清水久三子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
書籍のオビにあった『一瞬で相手に伝わり、「Yes」を引き出す』というフレーズが気になって手に取った一冊。
目的、ターゲット、メッセージ、構成、ビジュアル化のファイブステップでノウハウを説明していく流れになっているため、段階的に理解を深められると期待していたが、各チャプターの説明が冗長になりすぎていて、俯瞰的に内容を理解することが難しかった。
個々のチャプターに書かれていることが自分の仕事に役立ちそうであることは間違いないが、それは個別最適な構成になっているに留まっており、書籍全体を通してみると、中身を包括的に把握しようとしても、各チャプターがディープすぎて、思うように全体像をつかむことができなかったのが残念。
パワーポイント資料の作成に長けているのであれば、その点にもう少し配慮してもよかったのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレp29 まずはじっくり考え、紙に書く
p30 1.どんな行動をとってもらいたいのか
2.そのために何を理解してもらいたいのか
3.そのためにどのような状態にするべきか
p42 意思決定に働く「6つの心理」
1.「返報性」
2.「一貫性」
3.「社会的証明」
4.「好意」
5.「権威」
6.「希少性」
p49 「メッセージ」=「主張」×「根拠」・・・「Aだから(根拠)、Bすべきである(主張)」
p50 「5回以上のなぜ?に耐えうる」
p53 エンターテイメントは日本語訳では「おもてなし」
p93 わかりにくい資料の原因
情報の量が悪い、情報の量が多い、情報の加工が適切でない、効果が効果的でない
p104 考えが浅いほど文字量は多くなる
p158 ビジュアルエフェクトには・・・それぞれ「シンボル」として使う、「ガイド」として使う、「演出」として使うという3つの役割があります。
p176 資料作成においても構成の仕方やビジュアル化技術について地道にスキルを身につけていく必要があります。
p179 積極的に他の方が作った資料を見るようにするとよいと思います。
p184 目的をしっかりかくにんするのがレビュアーとして一番の責務になります。 -
Posted by ブクログ
著者は、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)でナレッジ部門のリーダーを務める清水久三子氏。本書は、著者がこれまでのコンサルティングの経験から導き出した、ビジネスパーソンのための学習方法を惜しみなく伝授したもの。
本書は、チャイルドエデュケーションとアダルトラーニングの違いを指摘するところから始まり、ことアダルトラーニングには、仕事でバリューを出せるという目的があることを説明する。
さらに学びには、①概念の理解 ②具体の理解 ③体系の理解 ④本質の理解 という四つの段階があり、多くの人は①、②の段階で満足し学ぶことを止めてしまうが、そこで継続することで、バリューを生み出すレベル(③、④ステップ)に達すると述べている。
以下、ポイントを引用。
⑴ 学びを成功させるコツ
・キャリアマネジメントと直結させる(キャリアビジョンから「何を学ぶか」を逆算)
・学びをオープンにする(闇練はしない。学びを宣言すると、情報や機会が舞い込む)
・全体を把握してから各論に入る(詳細については知らなくても、その領域の全体像を理解しておけば、何かしら仮説を述べられる)
・アウトプットする(どれだけアウトプットの場を自分で設けることができるかが鍵)
⑵ 最速で効率よくキャッチアップするコツ
以下三つのツールの活用+「多読」+「人から盗む」
A:情報マップ(PowerPointやExcelを用いて、学ぶ対象や領域がどんなものか、書籍を中心とした全体把握の地図を作る)
B:学習ロードマップ(インプット、アウトプット(理解深耕、実践)のスケジュールを作る)
C:ラーニングジャーナル(ブログで学習日誌を作る。日々のアウトプットを盛り込む。半年ごとに「オススメ書籍ベスト3」など)
・インプットの基本は多読。書籍は「カテゴリーをまとめ買い」
・実践後は、何をしたか、どうだったか、反省、次にどうするか、をExcelに2行程度にまとめ、ラーニングジャーナルにアップ
⑶ さらにバリューを生むレベルに引き上げるためには
・これまでの学習成果や経験から学んだことを「チャート」に落とし込み、要するに何が重要なのかという「本質」を抽出する
・具体的作業としては、「PowerPointで自分だけのオリジナルチャート作成する」こと。ネタ元はラーニングジャーナル
・因数分解によって本質をまとめる
・・・・・・・・・・・・・
これまで「コンサルタントとしての引き出しを増やさなきゃ」と思うあまり、同僚の読んでいる本を見て「あれも読んでいない」と焦ることが多くあった。
しかし、自分が望むキャリアを見据えて学びの全体像を描き、計画的に学びに取りかかることで、自分にとって真に必要な知識を最短かつ自らのペースで獲得できる。
さらに、ビジネスパーソンの学びは「永く楽しみながら行う」ことも基本であり、そのためにはブログや各種ツールを独自のセンスで作成し、都度バージョンアップし続けることも肝要であると感じた。 -
Posted by ブクログ
アダルトラーニングとチャイルドエデュケーションは別の物。ビジネスパーソンがバリューを出せるレベルを4つにわけ、キャリアマネジメントと学びを直結させるための方法を具体的に説明。
著者は清水久三子さん、前回、前々回と読んだ本がとっても良かったので3冊目です。順序的にはこれが最初に書かれた本のようですが最後に読みました。
この本は社会人が学ぶために必要な事は何か、どうして挫折しちゃうのか、どうやって学んでいくとよいのか、系統立てて説明してあってわかりやすく、実行もしやすいところがGood!
特に「情報マップ」で学習領域の全体を把握する、「ラーニングジャーナル」でアウトプットを整理する、その手段としてブログを使う、というのはすぐにでも実践できそうだし、効果が出そうです。
また、本質を因数分解によって導き出す、本質を理解する、これがゴールだという点、そして学ぶということは複利効果があって「学ぶ」という行為自体の勘所がよくなる、という話にも納得。
確かに、この人ちゃんとわかってる、プロの力を持ってるな。。と傍から見て思える人ってこれができてるんですねーなるほど。
ここをゴールにして、何を学ぶか目的を設定して学ぶ事が大事という事が腑におちました。
この方の本を最初に読んだのは「資料作成力」の本で、どうやって人に伝えればよく伝わるのか、いいプレゼンテーションってどういう事か?について色々本を読んでいる時に購入した本。
その時にはまだこの「学び力」の本は読んでいなかったのですが、結果的に情報マップ的なものを作成し、それを勉強会でアウトプットした、という、この「学び力」で進めていた方法を実行していたのでした。
そして、確かにそれはプレゼンテーションや資料の作成とはこういう事である、という自分なりの解釈を掴む事に役立ちました。
手当たり次第にインプットするのではなく効率的に学んでいくにはどうしたらいいか、色々な場面で応用できるので一読の価値あり、です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ課題とは現状とあるべき姿のギャップを把握した上で現状をあるべき姿にする為に為すべきこと。
問題とは課題の達成を阻む要因。
課題設定とは現状とあるべき姿を正確に把握し現状をあるべき姿のなることを阻む優先順位の高い問題を見極め現状をあるべき姿に近づける方法を考えること。
プロとは自ら考えて仕事をし付加価値を生み出せるもの。
期待を超えて成果を出すこと
良い課題設定をするためには、視座、視野、視点が必要。
仕事上の期待と自分への期待を明確にする。
目的=何のためにこの仕事をするのか
視点を鋭くするにはフレームワークを使う。なぜを繰り返す。
ミッシーは対立軸、数値分類、時系列手順分類、要素分類。
課題設定の要素=何を(現状とあるべき姿、目的とゴール)、どうやって(アプローチ、スケジュール、リスク前提条件)、誰が(体制と役割) -
Posted by ブクログ
IBCS 清水久三子氏の作品
この本は、課題と問題の違いを定義し、課題設定を行うことによって、より将来的な問題を解決していくという道筋を示しているものです。
非常にわかりやすいです。
では、課題とはどのように定義されているかというと、
「現状」と「あるべき姿」のギャップを把握した上で、「現状」を「あるべき姿」になることを阻む優先順位の高い「問題」を見極め、「現状」を「あるべき姿」に近づける方法を考える事。
だそうです。わかりましたか?簡単です。今日の自分と5年後になっていたい自分を想像したときに、慣れない理由がたくさん出てきますよね。それが問題であり、その問題をどうやって解決していくかという方程式を導くことが課題というふうに定義しているようです。
わたしもプロジェクトで行き詰まっていたときに読み込んで、この本に書いてあるメソッドを色々利用させてもらいました。
こうやって、メソッドやフレームワークの活用というのが困ったときにこそ、強引に箱詰めすることで効果が見えてくるという事も分かりました。
あとは、いつものMECEだったりロジカルシンキングだったり、ラテラルシンキングだったりといったマッキンゼーメソッドのオンパレードなので、困ったときに使うぐらいで調度良いかと思います。 -
Posted by ブクログ
著者は清水氏である。茶水卒でお手アパレループライスウォーターハウスーIBCS、
という感じのキャリア形成。しかし、顔写真まで出すとは、相当自らの容姿と内姿に
地震を持っているのだろう(笑)
内容は、昨今のビジネス書的なので至極簡単かつ明快、明瞭に記されていて、
1,課題設定のために「視座」を変えて、しっかりクライアントの問題を見ろって事
2.良いアウトプットには良質なインプットが必要
3.フレームワーク(右脳系・左脳系の両方)を知れ!そして使え!
以上の3つである。
(アウトプットもあるが、これは以上の結果論的かつ、ちょっと的外れなので)
全体を通して、なにも目新しい事はない。知識としては。
ただ、自分に問いかけ「パーフェクトに全部出来ているか?」と問われれば、
「残念ながら出来ていない」と言わざる得ない。。。
よって、知ると出来るの違いと難しさを改めて認知できた事は収穫として、
カウントしてもいいだろう(笑)ただ、それなりにやってますよ。
個人的には本書で一番のメッセージって、こういった課題設定力とか、問題解決とか
ではなく、
■相手の期待値を如何に超える事が大切か。そして上司・先輩もクライアント
の一文に尽きると思う。
一見、内向的な思考だが、要はクライアントって単純にお客様だけでなく、身の回り
全ての人に言えるって事。
こういった考えは、女性特有の考えでもある感じがするが、それには同感する。
相手の期待値を超える。これ、非常に重要である。
以上