威」
6.「希少性」
p49 「メッセージ」=「主張」×「根拠」・・・「Aだから(根拠)、Bすべきである(主張)」
p50 「5回以上のなぜ?に耐えうる」
p53 エンターテイメントは日本語訳では「おもてなし」
p93 わかりにくい資料の原因
情報の量が悪い、情報の量が多い、情報の加工が適切でない、効果が効果的でない
p104 考えが浅いほど文字量は多くなる
p158 ビジュアルエフェクトには・・・それぞれ「シンボル」として使う、「ガイド」として使う、「演出」として使うという3つの役割があります。
p176 資料作成においても構成の仕方やビジュアル化技術について地道にスキルを身につけていく必要があります。
p179 積極的に他の方が作った資料を見るようにするとよいと思います。
p184 目的をしっかりかくにんするのがレビュアーとして一番の責務になります。