清水久三子のレビュー一覧
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ネタバレ「あれこれと頑張っているけれど、結局、私って中途半端なのでは?」
仕事、趣味、そのほかの活動、ブログやFacebookの投稿などなど、結構、いろいろとしているけれど、どれも特にずば抜けているものはないし、会社を辞めて独立して食べていけるようなものもないしと、思ったことがありました。
学習したことや、経験したことを、何か一つ、きちっとした形にしないといけない時期なのかもしれない。
そんなふうにも考えて、でも、何をどうしてよいのやら分からず、「とりあえず、参考になりそうな本でも読もう」と思って手に取ったのが『一流の学び方』(清水久三子著、東洋経済新報社)という本でした。
この本は、知識やスキルを稼 -
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「良質なインプットなくして、良質なアウトプットなし」という言葉が印象的。
相手の話を聞く基本的なコツは、
相手と自分のペースを合わせるペーシング、相手の言ったことを繰り返したり、要約するバックトラッキグを行う。その後に、望むべき情報を得るために、話題転換をするヴァリテーションを行う。
例えば、黒柳徹子のような「そうなのですってね。○○というのは本当にすごいことですね。そういえば・・・」という会話が望ましい。
又、相手の話を聴く場は、単なる情報収集の場ではなく、仮説を検証する場。必ず、事前に仮説を立てて臨むようにする。
仮説を立てるのには、ロジックツリー(原因分析、課題解決)を作成するのが -
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ネタバレビジネスの成否を決めるのは、
プレゼンなどのアウトプット系スキルや、
分析などのプロセッシング系スキルではない。
それらよりも上流に位置する「聞く」スキルである。
良質なインプットができなければ、
その後工程の分析もプレゼンも、まずいものになるからだ。
しかも、グーグルで検索するのと違い、
人に話を「聞く」という行為は、
「聞き方」によって得られる情報に天地ほどの差が出る。
本書では「聞く」プロフェッショナルであるコンサルタント達が駆使する
プロファイリングやバックトラッキングなど
超実践的な「聞き方」ノウハウを一挙公開する!
本書では、「聞く」力を
「聞く(Hearing)」:相手が話 -
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「人を動かす」
このコトバに反感を覚えるのは私だけだろうか?
正直に言うと
「人を動かしたい」
という欲求はある。
欲求だけではなく、
改善・改革プロジェクトなど、
人に動いてもらうことが必要なことも多々ある。
しかし私は
「人を動かす」
なんて考えている人についていくのは嫌だ。
内発的動機付けの理論でも、自己決定感は大切だ。
だから、かの有名な
カーネギー『人を動かす』
も積読状態だ。
この本のタイトルはさらに挑発的だ。
「フレームワークで」
心とか人間力とかではなく、ツールで人を動かすなんて。
しかしタイトルをよく見ると
「人は動く」
とある。
「動かす」ではなく「動く」
動か -
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書籍のオビにあった『一瞬で相手に伝わり、「Yes」を引き出す』というフレーズが気になって手に取った一冊。
目的、ターゲット、メッセージ、構成、ビジュアル化のファイブステップでノウハウを説明していく流れになっているため、段階的に理解を深められると期待していたが、各チャプターの説明が冗長になりすぎていて、俯瞰的に内容を理解することが難しかった。
個々のチャプターに書かれていることが自分の仕事に役立ちそうであることは間違いないが、それは個別最適な構成になっているに留まっており、書籍全体を通してみると、中身を包括的に把握しようとしても、各チャプターがディープすぎて、思うように全体像をつかむことがで -
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著者は、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)でナレッジ部門のリーダーを務める清水久三子氏。本書は、著者がこれまでのコンサルティングの経験から導き出した、ビジネスパーソンのための学習方法を惜しみなく伝授したもの。
本書は、チャイルドエデュケーションとアダルトラーニングの違いを指摘するところから始まり、ことアダルトラーニングには、仕事でバリューを出せるという目的があることを説明する。
さらに学びには、①概念の理解 ②具体の理解 ③体系の理解 ④本質の理解 という四つの段階があり、多くの人は①、②の段階で満足し学ぶことを止めてしまうが、そこで継続することで、バリューを生み出すレベル -
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アダルトラーニングとチャイルドエデュケーションは別の物。ビジネスパーソンがバリューを出せるレベルを4つにわけ、キャリアマネジメントと学びを直結させるための方法を具体的に説明。
著者は清水久三子さん、前回、前々回と読んだ本がとっても良かったので3冊目です。順序的にはこれが最初に書かれた本のようですが最後に読みました。
この本は社会人が学ぶために必要な事は何か、どうして挫折しちゃうのか、どうやって学んでいくとよいのか、系統立てて説明してあってわかりやすく、実行もしやすいところがGood!
特に「情報マップ」で学習領域の全体を把握する、「ラーニングジャーナル」でアウトプットを整理する、その手段と