【感想・ネタバレ】プロの課題設定力 問題解決力より重要なビジネスリーダーのスキルのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月05日

【メモ】
・課題設定=「現状」と「あるべき姿」を把握し、「あるべき姿」になることを阻害している「問題」を見極め、それを解決する手だてを設定すること

・課題設定の3つの視方
①視座:誰がどんな目的を達成するための課題なのか
②視野:どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題を捉えるのか
③視点...続きを読む:どのように課題を切り出すのか
★視座を高め、視野を広げ、視点の鋭さを磨くことが課題設定力を伸ばす

・課題設定の3段階
①インプット:聞く、ぶつける、計る
②プロセス:論理構造化、発想転換
③アウトプット:何を、誰が、どうやって

・ラテラルシンキング=成熟飽和した市場環境や手詰まり感のある職場環境において革新的な発想を生み出すための思考法→イノベーションに向いている

・ラテラルシンキングの基礎
①前提を疑う
②見方を変える
③組み合わせる

ロジカルシンキングの基礎
①見方:全体を構造化して論点を分解する。論点をイシューツリーやピラミッドの軸として適用する。
②考え方:原因と結果は樹形図状に展開できるという前提に基づき、問題を階層化し、課題を見出す。

・MECEを作る基本の4分類
①対立概念分類
②数値分類
③時系列分類
④要素分類

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Posted by ブクログ 2023年06月16日

<本のタイトル>
プロの課題設定力

<本の紹介>
本書の構成
第1章では、「課題とは?」「課題設定力とは?」をご説明します。
何のために必要なのかが、ここで腑に落ちているか否かで、第2章以降の理解度が違ってきます。
第2章では、課題設定における「視座」「視野」「視点」という「3つの視方」についてご...続きを読む紹介します。
これらを鍛えることで課題設定の精度を向上させることができます。
第3章から第5章では、実際に課題を設定するアプローチをご紹介します。

<何が書いてあったか(誰でも書ける)>
・課題設定とは
 一言で言うと「今、何をやるべきかを見極める」こと
 もう少し細かく言うと「【現状」と【あるべき姿】を把握し、【あるべき姿】になることを
 阻害している【問題】を見極め、【現状】を【あるべき姿】に近づける方法を考える」こと

 そもそもなぜこれをやるのか?どうあるべきなのか?
 本質的な問題はどこにあるのか?もっとよいやり方は無いのか?
 を自分の頭で考え、何をやるべきかが求められている

・課題と問題を混同しない
 「課題の達成のために解決すべき問題」と、「課題の達成にあまり関係のない問題」とを混同しない。

・課題設定の3つの視方
 視座:誰がどんな目的を達成するための課題なのか
 視野:どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題をとらえるのか
 視点:どのように課題を切り出すのか

<そこから何を学んだか(自分自身のオリジナルの意見)>
・課題と問題を混同しない
 「課題の達成のために解決すべき問題」と、「課題の達成にあまり関係のない問題」とを混同しない。

・課題設定の3つの視方
 視座:誰がどんな目的を達成するための課題なのか
 視野:どのような広がり(空間軸)と長さ(時間軸)で課題をとらえるのか
 視点:どのように課題を切り出すのか

<それをどう活かすか(アウトプットによる実践経験の蓄積)>
優先順位を見極めて課題設定をして問題解決を行う
空間軸と時間軸で視野を広げて日々の業務で意思決定をしていく

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Posted by ブクログ 2021年01月16日

コンサルティング会社に入社して3年目です。
自分の抱える業務・課題感にバッチリくる内容でした。

難しいなと感じる課題設定について、「そもそも課題とは?」から立ち返って考えられるため、迷った時に読み返したい本です。

個人的には、最後の章で「アウトプット」まで書かれているのがありがたいです。考えたこ...続きを読むとを、相手(上司・クライアント)に伝えるところでつまずくケースも多いと思うので、参考にしたいと思います。

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Posted by ブクログ 2019年11月28日

『現状をあるべき姿に持って行く為の考え方と手段が学べる1冊』です

そもそも「問題」と「課題」の区別が出来ていない自分にはもってこいの本でした

何に対しても疑問を持ち、あるべき姿と現状を把握して「現状からあるべき姿に行く為のその道を阻む問題は何?」の問題を発見しその問題を解決する為の打ち手である「...続きを読む課題を設定」する課題設定の仕方を詳しく学べました!

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Posted by ブクログ 2011年06月10日

リテラルシンキングという言葉をこの本で初めて知った。
左脳を使うロジカルシンキングと、右脳を使うリテラルシンキングをうまく組み合わせて使いましょう!という話。
すごく参考になる本だった。

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Posted by ブクログ 2011年03月06日

非常によくわかる、整理された良著

ラテラルシンキング、クリティカルシンキングの2軸で分けてしまうのも、具体的でよかった。

同時期に読んだ論点思考を、より実践的にした印象

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「問題解決」ではなく「課題設定」の力が求められている!

期待を上回る成果であれば評価される。
そんな時代に求められる能力は問題解決だけでなく
課題設定の能力が必要。

その課題設定能力について
順序良く手法を紹介してくれる本。
コンサルタントだけでなく通常仕事を行う上で
とっても使えそうなフレーム...続きを読むワークです。

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Posted by ブクログ 2022年10月30日

課題設定力に焦点を当てているが、よくある課題解決系のものと特に差異は感じられなかった。

・なぜ今、課題設定力が求められるのか?
・課題設定の精度を上げる3つの「視方」
・インプット─情報収集と現状分析
・プロセス─課題の組み立て
・アウトプット─課題として出力する

期待通りでは5段階評価の3、2...続きを読むつ上の視座から課題設定、ロジカルだけでなくラジカルも、6つのハット、ぶつける

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月13日

学んだことメモ
・まずは課題設定が適切か疑う。
・2つ上の視座にたち課題の真意を捉える。
・タイプ毎にアプローチを変える。
・ロジカルシンキングとラテラルシンキングの合わせ技
・課題設定フォーマット: ①現状とあるべき姿、②目的とゴール、③アプローチ、④スケジュール、⑤体制、⑥リスクと前提条件

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Posted by ブクログ 2020年05月24日

上司に勧められて。

【ザッと内容】
ビジネスにおいて課題設定力を高める重要性と課題設定力を高めるための考え方やフレームワークを1000人にコンサルタントの指導経験があるプロが解説した一冊。

【こんな人にオススメ】
・大小関わらずプロジェクトリーダー
・問題と課題の違いが即答できない人

【感想】...続きを読む
衝撃だったのが最終ページ。なんと本著が書かれたのが2009年7月であるということ。今から11年も前である。
今でも十二分に通じる、ビジネスマンとして知っておくべき課題設定の基礎が描かれている一冊だった。世間では「問題解決」や「ロジカルシンキング」という言葉が強い市民権を得ているように感じるが、その本質を理解してる人は少ないように感じるし、そもそもそれって問題?現状?課題?という問いに答えられる人はごくわずかなように思う。
是非本著で基礎を学び、会議で「それって問題ではないですよね?」と発言して欲しい。めちゃくちゃ有能に見えるはず笑

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月06日

- [ ] 「どれだけ仕事で成果を出せるか」は、周囲の人々の期待や複雑な環境から、いかに「何をすべきか」を見つけ出して構想し、実行に繋げていくか、つまり課題設定というコアスキルにかかってくると言える。
- [ ] 本書は、暗黙知として行われている部分が多い課題設定のノウハウを体系化したもの。

■課...続きを読む題設定フォーマット
- [ ] 課題をアクションに結びつける橋渡しとして、フォーマットに落とし込むことで、「何をやればいいのか」が明確になる。第三者に伝えて評価の対象にする。
- [ ] 課題をアウトプットする時に、「何を」「誰が」「どうやって」の3つの要素を形にするために課題設定フォーマットを活用する。
- [ ] 「何を」は「現状とあるべき姿」「そのギャップを埋めるために行う具体的な目標」。
- [ ] 「誰が」は「体制・役割」。どういったチーム編成で、誰がどういう役割をするのかという人的な要素。
- [ ] 「どうやって」はアプローチとスケジュール。最終的な「あるべき姿」にもっていくための具体的手段とスケジュール、抑えておくべきリスクや前提など、工数にあたる部分。
- [ ] (1)現状とあるべき姿
- [ ] (2)目的とゴール
- [ ] (3)アプローチ(手順)
- [ ] (4)スケジュール
- [ ] (5)体制・役割
- [ ] (6)リスク・前提条件

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Posted by ブクログ 2016年05月08日

「問題を解く前にそもそも課題が解くべき課題なのか?」を考えることができる能力が求められている中、その課題を設定するために必要なプロセスや考え方をわかりやすく説明する一冊。

本書は教科書的な役割ではなく、あくまでハンドブック的な簡素さではあるが、出てくるチャートやプロセスや章立てなどの論理構成はさす...続きを読むが一流コンサルタントであり、バックグラウンドでしっかり考えられていることが伺える。

ガイドラインとして手元において置き、しっかりと身につくまでは何度も読み返したい一冊。

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Posted by ブクログ 2015年03月21日

課題設定に着目した本。課題設定力は問題解決力の上流家庭にあたる能力で、イメージ的には課題設定力×問題解決力=成果と理解した。いかに良い課題・本質的な課題をアクションにつながる形で設定できるかが成果に大きく影響する。
よい課題を理解するポイントとしては、視野・視座・視点の3つかがあげられる。視野は空間...続きを読むや時間の広がりのことでどれだけ広い範囲を含められるかということ。仕事でいえば、後工程への影響を考慮しているかや目の前の事態を収拾するだけでなく将来のリスク低減も検討しているかということ。状況に合わせた範囲で考えることが重要。視座は誰の立場に立って考えるかということ。期待を超える成果につなげるためには2つ上の視点に立つことが求められる。視点はどこに着眼して課題を整理するかということ。
課題設定のやり方はインプット→プロセス→アウトプットの3ステップでポイントがある。インプットでは、聞く・ぶつける・はかるということをやる必要がある。
プロセスではロジカルシンキングとラテラルシンキングの組み合わせで対応する。
アウトプットとは、最終的にどのように課題を定義するかや伝えるかのことでここまでやってこそ完璧な課題設定になる。端的にいうと誰が何をどのようにやるのかを明らかにすること。
まとめてみると至極当たり前な気もするがすべてをきちんとやることは非常に難しいと実感する。
日々の業務にまい進しているとついつい視座が低くなったり視野が狭くなってしがちである。広い視野・高い視座を保ち続けるためにはモチベーションの維持が重要ではないかと考える。常にレベル高い考え方に触れておく、何かに打ち込むなど日ごろから自分を研鑽し充実しておくことがこのあたりの向上につながっていくのではないか…。
日ごろの自分に引き付けて考えると、課題設定のステップの中ではプロセスの特にロジカルシンキングに傾倒しすぎていると感じた。全体としてとらえなおしてみるとこの部分だけを強化してもごく当たり前の課題設定しかできないことに気付いた。たぶん今のままの成長方向だとごく当たり前のことを速く・わかりやすく整理することはできてもそれ以上にはならない気がする。このへんはひごろ仕事をしながら薄々思っていてどうしていいかわからなかった部分なのでとても勉強になった。
今後はこの3つのステップとそれぞれのポイントを意識して全体として課題設定力を強化して期待を超える成果を出せる人材になりたい。

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Posted by ブクログ 2013年08月19日

「期待を越える」相手が望んでいるレベルよりも上を狙う。言われていない期待を明確にする。期待通りではだめ。

「視座を2つあげる」上司の視点は、またその上の視点は何か?を想像する。

「フレームワークを身につける」型を知っておくと最低限、既存の予測ができる。ただしこれだけではありきたりな答えになる。

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Posted by ブクログ 2013年05月16日

ある問題をどう解決するかの「アプローチ方法」も当然重要だが、そもそもの「問題設定の仕方」が正しくないと、仕事の質はあがらない。様々な問題の中で「あるべき姿と現状とのギャップを埋めるモノ」こそが『真の問題=課題』である。この正しい課題設定の一連の流れが、非常にわかりやすく整理された本。

以下、参考に...続きを読むなった点、引用、自己解釈含む

・相手の期待を超えて初めて評価される。

・課題設定から実行に移すまでには「①発注人の理解」「②良質なインプット」「③インプット情報の組み立て(プロセス)」「④アウトプット」の流れ。

・その課題は誰にとっての課題なのか。同じ問題でも、見る立場によって問題の捉え方が変わってくる。その仕事の「真の発注人」を想像し、言われた課題の「視座」を上げて捉えることが大事。その為にも、発注人のバックグランドを正しく把握することが必要。バックグランドを把握する為の切り口として「ニューロロジカルレベル(NLP)」と、「ベルビンロール(BR)」という考え方で整理するのがおすすめ。

・NLP
「①環境:その人がおかれている立場」
「②行動:その人が好む行動特性」
「③能力:その人がもっている知識や理解力、実行力」
「④信念:その人がもつ考え方の中心(売上>利益主義とか)」
「⑤:自己認識:その人が自分自身をどう捉えているか。覚悟、意識の持ち方とか」

・BR
「①調整者:全体をコーディネートするのが得意。細かいことは自分で見ないため、細かな作業だけではあまり評価してくれない」
「②意思形成者:タスクを早く完結することを喜びとする、自信があって結果重視。新たな挑戦などを好む。指示を出すことが多く、人の意見を取り入れる余地が少ない。」
「③創造者:アイディアが豊富。内気な傾向もありアイディアを批判されると内に閉じこもってしまう。アイディアを否定せずに膨らませる形で意見をすると良い」
「④監査役:数字に強く、分析が好きな批評家タイプ。アウトプットを細かく見てあらさがしをしてしまう為、現場のモチベーションを下げてしまう傾向。最初からその傾向に注意し、リスクを予め回避できるよう早めに接する」
「⑤実行者:着実に実行するのが得意で理論的にアプローチを好む。確実に実行したいため、物事を局所的に捉えてしまい、大局的な話をすると理解が出来ず不安になる」
「⑥調達者:フランクなタイプ。すべて自分で解決するよりも、色々な選択肢を集めて広げていくタイプ。社交的で色々な人に話が通じやすい。物事が拡散しがちで、周囲が振り回される欠点も。その人の人脈を活用すると喜ぶ傾向」
「⑦協調者:他人の感情を読むことに長け、協調性を重視して物事を進める。とにかく物事を荒立てたがらず、人間関係を重視するため、ドラスティックな行動を好まない」
「⑧完璧主義者:完璧にしないと気が済まないタイプ。できないということを非常に嫌がる。プロセスやアウトプットも細かく要求。人に任せられない。最初の課題設定の段階で詳細なディスカッションをしておく。信頼を得られた後は、任せてくれることも多い」

・課題を「空間軸(業務の範囲を広げてみる))」「時間軸(いつの時点でのあるべき姿なのか)」を加えて捉えられる『視野の広さ』が重要。

・課題設定の際には「①自己防衛(自分が出来ないことを避ける)」「②先入観(本質的な問題に目を向けない)」「③落としどころを決めてかかる」の3つの壁があることを意識する。

・聞く際には「①対象(現状、あるべき姿、問題点)」「②内容(感情、思考、事実)」「③明確にするポイント(省略化、一般化、歪曲化)」の『3×3マトリクス』で考える。

・思考の組み立てとして、ロジカルシンキングに、ラテラルシンキングを組み合わせる。ラテラルが入らないと、思考のジャンプが出来ず、限られた範囲内での課題解決しかできない。(オズボーン、6ハット、4Cなど)

・アウトプットの流れとして「①現状とあるべき姿」「②目的とゴール」「③アプローチ手順」「④スケジュール」「⑤体制役割」「⑥想定リスク」の流れで作るとわかりやすい。

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Posted by ブクログ 2012年08月18日

冒頭を読むだけで本書のすべてがわかるといってもよいだろう。
「現状を把握しない(みないふりをする)」、「あるべき姿を示さない」のに、真の課題を設定できないのはもっともだ。
現状の課題とか称するものは、問題点を列記しているの過ぎないことがよくわかる。
日常の仕事にも、この思考を活用している。
後半部分...続きを読むは、ビジネス書にはつきものの、手法の話。これはこれでよい。

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Posted by ブクログ 2012年07月08日

課題設定と問題設定は何が違うのか?を整理し、課題設定力をつけるための3つの視方、実際に課題を設定するアプローチを紹介。

この前によんだ「プロの資料作成力」がとても良かったので他の2冊も読んでみました。
この著者のまとめ方はすごくわかりやすくて良かったです。取り立てて珍しい事を言っているわけではない...続きを読むですが例をあげながら説明し、まとめているので理解しやすいです。

この本でもただの問題解決と課題解決は何が違うのかを例をあげて説明。なるほど課題設定こそが重要なんだなという事がよくわかります。

■課題とは現状とあるべき姿のギャップを把握した上で、現状をあるべき姿にするためになすべきこと。
■問題とは課題の達成を阻む要因。

これだけだと概念的ですが、例示をあげて丁寧に説明しているのでそれを読むと違いが明確になります。

また、課題設定の精度を上げる方法として3つの視方
■視座:誰がどんな目的を達成するための課題なのか?
■視野:どのような広がりと長さで課題を捉えるのか
■視点:どのように課題を切り出すのか
と3つに分類してそれぞれの概念と高める方法の提案は説得力があって参考になりました。

後半はロジカルシンキングやラテラルシンキング、課題をフィックスさせる設定フォーマットなど、すぐに試してみようと思うノウハウがあったりと、幅広い業務で使えそうです。

自分の仕事を、表面的にではなく課題は何かと問い直す、いいきっかけになる本ではないかと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年07月01日

解決すべき問題の設定を間違えたら根本的な解決にはならないから、問題解決より先に課題設定が大事と説く本です。問題解決本はたくさんあるが、課題設定とは聞いたことがなかったので面白かった。
清水さんの他の本も読んだが、やはりわかりやすい。

問題と課題の違い。
プロとはお金をもらっている人ではなく、成果を...続きを読む出せる人。

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Posted by ブクログ 2011年05月08日

問題解決力が叫ばれる中、それよりも大切なのは課題設定力だという本書。いい視点だと思う。
プロジェクトを成功させるためにはいろいろと思考法やメソッド、フレームワークなどが提示されるし、目標・目的・課題・問題など言葉が多数出てくる。
これらをきちんと整理していなければ、共通理解も得られないし、成功の有無...続きを読むに関わらず正しい評価が得られないだろう。
言葉がきちんと整理されている点、具体例を挙げて書かれている点が非常に分かりやすい。
クリティカルシンキングが出てこず、ロジカルとラテラルに二分して書かれている点のみが、私にとってはしっくりこなかった。
繰り返し読んで、自分のものにしていきたい。

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Posted by ブクログ 2010年09月14日

「課題」とは現状をあるべき姿にするためのなすべきこと。「問題」とは課題達成を阻むもの。
「課題」は、現状・あるべき姿・問題の3点セットで考える。
「何を誰がどうやって」という課題設定するためのフォーマットとして「現状とあるべき姿」「目的とゴール」「手順」「スケジュール」「体制・役割」「リスク」をロジ...続きを読むックで落とし込む。

提案してある「フォーマット」は役に立ちそう。

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Posted by ブクログ 2010年05月12日

◆概要
課題設定をするための方法とノウハウを紹介しています。
そもそも課題って?問題と課題の違いって?というところは、
今まで習っていた事と少し観点の違う部分があり、そこがしっくりきます。

課題って?⇒課題の精度を上げる方法⇒インプット⇒プロセス⇒アウトプット、という流れで構成されています。

...続きを読む使える!
これは~、使えますよ~。
自身の業務は常に課題設定の連続で、
逆に課題設定の意識がないと、単なる作業者で。
単なる作業者はなりたいと思ってなる訳でなく、
いつの間にやらなっているという恐ろしいシロモノですので、
この本は目の前に置いて常に意識させていきたいですね。

eno

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Posted by ブクログ 2023年03月14日

役職の変化に伴って、仕事の内容も課題をクリアする実務的立場から、課題を設定して組織を使って達成していく立場となりました。そこで、改めて有効な課題設定の仕方を学びたいと思い、タイトルに惹かれて本書を購入しました。
とても学びがあったのは、第1章と2章です。課題を設定するという行為のポイントが押さえられ...続きを読むており、身の回りの出来事をどのように捉えて、咀嚼するか、行動に移せるレベルでの説明がありました。
曖昧、包括的、不確かな情報や事実を組み合わせて、取り組むべき課題を創出するのに役立つ知識だと思います。
第3章以降は一般的なフレームワークの紹介がメインであり、復習にはなりますが新たな学びには乏しかったのが残念です。
ただ、課題解決ではなく課題設定に明確にフォーカスを当てた本は少ないので、貴重な書籍であることは間違いありません。

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Posted by ブクログ 2022年08月01日

問題解決における課題設定のノウハウを学びたい人におすすめ。

【概要】
●第1章 「課題とは?」「課題設定とは?」
 第2章 課題設定における「3つの視方」
 第3~第5章 実際に課題を設定するアプローチ

【感想】
●課題設定の重要さがよく理解できる。「現状」と「あるべき姿」を把握した上で問題を見...続きを読む極め、あるべき姿に近づかなければならない。
●第1章で紹介されているストーリーに目標達成のことが書かれているが、自分の職場では目的から外れた業務への取り組みをよく見かける。何のためにこの業務を実施しているのか、「やることに意義がある」や「アピールのため」といった本末転倒の業務処理にならないためにも、課題設定力を養うことは必要であると思った。

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Posted by ブクログ 2022年05月04日

コンサルティング業務の進め方をわかりやすくまとめている印象。
クライアントが納得するプロジェクトゴールを設定することを「課題設定力」と称し、情報収集から提案ストーリーの構成まで、一通りの流れに沿ってレクチャーをしてくれる。
コンサルタント以外のビジネスマンにおいても、部分的には参考になる箇所があるよ...続きを読むうに感じた。

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Posted by ブクログ 2018年11月01日

問題解決が今の自分の課題なので、そのキーワードに引っかかったこの本を読んでみた。

★何に気付き、何を学んだか。
1. 「現状」を「あるべき姿」にするための方法
「現状」を「あるべき姿」にするためには、阻害要因を解決する正しい課題設定が必要であること。

2. 正しい課題設定のためには、ロジカルシン...続きを読むキングだけではなく、ラテラルシンキングが重要
ロジカルシンキングだけでは、ありきたりな課題設定しかできず、息詰まる場合が多い。そこで必要なのが、前提を疑い、見方を変え、組み合わせるラテラルシンキングである。課題設定のためには、ロジカルとラテラルの2つの考え方を両方使いながら取り組む必要あり。

問題解決や改善を試みる上での入門書としては、かなり優れていると感じた。

具体例を用いながらの説明や、深入りし過ぎない実践的な各種スキルの提示が良かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月19日

課題とは現状とあるべき姿のギャップを把握した上で現状をあるべき姿にする為に為すべきこと。
問題とは課題の達成を阻む要因。
課題設定とは現状とあるべき姿を正確に把握し現状をあるべき姿のなることを阻む優先順位の高い問題を見極め現状をあるべき姿に近づける方法を考えること。
プロとは自ら考えて仕事をし付加価...続きを読む値を生み出せるもの。
期待を超えて成果を出すこと
良い課題設定をするためには、視座、視野、視点が必要。
仕事上の期待と自分への期待を明確にする。
目的=何のためにこの仕事をするのか
視点を鋭くするにはフレームワークを使う。なぜを繰り返す。
ミッシーは対立軸、数値分類、時系列手順分類、要素分類。
課題設定の要素=何を(現状とあるべき姿、目的とゴール)、どうやって(アプローチ、スケジュール、リスク前提条件)、誰が(体制と役割)

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Posted by ブクログ 2010年08月07日

課題と問題の違いがわかるか。ここはわかっていたのでOK。
今必要とされている人材は課題が設定できて問題解決できること。現在BBTで学んでいることをしっかり身につける。

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Posted by ブクログ 2010年05月06日

IBCS 清水久三子氏の作品

この本は、課題と問題の違いを定義し、課題設定を行うことによって、より将来的な問題を解決していくという道筋を示しているものです。

非常にわかりやすいです。

では、課題とはどのように定義されているかというと、

「現状」と「あるべき姿」のギャップを把握した上で、「現状...続きを読む」を「あるべき姿」になることを阻む優先順位の高い「問題」を見極め、「現状」を「あるべき姿」に近づける方法を考える事。

だそうです。わかりましたか?簡単です。今日の自分と5年後になっていたい自分を想像したときに、慣れない理由がたくさん出てきますよね。それが問題であり、その問題をどうやって解決していくかという方程式を導くことが課題というふうに定義しているようです。

わたしもプロジェクトで行き詰まっていたときに読み込んで、この本に書いてあるメソッドを色々利用させてもらいました。

こうやって、メソッドやフレームワークの活用というのが困ったときにこそ、強引に箱詰めすることで効果が見えてくるという事も分かりました。

あとは、いつものMECEだったりロジカルシンキングだったり、ラテラルシンキングだったりといったマッキンゼーメソッドのオンパレードなので、困ったときに使うぐらいで調度良いかと思います。

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Posted by ブクログ 2010年03月22日

課題設定というと遠い場所に磁石をおいてそれに引っ張られる、もしくは追いつくようなイメージ。
問題解決というと近い場所に迫り来るものをうまく押しのけて、整理して広げていくイメージ。
相手の立場のひとつ上の視座にたつってのは使える学び。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

著者は清水氏である。茶水卒でお手アパレループライスウォーターハウスーIBCS、
という感じのキャリア形成。しかし、顔写真まで出すとは、相当自らの容姿と内姿に
地震を持っているのだろう(笑)

内容は、昨今のビジネス書的なので至極簡単かつ明快、明瞭に記されていて、

1,課題設定のために「視座」を変え...続きを読むて、しっかりクライアントの問題を見ろって事
2.良いアウトプットには良質なインプットが必要
3.フレームワーク(右脳系・左脳系の両方)を知れ!そして使え!

以上の3つである。
(アウトプットもあるが、これは以上の結果論的かつ、ちょっと的外れなので)

全体を通して、なにも目新しい事はない。知識としては。
ただ、自分に問いかけ「パーフェクトに全部出来ているか?」と問われれば、
「残念ながら出来ていない」と言わざる得ない。。。

よって、知ると出来るの違いと難しさを改めて認知できた事は収穫として、
カウントしてもいいだろう(笑)ただ、それなりにやってますよ。

個人的には本書で一番のメッセージって、こういった課題設定力とか、問題解決とか
ではなく、

■相手の期待値を如何に超える事が大切か。そして上司・先輩もクライアント

の一文に尽きると思う。
一見、内向的な思考だが、要はクライアントって単純にお客様だけでなく、身の回り
全ての人に言えるって事。

こういった考えは、女性特有の考えでもある感じがするが、それには同感する。
相手の期待値を超える。これ、非常に重要である。

以上

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